« 2019年9月 | メイン | 2019年11月 »

2019年10月

2019年10月29日 (火)

【No.445】国際リハビリテーション講座を開講しました

こんにちは、理学療法学科(国際コースtutor)の髙橋です。

2019年10月26日に高校生を対象に国際リハビリテーション講座を実施しました。

講座は新宮学部長の開講の挨拶から始まり、続いて小林先生から国際リハビリテーションコースについて説明をして頂きました。

「国際の重要性は何か?」、「海外に目を向けることで何が得られるのか?」といった疑問に対して丁寧に説明がなされ、チャレンジすることの大切さをプレゼンテーションして頂きました。

Photo

学生海外研修体験談のパートでは、リハビリテーション学部のPT、OT、STの学生講師に担当して頂きました。

学生が海外研修・実習の中で体験したことを、学生それぞれの視点で発表頂き、コミュニケーション能力の必要性についてお話頂きました。

Photo_2

最後に、国際リハビリテーションコースの体験授業として、実際に海外のPT、OT、STがどのような施設でどのように活躍しているかを紹介して頂きました。

海外の最先端の医療を動画で観ることで、高校生の皆さんもイメージが湧いたのではないかと思います。

国際リハビリテーションコースは現在1期生が動き始めたばかりです。

是非、参加者の中から未来の国際コース生が誕生してくれることを祈っています!

2019年10月15日 (火)

【No.444】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 Vol.6

こんにちは。

理学療法学科9期生の池田圭介です。

聖隷クリストファー大学では卒後教育として、また卒業生の集まる機会として、卒業生による研修会を企画し、定期的に開催しております。現在、本学卒業生および聖隷福祉事業団の1~3年目のセラピストの方々に参加いただいております。

今回は7期生の澤田さんに「肩関節挙上制限に関わる筋の触診」について講義と実技をしていただきました。

肩関節は複雑な関節であり、日々の臨床で難渋することが多いと思います。

はじめに「肩関節挙上制限がなぜ起こるか」について講義をしていただきました。

実際の症例を提示していただき、どの要因が挙上制限に関わるかについてディスカッションを行いました。

Photo_6

挙上制限の主たる要因として上腕骨頭の前上方偏位が挙げられます。

今回は前方偏位を引き起こす原因となる筋として三角筋前部・後部線維、大胸筋を中心に触診を行いました。

まずはデモンストレーションを行っていただき、方法について参加者全員で共有しました。

Photo_7

どのような強さで筋に対して触察を行うかについて解説していただいています。

Photo_8

次に触診の練習に移ります。

肩関節は自由度が高い関節であるので持ち方から配慮が必要となります。

Photo_9

疑問点はアシスタントの方々と一緒に解決していきます。

Photo_10

実技では肩関節後方タイトネスの評価を目的に肩関節水平内転も行いました。

Photo_11

実際に行ってみると肩甲骨を固定しておくことに難しさを感じている参加者も多くいました。

本研修会は参加者と講師・アシスタントとの距離が近いため、すぐにアドバイス・フィードバックを受けられる点が強みであると思います!

以上、2019年度第6回卒業生研修会の内容について報告させていただきました。

講師の澤田さん、お忙しい中参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

今年の研修会は本日で終了となり次回は1月に上半期の内容を応用した内容の企画をしております。

企画内容が決定次第、案内させていただきます。

ぜひ参加をお待ちしております。

最後までご覧いただきありがとうございました。

【No.443】卒業生レポート No.1 ~第24回日本ペインリハビリテーション学会参加報告~

こんにちは、理学療法学科11期生の足立です。

9月21、22日に名古屋で開催されました第24回日本ペインリハビリテーション学会学術大会に参加してきました。

Photo_2
写真の右から2番目が私です。

私を含め、金原先生の痛みゼミメンバーである大学院生および卒業生が発表しましたので報告させていただきます。
まずは、同じ11期生で大学院博士前期課程1年目の河瀬智文です。

