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2017年4月

2017年4月29日 (土)

【No.288】学内レポート No.1 ~臨床理学療法実習Ⅴ期:実習地訪問に行ってきました~

 こんにちは、矢部です。

現在4年生は、6週間の長期実習中です。

4月24日、私は聖隷佐倉市民病院へ実習地訪問に行ってきました。

 

今年度は、

本学卒業生(5期生)の池田先生にご指導いただいております。

 

聖隷佐倉市民病院には、7期生の山口先生、

10期生の三嶽先生が勤務しており、

卒業生が、実習生を温かく指導して下さっています。

 

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左から山口先生、池田先生、矢部、

そして実習生(11期生)の中馬君

 

実習生の中馬君、色々なことに悩みながらも、

充実した実習をさせて頂いているようです。

この長期実習は決して楽なものではありませんが、

臨床現場で学べることは、非常に有意義な時間となります。

聖隷クリストファー大学の先輩から後輩への指導の流れがあるのは、

非常に嬉しいですね。

中馬君、引き続き頑張って!

池田先生、ご指導よろしくお願いします!

 

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昨年は実習生だった三嶽先生。

新入職員として、元気に働いていました。

 

また今回の実習地訪問では、

リハビリテーション科の勉強会として、

私からセラピストの皆様に、情報提供をさせて頂きました。

テーマは

「理学療法士の臨床と研究:腎臓リハビリテーションを中心に」です。

 

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勉強会の様子

 

聖隷佐倉市民病院には透析患者さんが多く、

また外来血液透析患者さんに対しても、

積極的に理学療法士が関わっています。

透析患者さんに対するリハビリテーションに関して、

先進的に取り組まれている病院です。

 

勉強会では、透析患者さんに対するリハビリテーションに関して、

私から最近の知見に関する情報提供させて頂くと同時に、

透析患者さんへのリハビリテーションに関する

様々な意見交換ができました。

患者さんへより良いリハビリテーションを提供するために、

ぜひ今後も様々な検討を重ねたいですね。

 

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勉強会後の意見交換。

様々なご意見を頂けました。

 

実習生の皆さんは、残りの実習もぜひ頑張って下さいね!

教員一同、また卒業生の先輩一同、皆さんの実習を応援しています!

 

矢部広樹

2017年4月28日 (金)

【No.287】教員レポート No.2 ~血液浄化技術学会で講演してきました~

こんにちは、矢部です。

4月23日~24日に開催された、血液浄化技術学会に参加してきました。

 

会場は東京ビックサイト。

田舎者の私は、都会に出るとワクワクしてしまいます。

 

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ゆりかもめから、レインボーブリッジとフジテレビを望む

 

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会場の東京ビックサイト

 

今回の学会は、臨床工学技士さんが主となる学会で、

特に血液透析患者さんに対する最新の治療方法に関して検討されます。

その他、医師や看護師も参加しています。

 

今回私は、

「近未来型、究極の透析環境を模索する」というワークショップの中で、

「透析患者の運動療法 最新の知見と近未来的展望」

というテーマで講演をしてきました。

 

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講演の会場 

外観と同様、ビックサイトの内装も三角が意識されていますね。

 

近年、血液透析患者さんに対する運動療法が広まっており、

理学療法士への期待も非常に高まっています。

学会では、多くの臨床工学技士さんや看護師の方から、

理学療法士が重要で、臨床で必要との声を頂きました。

 

血液透析患者さんに対するリハビリテーションは、

理学療法の中ではあまり一般的ではありませんが、

多くの透析施設で必要とされているのは確かです。

今後、もっと理学療法士が透析治療に貢献できるといいですね。

 

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学会で顔なじみの臨床工学技士の若山さん(左)、医師の張先生(中)。

臨床や研究の意見交換を行いました。

 

本学会で特徴的だったのが、東南アジアの国々の透析治療を、

学会を挙げてサポートしているという点です。

日本の血液透析技術は世界最先端であり、

日本の知識や技術を透析後進国へ伝えることで、国際貢献しているようです。

また、東南アジアではリハビリテーションのニーズもあるとのことでした。

理学療法も、今後国際化が進むといいですね。

 

医療の世界の中で、

理学療法の更なる可能性を感じることができた学会でした。

今後も頑張ります。

 

矢部広樹

2017年4月27日 (木)

【No.286】教員レポート No.1 ~新任のご挨拶~

はじめまして! 

