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2018年7月12日 (木)

7/11 高次脳機能障害学Ⅰ

 

3年生になり、専門科目が増えてきました。今回は高次脳機能障害学Ⅰの講義を紹介します。

 

高次脳機能障害は、言語聴覚障害に影響を与える障害ですので、言語聴覚療法学の学習においてはとても重要な学習分野です。

 

そもそも高次脳機能とはどういうことでしょうか。

 

高次脳機能とは、言語、行為、認知、記憶、注意、遂行機能、社会的行動などの高次の精神活動のことをいいます。難しいですね。

 

皆さんが普段見ている光景をイメージしてください。

 

その際、「どこ(空間性認知)」に、「何(対象の視覚認知)」があるかを認識しています。これも高次の精神活動であり、脳で処理されています。

 

さらに、鋏をもらって紙を切ろうとするとき、「どこ(空間性認知)」から、「どのように(行為、遂行機能)」切っていくかを考えるのも、高次脳機能といわれています。

 

高次脳機能障害は、脳損傷により高次の精神活動が障害された状態をいいます。講義では、症状、病巣、メカニズム、評価、訓練についてグループワークを通して学んでいます。

 

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