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2018年7月

2018年7月26日 (木)

臨床実習Ⅲ終了(4年)


4年生が6週間の臨床実習Ⅲから大学に戻ってきました。これで臨床実習は終了となります。お疲れさまでした。


実習後には、教員とともに実習で得たもの、明らかになった課題などを整理して、就職した後の臨床場面で活かせるように事後指導を行います。また、8月3日には臨床実習報告会が行われ、それぞれが実習で学んだことを発表します。


臨床実習発表会が終わったら、卒業研究、国家試験勉強、就職試験など、多くのことが目白押しです。実習が終わってからも大変ですが、みんなで力を合わせて頑張りましょう。


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2018年7月20日 (金)

言語聴覚療法基礎実習 2年生との勉強会(1年)

 

1年生は言語聴覚学基礎実習に向けて、毎週勉強会を実施しています。

 

今週は昨年度基礎実習に行った2年生に「事前に勉強していった方が良いこと」や「実習の心構え」について話をして頂きました。2年生から「最初の日にミーティングで挨拶をするので、意気込みを考えておいた方がいいよ」、「事前に当日と同じバスで実習先まで行ってみたほうがいいよ」「事前に勉強していくテキストはこれが良いよ」など、多くのアドバイスをもらいました。

 

勉強会の後も1年生が2年生にいろいろと実習について質問していました。2年生の皆さん、1年生のために集まって頂き、ありがとうございました。

 

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2018年7月19日 (木)

言語聴覚療法基礎実習 個人資料作成(1年)

自分の自己紹介と実習の意気込みについて記入した個人資料を事前に実習先に送っています。

学生にはそれぞれ担当教員がつきますので、担当教員が個人資料の添削をしながら個人資料を完成させます。

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個人資料は何度も担当教員とやりとりしながら完成させていきます。

2018年7月18日 (水)

4年生ブログ(臨床実習 藤田保健衛生大学七栗記念病院)

6月11日から始まった臨床実習Ⅲもいよいよ終盤になりました。

三重県の藤田保健衛生大学七栗記念病院では、4年生の女子学生2名が寮に宿泊して実習に通っています。

 

こちらの病院では、多くの療法士が回復期リハビリテーション病棟で働いています。そこでは、画期的なリハシステムThe FIT (Full-time Integrated Treatment) programが実践されています。FIT programは我国で初の「統合的高密度リハ病棟」を実現するシステムです。

 

周りは田園風景が広がる環境の病院で、先進的なリハビリテーションが実践されています。

 

聖隷の卒業生が2名勤務しており、ケースバイザーとして親切に丁寧に指導してくれています。先輩が勤務している病院は実習生も安心のようです。ちょうど卒業して3年目の卒業生とも会うことができました。毎日遅くまで、他の職種の方々とディスカッションしながら学んでいると生き生きした表情で話されている姿が印象的でした。

 

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3年目の先輩(左男性)と一緒に

 

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それぞれ実習指導者は違いますが、2名一緒だと心強いです。

週末は一緒に買い物に行って、ランチをするのが唯一の気分転換です。

 

2018年7月17日 (火)

4年生ブログ(臨床実習 国立長寿医療センター)

6月11日から始まった臨床実習も中盤になりました。

愛知県にある国立長寿医療センターで実習を行っている学生を訪問してきました。

今年の2月に新病院がオープンして真新しい病棟で、言語室も10部屋あり、とても恵まれた環境です。

病院のすぐ隣には、研修棟があり、こちらをお借りして宿泊しております。

 

体験型実習ということで、実習生は臨床現場で多くのことを実践させていただいていました。すでに全ての病棟を見学させていただき、症例の方も決まり、これからが実習の本番です。

 

また、こちらの病院には、3年連続で卒業生が就職しております。卒業生が多く就職していて実習生も心強いと思います。ちょうど、2年前に就職したゼミ生と昨年4月に就職した学生にも会うことができました。最初に就職した男性は長男、そして次が長女、次女と先生方にも呼ばれていました。教育体制も整っており、フレンドリーな雰囲気の職場です。

 

 

先輩と研修棟の前で        実習生と4月に就職した先輩(次女)

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2018年7月12日 (木)

7/11 高次脳機能障害学Ⅰ

 

3年生になり、専門科目が増えてきました。今回は高次脳機能障害学Ⅰの講義を紹介します。

 

高次脳機能障害は、言語聴覚障害に影響を与える障害ですので、言語聴覚療法学の学習においてはとても重要な学習分野です。

 

そもそも高次脳機能とはどういうことでしょうか。

 

高次脳機能とは、言語、行為、認知、記憶、注意、遂行機能、社会的行動などの高次の精神活動のことをいいます。難しいですね。

 

皆さんが普段見ている光景をイメージしてください。

 

その際、「どこ(空間性認知)」に、「何(対象の視覚認知)」があるかを認識しています。これも高次の精神活動であり、脳で処理されています。

 

さらに、鋏をもらって紙を切ろうとするとき、「どこ(空間性認知)」から、「どのように(行為、遂行機能)」切っていくかを考えるのも、高次脳機能といわれています。

 

高次脳機能障害は、脳損傷により高次の精神活動が障害された状態をいいます。講義では、症状、病巣、メカニズム、評価、訓練についてグループワークを通して学んでいます。

 

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2018年7月10日 (火)

7/7 聴覚障害学の演習(3年生)

7月7日に、3年生が小児聴覚障害学の2回目の演習を行いました。

今回は、補聴器を装用している難聴のある小学生2名に来てもらい、聴力検査をしたり、訓練で楽しく遊んだりしました。

また、お母さんに難聴発見から現在に至るまでの子ども発達やご家族の取り組みを伺いました。お母さんからの情報収集は、検査機器を用いて子どもを評価するのと同じくらいの専門性があり、難聴臨床において非常に重要なプロセスであることを学びました。

今回協力頂いた2名には、月末にもう一度、検査や訓練をさせて頂く予定です。本日の結果を踏まえて、より良い関わりができるように頑張ります。

 

 

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2018年7月 9日 (月)

2018年7月5日 保育園実習(2年生)


 9月になると2年生は、1週間の保育園実習があります。これまでの授業では、小児の発達について学んできましたが、保育園実習では、その知識を元に実際に園児と関わりながら、子どもたちの様々な発達について考え、知識を深めていくことにチャレンジします。さらに、保育士の先生方のお仕事を拝見し、保育で大事にされていることや、個々の子どもたちに合わせて、どのような関わりをされているのかを見てくることも目標となります。


 本日、保育園実習に関するオリエンテーションを行いました。事前に学習することや準備をすることの説明を受け、それぞれの学生が伺う実習先(保育園)についても話がありました。皆、いよいよ始まる保育園実習に対し、緊張の面持ちで真剣に聞いていました。言語聴覚士になるうえで、小児の発達を深く知ることや、保育の現場を知ること、保育士の先生方の関わりから子どもたちに合わせた関わりかたを知り学ぶことは、非常に重要です。保育園実習で、これらのことを学び、言語聴覚士として関わるお子さんの背景を深く考えられるようになっていくといいですね。


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