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2016年9月

2016年9月30日 (金)

【No.227】 学内レポートNo.12 ~臨床理学療法実習Ⅳ壮行会~

こんにちは,教員の田中です。

来週10月3日(月)から3年生(11期生)の初・長期実習(4週間),

臨床理学療法実習Ⅳが始まります!!

 

春セメスターの週1日の臨床理学療法実習Ⅲと

学内学修での課題(口頭試問・CBT・OSCE・定期試験などなど)を

乗り越え,

夏休み期間中も遊びをほどほどに,知識や技術を高めようと全員で努力を重ねてきました。

 

 

先週からの実習前セミナーでは…

実習に必要な態度(マナー),実習目標や実習方法(CCS)の確認や

知識・技術の最終確認をしました。

 

そして,

9月28日(水)には教員が実習壮行会を開き,3年生を激励しました~

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実習後の臨床理学療法推論演習担当の吉本先生から

最終確認事項の説明。

みな真剣そのもの。

 

その後,学科長の矢倉先生始め,先生方からの激励を受け,

クラス委員の鈴木康介くんの「がんばろう!!!」の掛け声に

みんなで「オー!!!」

と気合いを入れました。

 

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みんなが笑顔で元気に成長して帰ってくるのを教員一同,

楽しみに待っています!!

お世話になる実習指導者の先生方,実習施設のみなさま,

卒業生の先輩方,ご指導よろしくお願いいたします。

 

 

         2016.9.28   3年生(11期生)アドバイザー

                   田中真希 有薗信一

 

追伸

 

それでは,最後に3年生(11期生)からの

「実習に向けての意気込み・目標」と「指導者の先生方,

保護者のみなさまへのメッセージ」

をお読みください。

 

 

内藤綾菜です。

これから始まる実習では、社会人としての在り方や、今ある知識の活かし方、実際の患者さんに行う技術などをしっかり学んできたいと思います。初めての長期実習で不安はありますが、実りのある実習にしたいと思います。

 

豊田裕規です。

辛いと感じることも多いと思いますが、仲間達と励まし合い、日々成長しながら、有意義で楽しい実習にします。

 

足立功浩です。

積極的に行動し、客観性のあるROM、MMT測定が出来るようになることを目標に、ワンランク上の自分になって帰ってきます。

 

竹内朗歩です。

一番の目標は自立することです。何事も考えてから行動し、患者さんやご指導いただく先生方に御無礼のないよう、慎んだ行動を取りたいと思います。

 

鈴木康介です。

大学では学べない臨床での技術をしっかりと身に付けたいと思います。また、自分が疑問に思ったことはとことん調べ、さらに知識を付けていきます。ご指導の程、よろしくお願い致します。

 

 

みなさま,応援よろしくお願いいたします。

2016年9月29日 (木)

【No.226】教員活動レポートNo.3 ~静岡県理学療法士会・研究開発支援部会研究進捗報告会を開催しました~

こんにちは,教員の田中です。

すっきりしない天候が続きますが,いかがお過ごしでしょうか。

 

7月14日と9月16日に静岡県理学療法士会研究開発支援部会で

研究進捗報告会(@聖隷クリストファー大学)を開催しました。

 

7月の報告会の様子↓

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遠くは伊豆,富士・静岡・浜松から5名の

部会員にご参加いただきました。

それぞれの研究疑問に対して,

研究計画と進捗状況を発表いただき,

意見交換を行いました。参加者の熱意に,活発な議論ができました!!

