【860】当事者参加型の実習〜学内総合実習面接編〜
こんにちは、教員の鈴木です
ブログの更新が遅れているうちに
すっかり秋の陽気になってきましたね
前回、感染予防法の演習をお伝えしました
地域で障害を有しながら生活している方にご参加頂く演習を今年度も実施しました
教室内の換気と消毒、学生の体調管理、時間の短縮など感染症対策にも十分配慮して実施しました
今回は作業療法の流れでもっとも大切な面接を実施しました
臨床実習での実践が出来るように、マスクはもちろんですが正面にアクリル板のスタンドを使用して行いました
作業療法では対象者が、やりたい・やる必要がある・やることが期待されている作業を聞き取り、その作業の可能化を目指します
面接では作業療法の臨床現場で用いられることの多いCOPM(カナダ作業遂行測定)かADOCという半構成的な面接評価法を用いて、作業に対する重要度・遂行度・満足度を伺いました
これまでのように対象者の関心ある作業に面接する事の難しさに気づくだけではなく、マスクをしているため表情を伝えたり読み取ることの難しさや、マスクとアクリル板による声の聞こえずらさに気づくことができ改善点が明らかになりましたた
学生も教員も予想外の気づきを得させて頂いたので実習前の貴重な機会となりました
このような状況下でも演習にご協力頂きありがとうございました
次回は作業観察・評価編をお伝えします
最後まで読んで下さりありがとうございました