【No.223】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 No.5
こんにちは!
理学療法学科7期生の佐久間です。
涼風の候、ようやく過ごしやすい季節となりましたが、
皆様はいかがお過ごしですか?
私事ですが、最近自転車を新調しました。
浜名湖1周サイクリングにて走破することを計画しております!
今回は、2016年度第5回聖隷クリストファー大学理学療法学科
卒業生研修会の報告です。
本研修会は、聖隷クリストファー大学の卒業生、
および聖隷福祉事業団のセラピストの知識・技術向上により、
臨床能力を育むことを目的として活動しています。
本研修会の開催は、今年度5回目となります。
これだけ継続できているのも、
ご協力いただいている大学の先生方や
参加して頂ける皆様のおかげだな…と日々実感します。
いつも参加して頂いてありがとうございます!!
今回は、聖隷福祉事業団『浜松市リハビリテーション病院』の
小沢江平さん(理学療法士)に症例提示をしていただき、
グループディスカッションを通しで勉強しました。
タイトルは『交通外傷により左脛骨高原骨折を呈した症例』です。
写真の中央が小沢さんです!
病院ではよくイジられるという小沢さん…今日は真剣です!!
今回の症例の方は、免荷期間が続いており、
現在も荷重歩行に至っていませんが、
目標に「独歩自立」を設定されていました。
グループディスカッションでは、3つのグループに分かれて、
「症例の方が歩行を獲得するために、
現在の状態から今後機能的に何を必要とするか・・・」
ということについて話し合いました。
グループディスカッションのファシリテーターは、
金原先生(大学教員)、石井さん(2期生)、
室谷さん(4期生)にお願いしました。
金原班
金原先生はいつも非常に楽しそうに臨床の話をしてくださいます。
時折でてくるマニアックな話に皆さん興味津々です。
石井班
デスカッションがヒートアップし、実技指導にも熱が入ります。
時間も忘れてしまうほど、集中されています。
室谷班
丁寧に話を聞いてくださいます。
どんな内容でも絶対に否定はしません!
良い部分を伸ばしてくれるようなアドバイスをくださいます。
そんな三者三様のディスカッションが続きました。
ある程度、話がまとまったところで…
石井さんの登場です!!(写真後ろ姿ですいません…)
急遽?!膝関節の診方・急性期(ACLの術後)の対処について、
石井さんの臨床でのお考えをレクチャーしてくださいました。
スタッフも釘付けになるほど集中してしまいました・・・
ここでは語りつくせないほど、アツく語られていました。
やはり先輩は偉大だなと感じさせられる内容でした。
↑は前々回、ご講義いただいた際の写真です。
臨床にアツい先輩です!
私は日頃から、「先輩・同期・後輩と臨床についてここまで密に、
アツく、話し合う場を持つことは、大変貴重である」と思っています。
『 正しいか正しくないかは自分にも分からない。
いろいろ勉強してきて、これがいいんじゃないかと考えて
臨床に臨んでいます。その考えに至った過程が大事だと思います。
By石井 』
石井さん、いつも名言を後輩に残してくださいます。感動です。
本研修会は、自分の臨床を豊かにするということを念頭に置き、
自分ならどのように考えるか、先輩ならどう考えるか、後輩なら…
と自らの考えを表現し、よりよい治療を探求することで、それを患者さんに
還元することができるようになる、そんな場でありたいと考えて継続しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
次回の予定は、10月12日(水)19:30~21:00です。
次回は、1期生の野崎晋平さんによる『体幹の評価(仮)』です。
内容は若干変わるかもしれませんが、
ご講義&実技を依頼しております。
お忙しい中、「後輩の育成のためなら!」と快諾して頂きました。
非常にありがたいです!!
多くの卒業生のみなさん、事業団のみなさん、ぜひご参加ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。