【281】世界作業療法学会参加報告その2~発表編~
こんにちは、教員の鈴木です
今回も前回に引き続きWFTO学会(世界作業療法学会)の報告です
学会の発表形式にはポスター発表と口述発表の2通りがあります
口述発表の場合にはパソコンを使って限られた時間で発表し質問をうけ
ポスター発表の場合には定められた待機時間にポスター前に立ち
参加者からの質問を受けたりディスカッションをします
どちらの発表形式でも事前に興味ある演題や
知り合いの発表時間をチェックしておき学会当日の周り方を考えますが
教員の名前を見つけて卒業生や院生も見に来てくれました
それぞれ発表の様子を紹介します
宮前珠子
東日本大震災被災地仮設住宅における意味ある作業の提供
大学院生をはじめ、聖隷に勤務していた田丸先生や
静岡作業療法士会の秋山会長も聞きに来てくださいました
小田原悦子
作業療法における作業的場所の理念を拡大する
作業的場所の移行 障害者,高齢者,被災者のための予防的アプローチ
ディスカッションが盛り上がっていてカメラに気づきませんでした
田島明子
意味を探る手・感じる手 障害世界の探索
卒業生でゼミ生の6期生森脇さんと
藤田さより
高次脳機能障害者に対する自己への気づきを促すプログラムの実践
中島ともみ
事例報告から検討する注意障害における作業療法の効果
鈴木達也
東日本大震災により仮設住宅で暮らす人々の作業への思い
~作業的ストーリーテリングと作業的ストーリーメイキングの可能性~
日本のOTのグランドマザーと言われる大大大先輩を
共同縁者でもある宮前先生が紹介して下さり
緊張しながらプレゼンさせていただきました
卒業生の発表もたくさんありました
たくさんありすぎて撮影できなかったので一部紹介させていただきます
鴨藤祐輔君(1期生、大学院卒業生)
脳血管障害者が「入院中に想定する退院後生活」と
「実際の退院後生活」の一致度とその要因
入院中に予測している生活と、実際に退院してからの生活についての調査
同じようなテーマに関心のある人が大勢集まっていました
太田加枝菜さん(4期生)
意味のある作業を具体化した症例
―継続的な作業的ストーリーテリングを通して―
太田さんの隣に写っているのは
学生時代のシンガポール研修でホームステイして友達になった
シンガポールの作業療法士
学生時代の縁が国際学会で再びつながるというのは
とても素敵なことだな~と思いました
最後まで読んで下さりありがとうございました