【410】学内総合演習始まりました〜面接、観察編〜
こんにちは、教員の鈴木です
すっかり秋の陽気になってきましたね
風邪など引かないように元気に過ごして下さいね
学内では3年生の作業療法学内総合演習が始まりました
この科目では講義に加えて患者会の方々にご協力を頂き
作業療法の実践的な演習を行います
まず、1回目の演習では2,3人の小グループに分かれて面接を行いました
面接では作業療法の面接で用いられる
COPM(カナダ作業遂行測定:Canadian Occupational Perfomance Measure)を使用して
ご本人にとって必要な作業や生活行為を聞き取って
重要度(どれほど重要か)
遂行度(どれほどうまく行えているか)
満足度(どれほど満足しているか)を
10段階で聞き取っていきます
そして翌週の2回目の演習では面接で出てきた
ご本人にとって必要な作業や生活行為の観察と評価を行います
「自宅での掃除をスムーズに行いたい」
という人には、自宅の環境に近い状況を整えて掃除をしている所を観察
「麻雀の時にうまく牌をつめるようになりたい」
という人には麻雀パイを積むところを観察
実際にその作業や生活行為を観察し
身体的な努力や、効率性、安全性、自立度を分析していきます
今回は実際に行っているところをiPadで撮影しました
振り返りの時に動画を振り返り分析していきます
観察した結果に応じて、その人に会わせた評価を行い原因を明らかにしました
演習の後はグループ毎に見守っている教員と振り返り
次回の介入に向けて介入方針を検討します
作業や生活行為を行うときの問題点は何なのか
その問題点はどのような物なのかを
観察結果と評価結果から説明し
根拠に基づいた介入が出来るよう現在準備中です
最後まで読んで下さりありがとうございました