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2014年7月29日 (火)

【295】卒業生が行う授業~地域で働く作業療法士~

こんにちは。教員の藤田ですtulip

大学の中庭ではセミが鳴き続け、本格的な夏を感じます。
そんな中、今週から大学では定期試験が始まりました。
夏の暑さに負けずsun
学生たちは日々の成果を出そうと必死に頑張っておりますpencilsweat01



さて少し前になりますが、3年生の精神障害作業療法学の授業で、
浜松市において精神医療・福祉の様々な支援を実践されている
医療法人社団至空会のメンキャップクラブのメンバーさんと
(精神障害を持つメンバーで運営されている営利目的の団体)
至空会のデイケアスタッフであり、本学科1期卒業生菅原さん

同じく至空会のワークだんだんという
障害者の就労支援事業所のスタッフであり
本学科3期卒業生の長谷川さんが講義に来てくれましたnote


毎年、この時期に講義をしていただいており
今年でもう8回目になります。
当日は、大型の台風の近づく大雨の中
至空会のみなさんにわざわざお越し頂きましたconfident




講義は、初めにメンキャップクラブのメンバーさんのお話がありました。
自らの病気の経験談、そしてその病気と向き合い
様々なサポートを受けながら
今は趣味を楽しみながら充実した日々を送っているとのお話でした。

学生たちは全員真剣に聞き入っており
貴重な経験談を聞くことで精神障害を抱える方の思いに触れ
「これから自分達に何ができるのかsign02
を、真剣に考えるきっかけとなったようでした



その後は、精神障害者の就労支援を行っている
3期生の長谷川さんのお話。

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浜松市の精神障害者の就労支援の現状や
その中でもワークだんだんでは多くの利用者を
一般就労に結びつけているとのことで
具体的な支援の内容や
作業療法士として大切なことなどをお話頂きました




最後は、デイケアで働く1期生の菅原さんのお話。

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デイケアにおいても「就労支援」はとても重要であること。
デイケアでは、デイケアメンバーの思いにしっかりと寄り添い、
就労へのまず第1歩を踏みだすための
デイケアでの画期的な取り組みのお話がありました。


菅原さんの講義は、聞いている学生の関心を
ぐっと引き寄せるような熱のこもった魅力的な講義で
学生達は精神医療に一段と興味関心を高めたようでした。

休憩時間には、メンキャップクラブのメンバーより
クッキーの販売がありましたhappy01

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箱いっぱいの商品があっという間に完売。
早速、おやつに食べ始めた学生達は
「おいしい~sign01sign01sign01
と、これもまた大好評でしたhappy02








普段の授業だけでは理解しきれない
現場の貴重なお話を聞くことが出来たことは
今後の実習や臨床の現場できっと生かされてくることと思います



また来年度も講義&クッキー販売をよろしくお願いしますhappy01



最期まで読んで下さりありがとうございました