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2013年5月

2013年5月30日 (木)

【No.052】卒業生の近況報告!こんにちは、杉山です。

こんにちは。

理学療法学専攻5期卒業生の杉山秀平(すぎやましゅうへい)です。

 

今回、第4回目のゲストということで近況を報告させていただきます!!

 

私は、今年で理学療法士として働き出して2年目となりました。
実習中は病院で過ごす1週間がとても長く感じていましたが、実際働いていると時間の流れをとても早く感じ、あっという間の1年間でした。

 

私の職場は、こぼり整形外科クリニックというところで、外来のリハビリを行っています。

大学の近くなので、実習生として来る聖隷の学生もいれば、患者さんとして来る学生もいます。

どちらも大歓迎です()

 

さて、最近の私はというと、腰痛についての研究をしていまして、先日の日本理学療法士学術大会にてその成果を報告させていただきました。

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まだまだ、周りの方々に助けてもらってばかりですが、何とか無事に発表することができました。

 

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(始まる前の会場に忍び込んでの1)

自分の伝えたかったことがしっかり伝わったか分かりませんが、とても充実した時間を過ごせたと思います。

貴重な経験ありがとうございました。

 

また、会場では沢山の卒業生や、先生方にお会いし、新たな力を得られました。

人との繋がりは何よりも大切にしていきたいです。

 

 

今回、色々と研究に必要な文献などを集めていて思ったのは、自分には知らないことだらけだということです。

 

 

医学の進歩はとても速いので、自分の常識がすでに時代遅れだったり、教科書に載っていたことが間違っていたりと、自分で調べないと気付けないことだらけです。

しかも、日本だけでなく、世界にも目をやらないと…

 

気が遠くなりそうですが、理学療法士になった以上、常に最先端を追いかけていきたいと思います。


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ずっと真面目でいるのは大変なので、同級生で集まって飲み会をしたり、趣味に励んだり、息抜きしつつ、頑張っていきたいと思います!!

2013年5月22日 (水)

【No.051】3年生の車椅子メンテナンスについて

こんにちは。理学療法学科教員の吉本です。

 

今週は、520日(月)に日常生活活動学Ⅱの授業で行われた車椅子メンテナンスについて報告します。

 

日常生活活動学Ⅱの授業では、患者さんに適した車椅子の調整ができるようになることを目的に、車椅子メンテナンスを行っています。

 

今日は朝からあいにくの雨でしたが、学生たちは車椅子の構造を把握することはもちろんのこと、どんなところにメンテナンスが必要になるのかを一生懸命考えながら、車椅子の整備を行っていました(写真1・写真2)。

 

車椅子は、身体障害によって歩行が困難になった患者さんにとって大切な「脚」になります。

 

皆さん、今回の授業を通じて、車椅子のことが少しは理解できたでしょうか。

                             

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写真1. 笑顔でフットサポートを磨く清水さんと澤崎さん

 

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写真2. 車椅子を分解している写真。中央は格好をつける梶山君

 

 

今回の車椅子メンテナンスでは、3年生35人を6グループに編成しました。

 

遠くから学生の様子を見ていると、チームワークがしっかりとれているグループ(写真3)、やたらと仕事が早いグループ(写真4)、少し浮いているけど楽しそうなグループ(写真5)など様々なグループがありました。

 

現在3年生は、理学療法士に必要な専門知識を学んでおり、10月からは初めての臨床実習、来年には国家試験・就職活動と理学療法士への道を一歩ずつ歩むことになりますが、医療に大切なことはチームワークです。

 

皆さんが理学療法士になっても、個性豊かで強力なチームをつくることができれば良いですね。

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写真
3. チームワーク抜群の梁川班

 

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写真4. 終了40分前にはメンテナンス完了。橋ケ谷班

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写真
5.矢部さんが微妙に足を引っ張る島本班

 

 

最後に、今回車椅子をお貸しいただきました浜松十字の園の職員の皆様に深謝いたします(写真678

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写真
6. メンテナンス完了に満足げな杉浦班

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写真
7. 車椅子に隠れる蛯原班

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写真
8. 最後まで格好をつける梶山班

2013年5月16日 (木)

【No.050】4年生の臨床実習地訪問(淡路島にて)

こんにちは、理学療法学科の前野です。

今年は昨年以上に寒暖差の激しい春となり、ようやく最近、浜松らしい暖かさも出てきたこの頃ですね。

 