 

受講生からは,

「自分では考えることのできない違った視点からの

意見を参加者から聞くことができ,

今後進めていく上での貴重な助言をいただけて良かった」

との感想が聞かれました~

 

9月の報告会の様子↓

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今回は富士,静岡,浜松から

4名の部会員に参加していただきました。

今回は進捗報告だけでなく,

症例検討や研究発表の予演会も行いました。

受講生からは

「発表内容については背景、データの解釈、

考察にかけて自分とは全く違った、

前向きな視点からご指導して頂き大変参考となりました。

ご指導して頂いた点を参考にもう一度再考させて頂きます。」

との感想が得られ,研究計画から発表へと発展的な活動へ

移行できているという手ごたえを感じられました~

 

次回の研究進捗報告会(@聖隷クリストファー大学)は

11月16日18:00より開催予定です。

 

そして,

10月5日(水)に第2回講座(@静岡駅前会議室)を開催いたします。

18:20受付,18:30開始(21:30終了予定)です。

内容は,統計入門。指標の尺度・対応の有無・パラメトリックと

ノンパラメトリック・T検定・相関分析など研究を実施する際に,

統計をどのように使用するのかを学びます。

 

興味のある方は,ぜひご参加ください!!

お待ちしております~

2016年9月28日 (水)

【No.225】ヨーロッパ呼吸器学会で発表してきました

教員の有薗です.

こんにちは.

9月3日から7日まで開催したヨーロッパ呼吸器学会に

発表するために参加しました.

ヨーロッパ呼吸器学会は医師や研究者が中心となった

呼吸器領域では世界最大の学術学会です.

2016年度はイギリスのロンドンで開催されました.

学会のホームページはhttp://erscongress.org/home2016です.

 

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有薗は,「The contributing factors to mean pulmonary artery pressure in idiopathic pulmonary fibrosis」

というテーマで発表しました.

相変わらず,長い質問には苦戦します.

Chair man(日本で言う座長)は,

私の説明をやさしく聞いてくれます.

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一緒に参加した畿央大学の田平教授(中)と

長崎大学病院の及川先生(左)と有薗(右)です.

 

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大英博物館です.ホテルから歩いて10分程度のところでした.

なんと入場料は無料で,

入り口には寄付金を募るボックスがあるだけでした.

中は非常に大きくて,1日では回りきれないほどの大きさです.

 

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University of Oxfordにも行ってきました.街全体がキャンパスです.

オックスフォード大学は世界で3番目に古い大学で,

建物や内覧がハリーポッターの世界です.

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最後にロンドンでは有名なfish and tipsです.

なかなか脂っこい食べ物で大きすぎます.

おいしいかと言うと,微妙です(笑).

 

聖隷クリストファー大学の教員は,このように

学会などで世界に理学療法の最新情報を発信しています.

2016年9月21日 (水)

【No.224】 第29回教員研究大会・教員研修会,第43回教員講習会に参加してきました

こんにちは,教員の田中です。

 

8月18日~20日

第29回教員研究大会・教員研修会に参加しポスター発表,

8月21日~9月14日,第43回教員講習会に参加してきました。

 

 

第29回教員研究大会・教員研修会は高松で開催されました。

久しぶりに瀬戸大橋を渡りました~

(初めて渡ったのは・・・開通当初の家族旅行でした)

瀬戸内海は自然豊かなところですね。

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初日はワークショップで学び,2日目は研究大会の講演や

発表の聴講とポスター発表,3日目は講演の聴講をしてきました。

大会テーマは「臨床力向上をめざす教育」でした。

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私は,「本学における週1日の臨床実習の実践報告と問題点の整理」という

演題でポスター発表をしました。

近隣の大学や地方の大学や専門学校の先生方から

多数質問やアドバイスをいただきました。

(会場内が混み合っており写真を撮る余裕がありませんでした…) 

 

そして,その翌日から東京へ。

第43回理学療法士・作業療法士・言語聴覚士

養成校教員等講習会に参加してきました。

初日は台風のため,土砂降りの中,会場に向かいました。

 

教育に関する様々な講義と演習が組み込まれた

カリキュラムで盛りだくさんの内容でした。

演習では,7グループに分かれ,各グループで指導案を立案し,

ミニ講義を実施しましたが,その際に講師役をやらせていただきました。

 

