2013年11月 1日 (金)

【No.78】臨床実習頑張っています!!

こんにちは、西田です。

今回は、3年生の学外における臨床実習についてレポートします。

 

 

本題に入る前に、まず、理学療法学科の学外臨床実習について解説します。

理学療法士になるためには、養成校である一定のカリキュラムを修了し国家試験の受験資格を得なければなりません。

そのカリキュラムの中で、重要な科目の1つに臨床実習があります。

本学では、3年生の秋セメスターに4週間の学外臨床実習を2施設、4年生の春セメスターに7週間の学外臨床実習を2施設、合計4施設で長期臨床実習を行います。

実習地は、病院や診療所、小児施設や介護老人保健施設、福祉施設など、様々な領域の施設にご協力をいただいています。

 

 

3年生が行っている現在の実習は、臨床実習Ⅰにあたり、内容は主に理学療法評価の実践と評価結果の統合と解釈を重点的に指導いただいております。

学生さんは、真剣にそして真摯に実習に取り組んでいます。

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実際に学生が評価している様子です。

 

 

臨床実習の先生方も自分たちの後輩を育てるために、温かく、時には厳しく指導してくださっています。

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実習指導の先生方と一緒に(右がスーパーバイザーの稲葉先生、左がケースバイザーの高橋先生、真ん中が学生の佐藤君です)

 

 

学生も間近で理学療法の実践を体感することができ、今までのイメージがさらに具体化していき、理学療法士の卵としても人としても大きく成長する機会となります。

自分の理学療法士像をイメージしながら、日々の努力を怠らず、目の前の患者さんのために精進してください。

 

3年生の皆さんが笑顔で大学に戻ってくることを楽しみにしています。

頑張れ!!

2013年10月29日 (火)

【No.077】学生レポート:4年生(7期生)編その2

こんにちは。理学療法学科4年伊藤安耶です。

 

4年生は、11月2日に行われる聖灯祭の準備、11月14日に発表がある卒業研究、来年2月末にある国家試験の勉強に一生懸命取り組んでいます。

 

そんな日常生活の様子を簡単にお伝えしたいと思います。

 

まず、卒業研究に取り組んでいる様子をお伝えします。

写真1は、スパイロメーターでデーターを測定している様子です。

スパイロメーターとは、肺活量などから肺機能を検査する機器です。測定した結果から得られたものを学生や先生の前で発表します。

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(写真1:スパイロメーターで測定している様子)

 

 

次に、国家試験に向けた勉強の様子です。

国家試験の勉強では、4~5人に分かれた7つのグループを形成しています。

それぞれのグループで目標をつくり、勉強の進め方などを計画しました。

グループによって異なりますが、授業がない時間は演習室にグループで集まって勉強をしています。

 

卒業研究の抄録提出、発表準備と忙しい11月ですが、全員合格に向けて頑張っていきます。

 

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(写真2:グループで勉強している様子)

 

 

先日、卒業アルバムの個人写真を撮影ました。ディズニーの人形や聴診器など、それぞれ好きなものを持って撮影しました。卒業アルバムの完成が楽しみです。

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(写真3:個人撮影を撮影している様子)

 

 

最後に11月2日(土曜日)「聖灯祭」があります。

 

理学療法学科の2年生と4年生でチョコバナナとバナナシェイクを販売します。

是非、皆さん、どうぞ、お越しください!!

2013年10月25日 (金)

【No.076】2013年度臨床実習教育セミナーを開催しました!

急に朝晩が寒くなり、天候が安定しない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

理学療法学科・根地嶋です。

 

10月19日、本学にて、臨床実習教育セミナーを開催しました。

このセミナーは、臨床実習をより良い実習にすべく、実習施設リハ関連職種の皆様を対象に、毎年開催しています。

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(学科長あいさつ)

 

今回は「臨床実習におけるクリニカルクラークシップによる実習指導について」をテーマとし、クリニカルクラークシップ研究会理事である松山太士先生(八千代病院総合リハビリテーションセンター課長)よりご講演いただきました。また、本学教員の矢倉より福岡における実践事例報告を行いました。

 

 

松山先生の講演では、これまでの臨床実習の課題を提示いただき、これからの臨床実習への取り組みを基礎から実践について、新たな試みを含め解説いただきました。

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(多くの施設から参加いただきました)

 

なるほど、こう考えこう取り組むのか、というように目から鱗が落ちる内容で、実習生とリハスタッフ、患者さんとが、三方良しの関係をつくれる実習形態である可能性を感じました。

