【No.073】学生レポート:4年生(7期生)編
(今回は、就職活動や卒業研究にいそしんでいる4年生からレポートしてもらいます。)
こんにちは。理学療法学科4年の中村です。
朝夕に肌寒さを覚える季節となり、学生は夏季休暇中も残りわずかとなりました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
4年生は夏季休暇中も、就職活動や卒業研究などを行っているため、ほとんど毎日大学にいるという人もいます。
今日は、その中から卒業研究の様子を一部ご報告させていただきます。
聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部 理学療法学科では、3年生の時にゼミが決まります。
ゼミでは、先生一人に対して4~5人の学生がつき、卒業研究を進めていきます。
疑問に思ったことや興味のあることなどを題材に、一人一つ研究のテーマを決め、計画を立てていきます。計画をもとに、被験者(主に聖隷の学生)を集めてデータ測定を行い、測定結果を踏まえて論文を書きます。
夏季休暇中は、卒業研究の計画を立てたり、データを測定したりしています。データを測定するときには、同じゼミ生が協力をして行うこともあります。
実際に私のゼミでも、協力して卒業研究を進めています。
同じゼミ生の卒業研究の様子・・・
投球動作について研究しよう!と思い、計画を立ててきました。
実際に三次元解析装置というもの(CGを作る際に使われる機械)を使用して、被験者の投球動作をパソコンに取り込みます。
被験者の身体に反射マーカーというものを付けて、何台ものカメラで撮影します。カメラが読み取ったデータがパソコンに送られ、映像として映し出されます。
この装置を使うことによって、どの動きをしているときに関節がどのくらい曲がっているのか、どのくらいの速さで動いているのかなど、三次元での身体の動きをみることができます。
(写真1:三次元解析装置を使用してデータ測定を行っている様子)
(写真2:測定したデータを解析している様子)
(写真3:パソコン上に映し出されている映像)
このように、4年生は今、11月に行われる卒業研究発表会に向けて卒業研究を行っています。
研究の進め方や機械の使い方など分からないことが多く、戸惑うこともありますが、先生に質問したり、ゼミ生に相談したりして、少しずつ卒業研究を進めています。
長かったような、短かったような大学生活も残り半年となりました。
悔いが残らないように、何事にも一生懸命取り組んでいきたいと思います!