今回は、4年生の臨床実習地訪問について報告をお届けします。

ちょうどGWの前半が終わった430日に、淡路島にある聖隷淡路病院で実習をしている学生のところへ行ってきました。

 

実は、このときは再訪問で、最初の訪問は、淡路島で震度6弱の地震があった翌日の413日でした。この日は、偶然別件で札幌から大阪に行くことになっていたので、学生を心配して、関空経由で直接淡路島に向かいました。関西国際空港までは順調に下りられたのですが、そこから先の特急や急行が運休になっていました。

JR快速で向かったため、約1時間遅れで梅田に着き、そこから新快速で明石へ向かいました。

 

明石からさらにフェリーで対岸の淡路島へ。

最初交通機関がマヒしていると心配していったのですが、ここまでは以外と順調でした。

しかしここからは…、と覚悟していったのですが、高速船から見える街並みはほとんど何事もなかったかのように平然としていました。

 

これはいったいどういうことだ?と思ったのですが、フェリーターミナルで待ち合わせた学生に確認すると、地震で揺れたことは揺れたが、棚から物が落ちるほどではなかったとのこと。ますます???

学生がお世話になっている民宿へ徒歩で向かいましたが、やはり道すがらほとんど何事もなかったかのように被害は見られませんでした。

 

拍子抜けしたようにしていると、そこへ学生がお世話になっている民宿のおかみさんがやってきて、話を聞くと、島の中~南部に限局して被害がでているということでした。親せきや娘さんが島の中部に暮らしており、あちらは、建物が倒れたり、地割れを起こしたり大変だということでした。確かにここは、明石から高速船で15分という淡路島の北の突端で、震源地を外れたために今回は被害を免れたのだということを知りました。(改めて地震の被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。)

 

ともかくも、学生は元気にしており、とりあえず安心して帰ったのが、13日でした。

今回30日の再訪問も、実習そのものは大丈夫だろうと安心つつ病院へ向かったのですが、やはりⅢ期目の長期実習です。学生本人は、今回地震どころではなく、実習そのものと格闘しておりました。

解剖学、生理学、運動学・・・、専門職として必要な知識の基礎中の基礎と格闘しておりました。彼を励まし、指導しつつも、改めて、専門基礎教育の大切さを学んだ1日でした。

 

でも大丈夫。彼はきっと淡路島から元気に帰ってくることでしょう。夜景の見える民宿のお風呂で毎日疲れをとりながら・・・。


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(聖隷淡路病院玄関前から見えた明石大橋)

2013年5月 9日 (木)

【No。049】ゴールデンウィーク

こんにちは、教員の矢倉千昭です。

 

今年のゴールデンウィークは久しぶりに福岡の自宅でゆっくり過ごしました。

夜には馬刺しを頂き、昼には近所の美味しいうどん屋に行きました。

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福岡のうどんは写真の様に、腰が弱めで柔らかく、出汁もあっさりしているのが特徴です。

 

余談ですが、豚骨ラーメンと言えば福岡が有名ですが、

福岡はうどんとそばの発祥地と言われています。

福岡に行かれるときは、ラーメンだけでなく、うどんも食べてみてください。

おすすめします!

 

 

さて、余談から本題に戻ります。

 

ゴールデンウィーク中に勉強をさせて頂きました。

自宅の近くにある大学の先生方のご厚意で、

大学とグループ病院における臨床実習の取り組み、

クリニカルクラークシップについて学ばせて頂きました。

非常に実践的で、当学科の臨床実習にも活かせる内容でした。

対応頂いた大学と病院の皆さまに感謝いたします。

ありがとうございました。

 

 

ゴールデンウィーク中は肌寒い日が続きましたが、

また暖かい日が戻ってきたようです。

 

私も学生たちも、体調を崩さず、

しっかり勉強に取り組みたいと思います。

2013年5月 1日 (水)

【No.048】実習地訪問に行ってきました

こんにちは。

教員の大町です。

 

現在,4年生の皆さんは総合実習の

ちょうど折り返し時期です。

 

総合実習は,臨床実習の仕上げの実習です。

 

これまで学んだことや,

3年生の時に経験した評価実習をもとに

患者さんの状態の把握と治療に携わり

毎日記録を付けながら

経験を積み上げていきます。

 

臨床実習の折り返しの時期には

実習担当の教員がそれぞれの実習地に訪問し

学生たちの実習の様子を見学したり

ご指導いただいている先生に

実習の状況を伺います。

 

