【075】新宮先生にインタビュー
どうも
OT3年の岡田です
今回は我らがOT学科の学科長である
新宮尚人先生を紹介させていただこうと思います
先生は、精神科病院での臨床、地域施設での実践と共に
精神疾患(主に統合失調症、うつ病)による
生活機能の障害に対する効果的な作業療法介入を研究されています!
そして学科長として、僕たち学生を全力でサポートしていただいてるわけなんです
…なんというか、とにかく話していてとても楽しい先生で
学生からも大変人気な先生なんです
学生①「新宮先生の授業で精神障害の見方が変わった」
学生②「新宮先生の授業は楽しい」
学生③「新宮先生は歩いてるだけで癒される」
などといった意見も多数寄せられています。
それでは、張り切ってインタビューへ
青が新宮先生のコメントです
Q,担当領域を教えてください
「精神障害領域ですね。統合失調症やうつ病など、心に関する作業療法を担当しています。」
Q,ご趣味はなんですか
新:「趣味ねぇー(笑)特にこれといったものはなあ…」
岡:「なんでもいいんですよ^^…そうだ休日の過ごし方とか!」
新:「まず休日が少ないです。」
岡:「…」「…お疲れ様です。」
新:あ、でも仕事の合間を楽しむのは好きですね」
岡:「といいますと?」
新:「出張先のホテルは必ず露天風呂付きを探したり
近くの居酒屋さんを発見するのが好きです。
それに妻とよくライブにも出かけますよ。
特に桑田佳祐さんは必ず行っちゃいますね。ファンクラブにも入っています」
岡:「ライブ!?アクティブですね!」
岡:(どんなことにも楽しみを見つけだす…といったところでしょうか。
なんだかOTにはとても大切なことのような気がします…)
新:「あと、趣味というほどではないですがスポーツジムに通っていますよ。」
岡:「…」
新:「…これでも」
岡:「いやまだ何も言ってないです!いや別に腹部とか見てないです!」
Q.OTの魅力を教えてください
岡:「先生は精神障害領域のエキスパートということで
精神障害領域の魅力についてお伺いしてもよろしいでしょうか?」
新:「精神障害領域の魅力ねぇ~。ここでは語り尽くせないくらいなのですが…。」
新:「まず、精神障害という領域は、他のどの領域よりも『OTらしさ』がでる領域だと僕は思います。」
岡:「…OTらしさ」
新:「そう。OTが一番生きる領域というのが、精神障害領域だと僕は思います。」
「いままで多くの方をみてきましたが、たとえ、上手な作品が出来なくても、
その作品は、対象者の意欲や達成感、
あるいは僕たちの予想もしない展開への引き金となることがある。」
「何もしゃべらないような人が目の色変えて取り組んだり、作品を家族にみせたり…」
「作品はその方のかけがえのないモノに変わっていく。
なんてことのない作業でも、するだけでみるみる対象者は変わっていくんです」
「それが精神障害領域のOTの魅力の一つなのではないでしょうかね…。」
岡:「なるほどです。」
Q.OT学生に求めることはなんですか?
岡:「今のOT学生に、『このようなOTになって欲しい』というようなことはありますか?」
新:「うーん…。そうだねぇ
学生にはやっぱり学生生活を通して勉強頑張ったり
いろいろな経験をしてもらいたいんだけど…
一番大切なのはいろいろなことを
本気で頑張れるっていう人間性だと思うんだ。」
岡:「人間性…」
新:「そう。勉強や知識も大切だけどね。」
岡:「人間性ですか…。僕ダメなとこいろいろあるし自信ないですね(-_-;)」
新:「それでいいんだよ」
岡:「はい?」
新:「いいとこも悪いとこも含めた『自分』
いわば『不完全な自分』を提供できるような人間になって欲しいんだ。」
岡:「不完全な自分…」
新:「そう、それはきっと精神障害領域のみならず
どのOTにとっても大切なことだと思うよ。」
新宮先生のインタビューでは
とてもここでは書き尽くせないくらいの充実したお話を聞くことができました。
僕ら三年生は秋から実習が始まり、ついに本格的なOTとしての修行が始まります。
今回のインタビューも、先生はきっと僕らOT学生にとっては
とても大切なものを教えてくれたのではないかなーって思います。
とても大切なものを教えてくれたのではないかなーって思います。
ということで新宮先生の紹介ならびにインタビューはこれにておしまいです!
先生、貴重なお話をありがとうございました