前回の授業で「WISC-Ⅲ知能検査」を練習したので、今回は担当した検査項目を8歳の子どもを演じている教員に実施する演習を行いました。検査者は子どもの様子を観察すること、検査マニュアル通りに指示を出すこと、子どもの反応によってはマニュアルに従ってヒントを出すこと、反応時間を計測すること、子どもの反応を正確に検査用紙に記録すること、子どもの反応が正答か誤答かを判断することなど同時に多くの作業を行うということを体験しました。しっかり練習してきたチームは言語聴覚士が実施しているかのように自然に実施することができました。大変だと思ったかもしれませんが、何度も繰り返し練習することが上手になる秘訣ですのでこれからの演習にも積極的に参加してくださいね。
札幌勤務の卒業生から電話で担当患者様についての相談がありました。コフィン-ローリー症候群の摂食に関する相談でした。聞いたことのない症候群で、ネットで検索しつつ情報を集めやり取りをしました(大学にいて良かった!)。疾患の特徴や写真等から可能性について提案し、個人について質問すると的確に返ってくるので議論が進み、いくつかの対応を見出し、実践してみるとのことでした。勉強不足を痛感しましたが、卒業生が新たな分野で活躍していることを嬉しく思いました。
前日の様子
当日の様子
音声学では話し言葉を国際音声記号(IPA)で記述する練習をしています。様々な音がどこで、どのように産生されるか理解して記述するのは大変ですが、2年生の構音障害学の基礎になります。真剣に学んでいます。
5/8、Ⅴ.Ⅵ限に基礎ゼミⅠのグループが始まりました。研究室での学習に緊張もあり、考えることに頭を使って疲れたそうですが、途中、栄養補給にお菓子も出て、和やかに進みました。