【473】気づいて学ぶ演習〜車椅子、杖、高齢者体験〜
こんにちは、教員の鈴木です
ついに梅雨入りしましたね
湿気に負けないようにしていきましょうね
さて、最近の授業は実践的な演習が少しずつ増えています
これは1年生の作業療法概論のワンシーンなのですが
この写真は何をしている写真だと思いますか
学生が何か悪いことをして叱られているのではなく、、、
立ち上がるときにどのように身体を動かしているかを体験してもらっています
みなさんも試してみるとわかるのですが
写真のようにすごく軽い力でおでこを押さえるだけで
身体を動かすことが難しくなり立ち上がりにくくなるのです
他にも車いすの体験をしながら各パーツの名前を確認し、、、
実際に乗って体験したり、介助者として体験して
乗っている人がどんな気持ちになるのか
また介助するときには何に気をつけたら良いのかを考えました
そして、これも作業療法概論のワンシーン
杖の名称や使い方や特徴を学び
実際に杖を使って歩くときの注意点や
介助をする際の注意点について学びました
1年生のみなさんは8月下旬に体験実習がありますので
その時に今回学んだことを役立てて下さいね
そして、次は3年生の老年期作業療法評価学のワンシーン
何をみんなでつけているのかというと、、、
シニアポーズという高齢者体験用のキットです
これを装着することで、高齢者特有の膝や腰、背の丸まった姿勢を体験でき
難聴や視覚の低下を実体験することができます
演習では高齢者が身の回りの動作でどのように行いづらさがあるのか
また、どのような心理状態になるか、
作業療法士としてどんな援助が必要かを考えていきます
寝ることは簡単だったと思っていたけど
寝ることも、立ち上がるとこも大変で、配慮が必要になることがわかったと口々に言っていました
実際に体験して気づくことで教科書からの学びを深めていきましょう
最後まで読んで下さりありがとうございました