【264】学内演習始まりました~面接編~
こんにちは、教員の鈴木です
今回は学内で行う作業療法演習についてお伝えします
毎年、春セメスターの身体障害作業療法学Ⅳでは
近隣の浜松脳卒中友の会の協力を得て
作業療法の現場に近い演習を行ってます
今回は第1回目の演習なので面接を中心に行いました
作業療法の説明から自己紹介を行い
担当になった協力者の生活の様子や
もっとうまくなりたいこと、挑戦したいこと、困っていることについて
COPM:Canadian Occupation Perfomance Measure
カナダ作業遂行測定という面接評価法を用いてインタビューを行っていきます
こちらがそのCOPMで使う評価用紙の一部
インタビューで挙げられた作業について
どれ程重要なのか
どれ程うまく行えていると感じているのか
どれ程満足感を感じているのかを
紙に書かれた1から10の数字から
もっとも近いと思う物を選んでもらい聞き取っていきます
学生達はこれまでに学び練習してきたインタビュー技法を発揮し
良好なコミュニケーションが気づけていたように思います
演習が終わった後は空き時間を使って各担当教員に相談
今回の演習でうまく行えたところや課題となったところのアドバイス
次回の計画について一緒に考えていきます
次回の演習では協力者に実際に作業してもらい
作業観察とそれに応じた評価を行っていきますが
学生達はその準備にいまから一生懸命です
実践に近い形式での演習が始まり
3年生の目の色がちょっとOTらしくなったように感じました
最期まで読んで下さりありがとうございました