 

現在、理学療法学科では新カリキュラムに伴い臨床実習改定および実施する取り組みをしています。

このようなセミナーをはじめ、実習施設スタッフの皆様からのご意見に耳を傾けつつ、より良い実習になるよう教員一同、取り組んで参ります。

2013年10月18日 (金)

【No.075】第48回日本理学療法士協会全国学術研修大会が開催されました。

こんにちは!! 理学療法学科教員の金原です。

 

10月4・5日に、第48回日本理学療法士協会全国学術研修大会が盛会に開催されました。

この研修大会は、全国から理学療法士が集い、各領域でご活躍されている先生より、講演やセミナーをしていただきました。

この準備には、靜岡県の理学療法士が一丸となって取り組み、開催に至っています。

 

研修大会の参加者は、おおよそ3000名近くになったのでしょうか?

本研修大会は、とても多くの先生方にご教示いただきました。どのセミナーも大変充実したものとなりました。

 

さて、研修大会参加者には、聖隷クリストファー大学の卒業生や学部生が大勢参加していました。大会中、友人や先輩後輩との久しぶりに再会したと思います。皆さん、いかがでしたか?

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私は、多くの卒業生に会うことができました。皆さん、とても成長していて、驚きの連続でした。お声をかけて頂いた卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。

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学部生はといいますと、皆さん自分の興味のある領域へ足を運び真剣に講師のセミナーを聴講していました。

学部生の表情から、近い将来、本研修大会に参加されていた頼もしい卒業生になる日も近いと実感いたしました。

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金原一宏

2013年9月26日 (木)

【No.074】国際理学療法学会アジア西太平洋学会とアジア理学療法学会参加報告

こんにちは

理学療法学科の矢倉千昭です。

 

 

2013年9月5日から9日まで、台湾の台中で、

国際理学療法学会アジア西太平洋学会とアジア理学療法学会の合同学会 

(WCPT-AWP & ACPT Congress 2013 in Taiwanが開催され、

私も学会発表してきました!

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写真を撮るのを忘れましたが、

当大学大学院リハビリテーション科学研究科

理学療法開発学、生体機能理学療法解析学の院生たちも発表しています。

国際学会も積極的に発表しているようです。

 

将来の活躍が楽しみですね!

 

 

学会発表後、三国志で有名な関羽を祭ってある台中のお寺へ連れていかれ、

確か関羽は「商売の神さま」だったような……、

私には縁がないと思いつつも行ってみると屋根の上に大きい関羽像が!?

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国が変わるとお寺の雰囲気も違うようです。

 

 

 

帰国して週末には島根へ

私が専門学校PT教員になって初めて担任した教え子たちの同窓会に参加!

懐かしく、楽しい時間をありがとうございました。

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【No.073】学生レポート:4年生(7期生)編

(今回は、就職活動や卒業研究にいそしんでいる4年生からレポートしてもらいます。)

 

 

こんにちは。理学療法学科4年の中村です。

 

朝夕に肌寒さを覚える季節となり、学生は夏季休暇中も残りわずかとなりました。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

 

4年生は夏季休暇中も、就職活動や卒業研究などを行っているため、ほとんど毎日大学にいるという人もいます。

 

今日は、その中から卒業研究の様子を一部ご報告させていただきます。

 

聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部 理学療法学科では、3年生の時にゼミが決まります。

ゼミでは、先生一人に対して4~5人の学生がつき、卒業研究を進めていきます。

疑問に思ったことや興味のあることなどを題材に、一人一つ研究のテーマを決め、計画を立てていきます。計画をもとに、被験者(主に聖隷の学生)を集めてデータ測定を行い、測定結果を踏まえて論文を書きます。

 

夏季休暇中は、卒業研究の計画を立てたり、データを測定したりしています。データを測定するときには、同じゼミ生が協力をして行うこともあります。

実際に私のゼミでも、協力して卒業研究を進めています。

 

 

同じゼミ生の卒業研究の様子・・・

 

投球動作について研究しよう!と思い、計画を立ててきました。

実際に三次元解析装置というもの(CGを作る際に使われる機械)を使用して、被験者の投球動作をパソコンに取り込みます。

被験者の身体に反射マーカーというものを付けて、何台ものカメラで撮影します。カメラが読み取ったデータがパソコンに送られ、映像として映し出されます。

 