Photo_3

ポスター発表で活発な意見交換をしていました。

私にとっても大変勉強になりました。
次は、後輩で12期生の河合洋輔です。

Photo_4

卒業後半年で初の学会発表をしました。

緊張していましたが、発表後の質疑応答では大変活発なディスカッションをしておりました。
最後に、私、理学療法学科11期生の足立功浩です。

Photo_5

初の学会発表でしたが、貴重な体験をさせていただきました。

経験豊富な先生方から質問やアドバイスなどをいただき、充実した学会となりました。

今回学んだことを臨床で生かしていけるようこれからも精進して参ります。

本学会では、ゼミの指導者である金原先生が教育講演にて「慢性疼痛のリハビリテーション多面的評価」について講演されました。

また、ゼミの先輩である7期生の佐久間さんが「NRS最小値0と答えたことのある慢性疼痛患者の特徴」をポスターで発表されました。

以上、学会参加報告でした。

ご閲覧いただきまして、ありがとうございました。

2019年10月10日 (木)

【No.442】3年生レポート No.2 ~小中学生の運動器検診~

こんにちは、理学療法学科3年の水谷と福井です。

 

5月16日神久呂中学校、6月27日神久呂小学校、7月9日庄内学園で、

小中学生の運動器検診に参加しました。

 

現在、小中学生のスポーツ傷害が増加傾向にあり、発生率を減少させるために2016年から運動器検診が行われています。

 

今回私たち3年生は、浜松市リハビリテーション病院の先生方と共に小中学生の身長・体重や、柔軟性、バランスなどの検査を行いました。

Image1_2

今まで小中学生を相手に検査内容や方法を説明する機会はなかったため、とても貴重な経験となりました。

 

また検査値(結果)を実際の臨床現場に生かしていくためには、測定方法を統一しなければいけません。短い時間の中でも正確に測定する大変さや大切さを改めて学びました。

Image2 

10月から長期間の実習が始まります(ブログが更新されるころには始まっています)。

この経験を生かして実習に臨んでいきたいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

2019年10月 8日 (火)

【No.441】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 Vol.5

こんにちは。

理学療法学科9期生の笹田教太郎です。

9月も終わり、涼しい時もあれば真夏のような不安定な気候が続く日々ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私事ではありますが、最近はエアコンを使い過ぎてしまい電気代が嵩んでしまいました。

これから涼しくなり電気代の節約になることを祈るばかりです!

 

話が脱線してしまいました。本題です。

9月3日に行われた聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会の内容について報告させていただきます。

聖隷クリストファー大学では卒後教育として、また卒業生の集まる機会として、卒業生による研修会を企画し、定期的に開催しております。

現在、本学卒業生および聖隷福祉事業団の1~3年目のセラピストの方々に参加いただいております。

 

今年度の目的としては「セラピストの知識・技術の向上、また臨床での悩みを共有できる機会とすること」であり、理学療法士における触診の講義・実技・ディスカッションが中心の内容となっています。

今回は7期生の川合弘基さんに「足関節背屈制限に関わる筋の触診」について講義と実技をしていただきました。

Image1

今回は足関節背屈運動の可動域制限の要因となりやすい腓腹筋、ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋、長短腓骨筋の触診を行いました。

 

触診の実技では、初めに講師の川合さんにデモンストレーションを行っていただき、触診の方法について全員で共有しました。

Image2

今回は川合さん自らの体を使いながらデモンストレーションが行われました。

被験者として準備していた松井くんは少し残念がっていました。

Image3

その後、時間をかけながら、それぞれ触診の練習を行いました。

屈筋支帯を通過する、後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋を触診することに苦戦しましたが、卒業生のスタッフや他の参加者とディスカッションをしながら感覚を共有していきました。

Image4

↑デモンストレーションと同じように自分の体で確認をしています。

Image5

↑自分での触診を行なった後は被験者の筋の触診をしていきます。

Image6

↑腓骨筋の触診では参加者の中に分かりやすい人がおり、第3腓骨筋の触診も行うことができました。

 

今年度の研修も5回目となります。

毎回参加してくださる方や初めて参加する方も積極的に意見を交わすことができており、自分でも感じたことをアウトプットする機会があり、気づくことが多い研修会であると感じています。

 

以上、2019年度第5回卒業生研修会の内容について報告させていただきました。

講師の川合さん、お忙しい中参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

 

次回は

10月8日(火曜日)の19:30より聖隷クリストファー大学3号館にて

「肩関節の挙上制限に関わる筋の触診」

を7期生澤田将宏さんに講義をしていただく予定です。

次回の参加もお待ちしております。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。