1グループが講義(発表),1グループが受講生,その他のグループは評価者となって,

各グループの良い点,改善点を互いにフィードバックしていきました。

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講義中の様子,中央が受講生役。

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講義だけでなく,実技(体験)も含めた指導案を考え,実践しました。

 

 

期間中に3度の台風の襲来に見舞われましたが,

無事に全日程を終えることができました。

受講生は,北は北海道,南は沖縄から大学および専門学校の教員が集まり,

臨床現場からも1名参加されていました。

その中には,本学卒業生の石井秀明先生(1期生:人間総合科学大学)と

藤田大輔先生(2期生:健康科学大学)がいらっしゃいました。

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      藤田先生  石井先生

 

講義の中や講義外の時間には,受講生の先生方と

教育現場での課題やこれからの展望,

現在の働き方や学生との関わり方,研究活動など

いろいろと情報交換ができ,有意義な期間を過ごすことができました。

  

長期間の講習会のため,参加に際し,

本学関係者のみなさま,学部・学科教員のみなさまにご理解とご協力を

いただきましたこと,深く感謝申し上げます。

また,講習会では貴重な経験をさせていただけたこと,

共に受講した先生方にご支援いただけたことにも感謝し,

今まで以上に教育・学生指導に貢献できるよう精進して参ります。 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

2016年9月20日 (火)

【No.223】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 No.5

こんにちは!

理学療法学科7期生の佐久間です。

 

涼風の候、ようやく過ごしやすい季節となりましたが、

皆様はいかがお過ごしですか?

 

 

私事ですが、最近自転車を新調しました。

浜名湖1周サイクリングにて走破することを計画しております!

 

 

今回は、2016年度第5回聖隷クリストファー大学理学療法学科

卒業生研修会の報告です。

 

本研修会は、聖隷クリストファー大学の卒業生、

および聖隷福祉事業団のセラピストの知識・技術向上により、

臨床能力を育むことを目的として活動しています。

 

本研修会の開催は、今年度5回目となります。

これだけ継続できているのも、

ご協力いただいている大学の先生方や

参加して頂ける皆様のおかげだな…と日々実感します。

いつも参加して頂いてありがとうございます!!

 

今回は、聖隷福祉事業団『浜松市リハビリテーション病院』の

小沢江平さん(理学療法士)に症例提示をしていただき、

グループディスカッションを通しで勉強しました。

 

タイトルは『交通外傷により左脛骨高原骨折を呈した症例』です。

 

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写真の中央が小沢さんです!

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病院ではよくイジられるという小沢さん…今日は真剣です!!

今回の症例の方は、免荷期間が続いており、

現在も荷重歩行に至っていませんが、

目標に「独歩自立」を設定されていました。

 

グループディスカッションでは、3つのグループに分かれて、

「症例の方が歩行を獲得するために、

現在の状態から今後機能的に何を必要とするか・・・」

ということについて話し合いました。

 

グループディスカッションのファシリテーターは、

金原先生(大学教員)、石井さん(2期生)、

室谷さん(4期生)にお願いしました。

 

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金原班

金原先生はいつも非常に楽しそうに臨床の話をしてくださいます。

時折でてくるマニアックな話に皆さん興味津々です。

 

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石井班

デスカッションがヒートアップし、実技指導にも熱が入ります。

時間も忘れてしまうほど、集中されています。

 

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室谷班

丁寧に話を聞いてくださいます。

どんな内容でも絶対に否定はしません!

良い部分を伸ばしてくれるようなアドバイスをくださいます。

 

 

そんな三者三様のディスカッションが続きました。

ある程度、話がまとまったところで…

 

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石井さんの登場です!!(写真後ろ姿ですいません…)

 

急遽?!膝関節の診方・急性期(ACLの術後)の対処について、

石井さんの臨床でのお考えをレクチャーしてくださいました。

 

スタッフも釘付けになるほど集中してしまいました・・・

 

ここでは語りつくせないほど、アツく語られていました。

やはり先輩は偉大だなと感じさせられる内容でした。

 

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↑は前々回、ご講義いただいた際の写真です。

臨床にアツい先輩です!

