【257】Singaporeとお別れの時~OTS海外特派員報告最終回~
こんにちは。作業療法学科3年井上です
3月21日金曜日の午後から帰国までの出来事を
皆さんにお伝えしたいと思います
21日は実習先からアパートに帰宅後、すぐに荷物を整え
部屋をきれいに片づけ気持ちよくアパートを出ました
そして、空港に行くまでの間
NYPの学生に感謝の気持ちを手紙に書いてみたり
最後にNYPを探検してみたり、、、
それでも時間は余ります
そこで急遽NYPの先生と学生と共に
だるま落とし大会in Singaporeが開催しました
Singaporeチームが苦戦する中
お家芸であるはずの聖隷チームも大苦戦
何回挑戦しても両チームともに一度も成功することができず
「これは、鈴木先生がプレゼントしただるまに問題があるんじゃないか」
とだるまへの不信感が募り始めます
しかし、「日本の文化を伝えるためにもこのままでは終われない」
と思い始めた時に
「心」=精神力。「技」=技術。「体」=体力。
という言葉を思い出しました。
そして、ついにその時がきました。ダン・ダン・ダン・ダン………スタッッツ
拍手と歓声に包まれる教室。鈴木先生やりました。。。。
その後、NYPの先生方もOTならではの動作分析を行い
次々と成功させていきました。さすがです。
だるまを通して国境を越えることができた瞬間です。
だるま落とし大会の余韻に浸りながら
NYPの先生方と楽しく話しながらタクシーでチャンギ国際空港へ
そして、空港には、実習中にも関わらず
多くの学生が見送りに来てくれました
Thank you a lot of………
前日から空港では、泣いてしまう予感がしていたため
ハンカチを2枚も用意していましたが
不思議と涙が出ませんでした。
その理由は、飛行機に搭乗してからわかりました。
一緒にいた時間が長すぎて
別れるっていう実感が沸かなかったからでした。
ただ、飛行機の中では
大泣きしていた赤ちゃんと同じくらい泣いてしまいました
最初から最後までNYPの学生
先生方に暖かいおもてなしをして頂き
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
実習を振り返ると、作業療法について
多くのことを学ぶことができましたが
人との接し方という、もっと大切なことを
NYPの学生から教えてもらった気がします
NYPの学生が日本に来るときには
日本らしいおもてなしができるように
今後も、国際交流プログラムに積極的に関わっていきたいと思います
今回の実習に参加を希望することに不安があり、悩んでいました。
しかし
「行動せずに後悔するよりも、行動して後悔するほうが将来に繋がる」
という中高の部活動を通じて学んだことが希望するきっかけとなりました。
貴重な経験を生かして、大学での学びが
充実したものになるように頑張っていきたいです。
最後になりましたが、本実習に尽力して下さった
聖隷クリストファー大学の関係者の皆様
NYPの関係者の皆様、本当にありがとうございました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。