【771】人生経験を学ぶ自分史作り~高齢期作業療法演習~
こんにちは、教員の鈴木です
なかなか梅雨が明けず、すっきりした天気が待ち遠しいですね
今年度から開講した高齢期作業療法評価学演習では、初めての演習となる自分作成プロジェクトを行いましたので報告致します
※写真撮影・掲載にはご本人から許可を得ています
今回は浜松ゆうゆうの里の入居者様6名にご協力頂きました
一回目の演習では学生はグループに別れて協力者様にインタビュー
対象者様の人生のお話に耳を傾け、どのような作業・活動を経験してきたのか
その、作業・活動にどんな意味や価値観を持っているのか
また、そういった作業・経験が人生にどんな影響を与えてきたのかについて、思い出の品などを見せて頂きながら、じっくりとお話を聞かせて頂きました
そして、学生達は1ヶ月間かけて協力者の皆さんの人生史の作成
見栄えにもこだわりながら、お話ししていただいた内容や、経験したときの時代背景も調べ、各協力者様の人生や価値観に寄り添えるように工夫していました
そして迎えた自分史の贈呈式
それぞれの人生の特色とグループの工夫を重ね合わせた、世界に1つの自分史を作成しました
お渡しした自分史を見ながら、感想を伺ったり、さらに思い出した経験などをお話ししていただきました
最後は協力者様とグループで記念写真
お一人参加できなかったので、施設職員様に代理で受け取っていただきました
浜松ゆうゆうの里のブログにもご紹介頂きました
世界に一つだけの自分史
学生達は今回の経験で、対象となる人の人生に耳を傾けることの大切さと、時代背景も理解しながら寄り添うことの難しさと重要さを学びました
最後まで読んで下さりありがとうございました