この装置を使うことによって、どの動きをしているときに関節がどのくらい曲がっているのか、どのくらいの速さで動いているのかなど、三次元での身体の動きをみることができます。

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(写真1:三次元解析装置を使用してデータ測定を行っている様子)

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(写真2:測定したデータを解析している様子)

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(写真3:パソコン上に映し出されている映像)

 

 

このように、4年生は今、11月に行われる卒業研究発表会に向けて卒業研究を行っています。

 

研究の進め方や機械の使い方など分からないことが多く、戸惑うこともありますが、先生に質問したり、ゼミ生に相談したりして、少しずつ卒業研究を進めています。

 

長かったような、短かったような大学生活も残り半年となりました。

悔いが残らないように、何事にも一生懸命取り組んでいきたいと思います!

2013年9月25日 (水)

【No.072】第14回日本早期認知症学会大会の開催

こんにちは。理学療法学科教員の吉本です。

 

今回は、9月21日(土)・22日(日)に浜松市福祉交流センターで開催されました第14回日本早期認知症学会大会へスタッフとして参加しましたので報告します(写真1)。

 

大会の目的は、早期認知症の診断・治療および予防に関する研究と実践の成果を報告し、認知症治療に関わる専門家同士が切磋琢磨する場を提供することです。特別講演では、国内はもちろんのこと、国外でも活躍されている著名な先生方をお招きし、認知症の早期発見および早期治療の重要性についてお話を伺うことが出来ました(写真2.3)。会場は「満員御礼」、立ち見がでるほどの盛況ぶりでした。

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写真1.晴天に恵まれた会場前の様子

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写真2.レビー小体型認知症の発見者、小坂憲司先生

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写真3.長谷川式簡易知能スケールの考案者、長谷川和夫先生

本大会の運営は、半分以上が学会未経験者で構成されており、本学からは教員と優秀な学生がボランティアとして参加してくれました。学生達の活躍は、学会参加者からも絶賛されるほど素晴らしい働きぶりでした(写真4~7)。皆さんの協力なくして学会運営は困難でした。ご協力いただき本当にありがとうございました。

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写真4.第一会場は彼らにお任せ、山口さんと増田君

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写真5.PC原稿を確認する伊藤さんとPCで遊ぶ小河さん

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写真6.舞台裏のチームワークは抜群、大城副大会長と愉快な仲間たち

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写真7.月9『SUMMER NUDE』で三角関係、小芝居をする佐藤さん、梁川さんと高P

また、本大会では金原先生の指導(大城先生のプレッシャー?)のもと、金原ゼミの学生が初の学会発表を経験しました。皆さん、日頃の研究の成果をしっかり報告できましたか。発表は緊張したと思いますが、色々な先生と交流・意見交換を行い、理学療法士として大きく成長していってくださいね(写真8~11)。

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写真8.『笑い』の研究は患者を救う、発表者の上杉さん

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写真9.昨日は寝ていません、金原運営委員長とゼミ生

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写真10.学生の発表にニヤニヤする座長の根地嶋先生と山口君

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写真11.夢の共演、悪ふざけする演者の森下さんと座長の矢部さん

 

最後に大変お忙しい中、本大会にご参加いただきました静岡県知事の川勝知事、浜松市長の鈴木市長をはじめ、多くの学会参加者の方々にお礼を申し上げます(写真12・13)。

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写真12.浜松市のゆるキャラ『出世大名 家康くん』も参加

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写真13.志村大会長と運営スタッフ一同『本当にありがとうございました』

2013年9月20日 (金)

【No.071】シンガポール学生交流大成功!(ご報告)

理学療法学科 国際交流委員の前野です。

 

先日9月6日から15日までシンガポールナンヤン理工学院との学生交流が行われました。本学からは今年度、総勢20名の学生がシンガポールへ向かいましたが、そのうち理学療法学科は7名ともっとも多くの学生が参加しました。

 

私は、セントレアにて見送り組でしたが、当日午前中に行ってみると、海外旅行未経験の学生もちらほら見られ、どの顔も緊張した面持ちで、手荷物チェックを受けていました。

今年度は、国際医療福祉大学と合同での交流となり、内心私もどうなるかドキドキしながら見送りました。

思わずデッキから手を振ったときの写真です。もうほとんど親心・ははごころでした。

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飛び立つ瞬間はちょっとだけ涙が出そうになりました。

 

ですが!