4月よりリハビリテーション学部

理学療法学科へ着任しました俵祐一と申します。

 

昨年度までは長崎大学医学部保健学科で同じく教員をしておりましたが、

本学は学内もとても活気があり、

校舎も大きくて綺麗でとても過ごしやすい雰囲気があり、

これからここで教育や研究を頑張っていこうと

改めて気合が入っております。

 

 

私は理学療法士になって20年が経ちましたが、その間

本学の隣にあります聖隷三方原病院で12年間、

そしてその他の施設でも主に呼吸循環系の内部障害の患者様に対する

リハビリテーション業務に携わってきました。

それらで培った知識や技術、さらには医療人としての心構えなどを

学生のみなさんに全力で伝えていこうと思っております。

 

教員としてのキャリアはまだまだ未熟ですが、

学生の皆さんとともにさらに成長していきたいと思います。

学内で(学外でも)見かけましたら遠慮なく

声をかけてもらえたら嬉しいです!

 

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これからもどうぞよろしくお願い致します。

2017年4月26日 (水)

【No.285】1年生レポート No.2 ~新入生セミナー~

こんにちは、理学療法学科1年の髙栁光希と箱田和可奈です。

4月21日、新入生セミナーがありました。

 

 

朝、礼拝から始まり、

その後みんなでバスに乗って雄踏体育館に向かいました。

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学科ごとのリクリエーションで私たちPT学科は、

新聞紙リレーと手繋ぎ鬼を行いました。

 

新聞紙リレーでは、各チームが協力し合うことができ、

結束力が高まったと思います。

 

手繋ぎ鬼は3回戦行い、久しぶりの運動に汗が凄かったです(笑)

 

そして、リハ学部全体で各学科混合のふれあいランチや脱出ゲームで

他の学科の人たちとも多くの交流ができました!

 

学科対抗の長縄跳びは人数も多くなかなか飛ぶことはできませんでしたが、

最後にたくさん飛ぶことができ感動しました…

 

そして、最後の先生達と先輩のお笑いライブが本当に面白かったです!

それぞれクオリティーも高くみんなで大笑い。本当に楽しかったです。

 

この1日でみんなとの友情がすごく深まったなと思いました。

そして私たち一年生のために先輩方が何ヶ月も前から

計画してくださったと聞いて驚きと感謝でいっぱいです。

これからみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います。

楽しい1日をありがとうございました!

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2017年4月25日 (火)

【No.284】1年生レポート No.1 ~大学生活が始まりました!~

こんにちは、理学療法学科1年の高柳光希と箱田和可奈です。

 

 

4月5日。

私たち1年生は、新生活に期待と不安を抱き入学式を迎えました。

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これから同じ目標に向かって歩んでいく仲間たちと

切磋琢磨しながら頑張っていきたいたいと思います。

 

初めの頃は、みんなが緊張していて、ぎこちなさがありました。

しかし、1ヶ月間共に勉強し、仲間意識が高まりつつあります。

 

これからの大学生活はみんなで助け合い、人として、

そして、医療従事者を目指す者として成長していきたいです。

 

4年間頑張ります!!

 

 

 

↓入学式終了後の写真

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2017年4月19日 (水)

【No.283】2年生レポート No.1 ~理学療法診断技術学と理学療法演習Ⅰの授業~


こんにちは、理学療法学科2年の石岡と鈴木と佐藤です。


今回は、2年次の科目である理学療法診断技術学と

理学療法演習Ⅰの授業風景を紹介します。


この授業では理学療法診断に必要な測定や検査などの知識を学び、

それを活かして実践に近い形で技術を習得していきます。

今回は、上肢の関節可動域の検査・測定方法について勉強しました。

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まずは注意点などの説明!!!!

さすがにいつも賑やかな2年生も真剣にメモを取りながら聞いています。笑


次に測定に必要な器具の説明!!!

「測定するときの器具の名前ってなんだっけ??」(鈴木)

「ゴニョニョメーターでしょ!」(石岡)

「ゴニオメーターだわ!!!」(佐藤)

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ゴニオメーターは関節の角度を測るときに使用します。

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次に俵先生自ら写真にあるように

2年生の中で一番身長が大きいと言われている(?)沼野君を被験者に

肩関節可動域の測定を実演してくださいました。
 
この後、実際に測定の練習をしたのですが

やはり先生のようにスムーズに、とはいきませんでした。

「やっぱり練習あるのみですね!!!」(佐藤)


ということで、これからも理学療法診断技術学と

理学療法演習Ⅰの授業を頑張っていきたいと思います。

2017年4月14日 (金)

【No.282】2017年度が始まりました!!

