【138】実習3週目終了~OTS海外特派員報告④~
こんにちは、OT3年になったばかりの山中です
報告が遅れに遅れ…
ついに春セメに入ってしまいました。申し訳ないです…
ということで、シンガポール実習、最後の1週間の報告をします
3週目は、「AMK rehab&Wellness Center」にて実習をさせていただきました。
ここは新しく出来たばかりのリハビリセンター
でトレーニングツールは、ビニールを被ったままのものすらありました。
クライエントは1日にそれ程多くくるわけではありませんが
来た人達は主に、PT領域をメインとした療法を受けていました。
ここで私達の間に生まれる疑問…
あれ?OTがPT領域の仕事も一緒にやってる…?」
さっそくバイザーのTim先生に聞いてみると、
「僕たちはクライエントの快適な生活のためにはPTもOTもやるよ。
まぁ、POTって感じかな!」
とのこと。
POTとは、なるほど!言い得て妙ですね
クライエントとの会話には常に笑顔が溢れ
まるで町の接骨院or整体院のような、和やかな雰囲気でした
センターの近くには、政府からの援助を受ける
身寄りのない人々が集まる老人ホームがあります。
Tim先生がそこへ車イスのアセスメントの
講義をしに行くのにも同行させてもらいました。
一人一人に合った車イスを、どう見極めるのか
車イスの種類、仕組み、操作の仕方
車イスの人へのサポートの仕方
をメインとした講義でした。
実演付きで分かりやすく、センターに戻ってからは
私達に実際にトランスファー(移乗)の仕方も丁寧に教えてくださいました
シンガポールの学生はトランスファーの授業時間がかなり多くとってあるらしく
一緒に実習に来ていた2年のOT学生は、もはやプロでした
作業療法をメインとしたものをみる機会はあまりありませんでしたが
地域と密に繋がっている様子を知ることが出来ました。
地域作業療法に必要な要素を考えていくにあたって
貴重な経験を積めたと思います。
こちらはバイザーのシニアOT、Tim先生。
そして素敵な友人、ナンヤンの2年生OT学生Stephanie。
昼食はみんなで
本当にお世話になりました。
ありがとうございました