いったんシンガポールについてしまえば、不安なぞどこ吹く風、という写真がホストファミリーとの対面後の1枚です。

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「ちょっとだけ不安。でも大丈夫かもー」という笑顔ですね。

それが、1日たつと、

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Chinatownでこの笑顔!

笑顔がどんどん増えてきましたね。

 

研修が最終日ともなれば、

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みてください、Farewell partyでのこの余裕と笑顔の表情!!

Making a V-sign& good Job!!

今回は一人の体調不良もなく、無事に元気で帰ってきてくれました。

 

 

海外は言葉が通じないし、だいいち英語が苦手だし、というみなさん。全然大丈夫ですよ。

彼らがそれを証明しています。

 

 

来年の3月には、今度はシンガポールからNYPの学生がやってきます。彼らも同じような心持ちで日本へやってきます。少しでも不安を取り除いてあげれるようにもてなせればよいですね。

 

O-MO-TE-NA-SHI

 Omotenashi(合掌)

 

大丈夫!シンガポール学生交流を経験した君達ならできる!

2013年9月 4日 (水)

【No.070】教員の夏季休暇

こんにちは、教員の有薗です。

夏季休暇で地元の福岡に帰郷しました。

 

そこで、娘の夏休みの社会科の自由研究で、長崎の原爆資料館に行きました。

大学生時代は原爆資料館の近くに住んでいて、非常に懐かしい景色でした。

 

8月中旬と非常に暑い中、原爆資料館と平和公園を見学しました。

 

原爆資料館の中は比較的涼しく、見学者の中には外国人も多かったのが印象的でした。

原爆が落ちた後の長崎の写真は、目をそむけてしまう状況でした。

 

小5の娘も怖がって、目をそらしてしまうばかりでした。

辛い写真でしたが、しっかり、心に残ったかもしれません。

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私は長崎大学を卒業後、長崎市内の病院に勤務していました。

その頃の患者さんから、原爆に被災した状況や生活などをよく聞いていました。

その状況が原爆資料館に展示してある写真を同じ状況でした。

やはり、このことは子供にも伝えないといけないと感じました。

 

ちなみに長崎在職時に、関東大震災に被災し、その後長崎で原爆に被災した患者さんがいました。

関東大震災にちなんだ流行歌を教えてくれました。

社会の歴史に出てくる関東大震災をリアルタイムで経験した人に出会えてことは驚きました。

 

少し、思い出話に脱線してしまいましたが、長崎は非常に暑く、相変わらず、坂だらけの街でした。

 

最後に中華街で皿うどんの太麺を食べました。

皆さんがよく食べる皿うどんは細麺ですが、太麺の場合は、上にかかっている具材は餡かけではありません。これも非常においしいです。(写真はありませんが、、、、)

長崎に行った際には太麺の皿うどんをご賞味してみて下さい。

2013年8月26日 (月)

【No.069】8月2度目のオープンキャンパスを行いました

こんにちは。教員の大町です。

 

先週の土曜日、

8月24日はオープンキャンパスの日でした。

夏休み中ということで、参加者も多く、

生徒さんだけでなく、

ご両親そろって参加されている方も

多くみられました。

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(教室は高校生、保護者の皆様でいっぱいになりました)

 

当日のオープンキャンパスは

・学部の全体説明、入試説明、

・リハビリテーション職種(PT・OT・ST)の役割と連携の実際

・それぞれの学科の体験授業、

・懇談と個別相談

・実習室見学

というプログラム内容で行いました。

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(個別相談では在学生、教員と直接お話しができます.今回も多くの来場がありました)

 

 

理学療法学科では

「ストレッチングを科学して体験しよう!!」という

模擬授業を金原先生が担当されました。

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(模擬授業を担当した金原先生と学生たち)

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科学的根拠に基づいたストレッチをみんなで体験しました)

 

 

また、3号館1階では、

・治療室で物理療法機器の展示と体験

・機能訓練室で重心動揺計の紹介

・多目的実習室で懇談と個別相談

を行いました。

 

新しい試みとして

3号館の入り口でカフェがオープンしていました。

とても大盛況でした。

 

オープンキャンパスに参加された受験生の皆さん、

いかがでしたでしょうか。

 

夏休みが終わると

本格的な入試のシーズンになります。

 

次の大きなイベントは

11月2日(土)の聖灯祭(大学祭)となります。

都合が合うようでしたら、

受験勉強の息抜きと

さらなるモチベーションアップに

大学に遊びに来てくださいね。