 

桜の花びらが舞い踊り,新学期の始まりを祝っているかのようです。

こんにちは,理学療法学科教員の田中です。

 

聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部理学療法学科では,

2017年度新入生(14期生)45名を無事迎え入れることができました。

これも,関係者の皆様々のお力添えのおかげと感謝申し上げます。

 

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さて,入学式(5日)の前後,

4・6日の2日間でオリエンテーションやガイダンスが行われ,

それぞれが目標や決意を新たに,新年度が始まりました。

 

恒例となった学科全体ミーティングでは,

各学年のアドバイザーが発表され,学生代表が決意表明をしました。

 

3年生は白木くん,2年生は山中くん,1年生は鈴木椋也くん

が堂々と決意を述べてくれました。

4月3日から総合実習が始まっている4年生は動画で参加。

代表の小野くんが決意表明をし,

4年生みんなで1・2・3年生への応援メッセージを届けてくれました。

 

今年度は,

大城昌平リハビリテーション学部長が,新たに学長に就任されました!

新学長のメッセージは学長歳時記をご覧ください。

 

また,新任教員に俵祐一准教授をお迎えし,

新たな体制で新年度がスタートしました。

 

俵先生には,

新入生(14期生)のアドバイザーとして,ご活躍いただいています!!

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俵先生 と フレッシュな14期生

 

後日,詳しくご紹介しますので,どうぞお楽しみに~

 

今年度も,学部生,卒業生,教員の

さまざまなニュース,話題をお伝えしていきます。

読んでいただけたら嬉しいです。

2017年4月 3日 (月)

【No.281】学生レポート 国際理学療法学実習(中国)

皆さんこんにちは。

理学療法学科3年の鈴木康介、2年の白木捷斗です。

 

いつもブログを御覧いただき有り難うございます。

 

私達2人は3月11日(土)~3月19日(日)までの9日間、

中国の重慶にあります、第三軍医大学第一附属病院西南病院に

実習に行って参りました。

 

この実習は、「国際理学療法学実習」という科目で、

現地の先生方の御指導のもと、クリニカルクラークシップ(2対1形態)で

実習を行うことを目的とした科目です。

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西南病院外観

 

私達は聖隷の代表として、隣人愛の精神を持ち、

各々の到達目標を達成するために実習に臨みました。

西南病院では、理学療法士と作業療法士の先生方に帯同し、

2対1のクリニカルクラークシップによる実習を行いました。

先生方との会話・ディスカッションはすべて英語で行い、

大変自信に繋がりました。

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OTのフォン先生

 

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PTのヤン先生

 

実習以外では…先生方や通訳のゴン・タオさんが

重慶市内の様々なところへ連れて行って下さいました。

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市内観光

 

引率してくださった金原先生、坂本先生は、

西南病院の先生方に講演されました。

理学療法を行う上で脳科学に注目していることや、妊娠中の理学療法という

新しい概念について発表されたため、大変注目を浴びておりました。

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患者さんの治療をしながら講演される金原先生

 

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研究分野の産前・産後の理学療法について講演される坂本先生

 

この実習では、学んだことが大変多くこのブログに書ききれない程です。

その中でも、私達が一番学んだことを挙げ、今後にどのように

活かしていくのかを書いていきたいと思います。

 

【鈴木康介】

私は自分を省みることの大切さを学びました。

中国は急激な経済成長をしている国であるため、社会情勢から重度の

熱傷患者や交通事故で重傷な患者さんが多くいらっしゃったのが

印象的でした。患者数も多く、大変お忙しい様子が見受けられました。

そのような中でも、先生方は一人一人の患者さんに真摯に丁寧に治療を

行っていらっしゃいました。私も先生方のように患者さんのために

一生懸命に治療していきたいと思いました。振り返ってみると、

私はあと1年で臨床の場に立つにも関わらず、医療人としての態度や

心構えが十分ではありませんでした。

4月から始まる長期実習を前に、改めて自分を省みる機会が与えられ、

大変良かったと感じています。実習中も常に自分を省み、

日々成長していきたいと思います。

 

【白木捷斗】

私は、積極性を学びました。

以前から海外の医療や文化に興味はあったものの、英語が苦手だったので

積極的になれず、機会を逃していました。今回もはじめは

すごく迷いました。しかし、そのような積極的になれない自分を

変えたいという思いから参加を決意しました。

私はこの決断をして良かったと思っています。中国の先生方は、

目の前のことで満足せず、さらに向上していきたいという強い思いを

持っている方がとても多いように感じました。そのような先生方の

ご指導のもと、実習をさせていただいているうちに自分の中で

何かが吹っ切れたように感じました。

これは日本にいては感じることができなかった感覚だと思います。

中国に行ったこと、つまり新しい環境に身を置いたことで、

多くの新しい発見をすることができました。4月から始まる学習、

実習に対して受身になるのではなく、自分が作っていくという

積極的な気持ちを持って勉強に励んでいきたいと思います。

 

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最後までお読みいただき有り難うございました。

 

鈴木康介

白木捷斗