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2017年4月28日 (金)

【No.287】教員レポート No.2 ~血液浄化技術学会で講演してきました~

こんにちは、矢部です。

4月23日~24日に開催された、血液浄化技術学会に参加してきました。

 

会場は東京ビックサイト。

田舎者の私は、都会に出るとワクワクしてしまいます。

 

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ゆりかもめから、レインボーブリッジとフジテレビを望む

 

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会場の東京ビックサイト

 

今回の学会は、臨床工学技士さんが主となる学会で、

特に血液透析患者さんに対する最新の治療方法に関して検討されます。

その他、医師や看護師も参加しています。

 

今回私は、

「近未来型、究極の透析環境を模索する」というワークショップの中で、

「透析患者の運動療法 最新の知見と近未来的展望」

というテーマで講演をしてきました。

 

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講演の会場 

外観と同様、ビックサイトの内装も三角が意識されていますね。

 

近年、血液透析患者さんに対する運動療法が広まっており、

理学療法士への期待も非常に高まっています。

学会では、多くの臨床工学技士さんや看護師の方から、

理学療法士が重要で、臨床で必要との声を頂きました。

 

血液透析患者さんに対するリハビリテーションは、

理学療法の中ではあまり一般的ではありませんが、

多くの透析施設で必要とされているのは確かです。

今後、もっと理学療法士が透析治療に貢献できるといいですね。

 

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学会で顔なじみの臨床工学技士の若山さん(左)、医師の張先生(中)。

臨床や研究の意見交換を行いました。

 

本学会で特徴的だったのが、東南アジアの国々の透析治療を、

学会を挙げてサポートしているという点です。

日本の血液透析技術は世界最先端であり、

日本の知識や技術を透析後進国へ伝えることで、国際貢献しているようです。

また、東南アジアではリハビリテーションのニーズもあるとのことでした。

理学療法も、今後国際化が進むといいですね。

 

医療の世界の中で、

理学療法の更なる可能性を感じることができた学会でした。

今後も頑張ります。

 

矢部広樹