 

 

私は日頃から、「先輩・同期・後輩と臨床についてここまで密に、

アツく、話し合う場を持つことは、大変貴重である」と思っています。

 

『 正しいか正しくないかは自分にも分からない。

いろいろ勉強してきて、これがいいんじゃないかと考えて

臨床に臨んでいます。その考えに至った過程が大事だと思います。

By石井 』

 

石井さん、いつも名言を後輩に残してくださいます。感動です。

 

 

本研修会は、自分の臨床を豊かにするということを念頭に置き、

自分ならどのように考えるか、先輩ならどう考えるか、後輩なら…

と自らの考えを表現し、よりよい治療を探求することで、それを患者さんに

還元することができるようになる、そんな場でありたいと考えて継続しております。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

次回の予定は、10月12日(水)19:30~21:00です。

 

次回は、1期生の野崎晋平さんによる『体幹の評価(仮)』です。

内容は若干変わるかもしれませんが、

ご講義&実技を依頼しております。

 

お忙しい中、「後輩の育成のためなら!」と快諾して頂きました。

非常にありがたいです!!

 

多くの卒業生のみなさん、事業団のみなさん、ぜひご参加ください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

2016年9月 8日 (木)

【No.222】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 No.4

こんにちは!

理学療法学科8期生の梁川美月です。

 

9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

さて、今回は8月24日に開催しました、

2016年度第4回聖隷クリストファー大学理学療法学科

卒業生研修会の報告をさせていただきます。

  

まず、

本研修会は、聖隷クリストファー大学の卒業生および

聖隷福祉事業団のセラピストの知識・技術向上により、

臨床能力を育むことを目的として活動しております。 

 

毎月1回開催しており、第4回となる今回は・・・

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(斜めからで申し訳ありません...)

7期生の石津さんに症例提示をしていただきました!

 

今回は少人数だったため、

まず!

動作を評価し、そこから考えられる問題点を参加者みんなで話し合い、共有しました。

 

今回の症例が

「右TKA(人工膝関節全置換術)を施行された方」だったこともあり、

膝関節に着目し、膝関節周囲筋の触診を行いました。

Photo_3先輩方に触診していただき、それぞれ練習しています!

 

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毎回参加してくださる7期生川合さん。

さすがです!分厚い参考書(プロメテウス)を持参されています!!!

 

頭の中でのイメージと実際(体表から)の

視診と触診とがリンクしないと触ることが難しいので、

川合さん参考書で正確な位置を確認しながら、

触診させていただきました...

ありがとうございました!

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毎回、先輩方には触診だけでなく、

臨床での疑問や悩みを相談することもできます。

今回も後輩が先輩に相談している場面がみられました。

 

先輩・後輩や同期との意見交換をしたり、

先輩にアドバイスをもらったできる、

ということも、本研修会の良さであると思っています!

  

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今回は7期生の参加者が多く、

「石津君の発表って聞いたからね!」

と、声をかけあっている姿に『同期愛』が感じられました!!

 

このように本研修会では、

聖隷クリストファー大学卒業生の縦のつながりだけでなく、

横のつながりを確かめ、

より強くするきっかけとなっていることもわかりました!

 

 

臨床スキルの研鑽をしたい、

先輩からの意見を聞きたい、

先輩・後輩・同期との交流を深めたい、

久しぶりにみんなの顔でも見に行くかなぁ、

 

と、参加動機は様々でいいと思います!

 

参加者のみなさまにはそれぞれの臨床に

つながるものを少しでも持ち帰っていただけるよう、

今後も準備をしてまいります。

卒業生のみなさん、ぜひご参加ください!!!

 

 

次回は、9月14日(水)19:30~21:00です!

スタッフ一同、心よりお持ちしております。