実習は,ほぼひとりにつき1施設です。

それぞれの場所でそれぞれに頑張っています。

 

つい先日,新しく赴任された有薗先生と

聖隷三方原病院で実習をしている田原さんのもとに

訪問にうかがいました。

(といっても,聖隷三方原病院は大学のおとなりです)

 

初めて担当する患者さんに対して

不安もあったようですが

丁寧にご指導をいただいていて

実習が楽しく,ゴールデンウィークの休みの時期も

患者さんのことが心配だと話してくれました。

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        (有薗先生の説明を真剣に聞いている田原さん)

充実した実習を送っているようで

ご指導いただいている臨床の先生にも

担当させていただいている患者様にも

感謝です。

 

そんな田原さんから4年生の皆さんに

ひとこと。

「みんな元気ですか?

またみんなで会おうね」

 

今はゴールデンウィークのちょうど中日。

それでも実習は普段通りに続きます。

 

週末の連休には

みんなで少し息抜きができるといいですね。

 

後半の実習も

頑張って続けていくために。

【No.047】国家試験の合格達磨の供養に行ってきました!!

こんにちは。理学療法学科2期卒業生の鈴木啓介です。

4/28(日)に理学療法学科の卒業生が国家試験でお世話になった「だるま」の供養を行いましたのでご報告します。

 

 

だるまと聞けば、卒業生は直ぐにピンとくるはずです。

そうです。聖隷クリストファー大学理学療法学科の伝統行事「国試頑張って会」で4年生の合格祈願をするために使用した、あのだるまです。

後輩たちの熱のこもったエールとだるまのおかげで4年生は多くの勇気と自信をもって国試に挑むことができました。

 

 

時は過ぎ、役目を終えた1期生から6期生までの6体のだるまは3号館の5階でひっそりとただずんでいました。

きっとだるま達は卒業生を見送った後、静かに眠れる日を待っていたことでしょう。

 

 

そこで、お世話になっただるまに感謝の意を表するため「だるま供養プロジェクト」を決行することになりました。

西田先生を中心に、我こそはだるまを供養したいと集まった精鋭メンバーは

 

1期生:矢部さん

2期生:鈴木啓

3期生:関くん

5期生:久保くん、高橋くん、白井さん

6期生:石田くん

 

の計8名です。

 

 

まずは、大学でだるまの目入れから開始。

                             最初は1期生のだるまから。

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各期のだるまは、各期の代表者が目入れをする予定だったのですが、愛知県から向かっていた矢部さんは途中渋滞に巻き込まれ間に合わず・・・。(おそるべしGW

代わりに西田先生が満面の笑みで目入れを行いました。

ちなみになぜか1期生のだるまには「家内安全」と書かれていました・・・。

 

 

つづいて2期生。

      

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気合十分に目入れ。

辛かった国試の勉強の思い出と、合格できた感謝の気持ちが込み上げてきました。


つづいて3期生。

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関くんは静岡から駆けつけてくれました。

笑顔全開で目を入れてもらっているだるまはどこか幸せそうな顔に見えます。

 

つづいて4期生。

 

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4期生は代行で西田先生が目入れを行いました。

期を追うごとにだるまがだんだん大きくなっています。だるまを持っている高橋くんがどんどん小さくなっているように見えます。

 

 

つづいて5期生。

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5期生は代表して白井さんが目入れを行いました。

感謝を込めて丁寧に目を入れていました。

 

 

最後に6期生。

   

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最後は石田くんが気合を入れて目入れ。6期生は1ヶ月前に国試の結果が出たばかりなので、だるまに対する気持ちも大きいようですね。

 

目入れが終わった6体のだるまと記念撮影。

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どのだるまも嬉しそうです。11つ表情が違い、各期の色が出ています。

 

 

目入れの儀式が終わり、だるまを供養していただく五社神社へ出発。の前に矢部さんが合流。

間に合って良かったです。

 

 

五社神社に到着し、無事だるまを供養することができました。

 

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だるまを供養し終えた後は、真っ青な空のように清々しい気分になりました。

 

 

今回のイベントでは各々の期が集まりましたが、思い出話に花が咲き、終始笑いが絶えませんでした。

学年を越えた結びつきを大切にする伝統の素晴らしさを改めて認識することができました。

これからも良い伝統を守りつつ、新進気鋭な聖隷クリストファー大学理学療法学科の躍進に期待を寄せたいと思います。

 

 

最後に、今回企画していただいた西田先生に心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。