4年生 Feed

2018年11月14日 (水)

4年生の卒業研究発表会から

 去る10月31日に卒業研究発表会が開催されました。3年生も参加して活発な議論が展開して、大盛況のうちに終えることができました。

 さて、発表の中に機能的近赤外分光分析法(fNIRS)を用いた実験結果の報告がありました。fNIRS は頭皮から近赤外光を脳内に照射し、大脳皮質の脳表の血流状態を計測することで脳の機能を計測する手法、機器です。今回の発表会でこの機器を用いて発表されたテーマは「吃音者の吃音に対する意識と右半球の活性化」「舌骨上筋群への電気刺激、頭部挙上訓練前後の前頭葉皮質血流変化」「先行期の視覚情報が前頭葉の脳血流に及ぼす影響」などでした。fNIRSはリハビリテーションの介入効果の判断において有用とされており、将来リハビリテーション専門職に就く学生にとって貴重な経験になったと思います。

Image1_2

2018年11月 9日 (金)

ピアサポート(1年・4年)

 1年生も秋セメスターに入り、専門基礎科目が始まって勉強が少しずつ難しくなってきました。そのため、有志の4年生に協力して頂いて、毎週火曜日に1年生の勉強会を行っています。授業で理解が不十分なところを教えてもらったり、勉強の方法についても相談したりしています。4年生がとても親切で丁寧に教えてくれて、とても助かっています。また、4年生も1年生に教えることで理解が深まり、国家試験の勉強にもなっています。

Image1_3

Image4_3

Image3_3

Image2_2

2018年11月 2日 (金)

卒業研究発表会

 3年生から各ゼミに所属して、それぞれがテーマを決めて研究を行う卒業研究という授業があります。10月31日(水)、4年生の卒業研究発表会が行われました。テーマを決め、実験方法を考えてデータを取り、データをまとめて論文を作成するという長い道のりでしたが、全員が無事に卒業研究発表会で発表することが出来ました。4年生だけでなく多くの1年生から3年生も発表を聞きに来てくださり、活発な質疑応答が行われました。

Image3

Image4

Image2

Image1

2018年10月18日 (木)

言語聴覚障害診断学(3年・4年)

 本日は4年生の言語聴覚障害診断学の授業についてご紹介します。実習が終わった4年生が就職して臨床に出る前の最後の総まとめの授業になります。それぞれが実習先で担当した症例について発表し、他の学生の質問に答えながら症例をより深く学ぶということを行います。今日は来年の1月に評価実習に行く3年生も症例発表を聴講しました。4年生だけではなく3年生からも多くの質問が出て、活発な討議が行われました。

Image1_3

Image2_2

2018年9月28日 (金)

国家試験 模擬試験(4年)

本日は国家試験の模擬試験が実施されました。

言語聴覚士として働くためには国家試験に合格して資格を得ることが必要です。今年度の言語聴覚士の国家試験は平成31年2月16日に実施される予定となっています。試験は午前と午後に分かれていて、それぞれ100問を2時間30分で回答します。また、回答方法はマークシートの選択方式となっています。

長時間の模擬試験ですが、みんな集中して真剣に問題を解いていました。卒論、国家試験勉強、就職活動と忙しいですが、みんなで協力して乗り切りっていきましょう。

Image1_3

Image2

Image3

 

2018年7月26日 (木)

臨床実習Ⅲ終了(4年)


4年生が6週間の臨床実習Ⅲから大学に戻ってきました。これで臨床実習は終了となります。お疲れさまでした。


実習後には、教員とともに実習で得たもの、明らかになった課題などを整理して、就職した後の臨床場面で活かせるように事後指導を行います。また、8月3日には臨床実習報告会が行われ、それぞれが実習で学んだことを発表します。


臨床実習発表会が終わったら、卒業研究、国家試験勉強、就職試験など、多くのことが目白押しです。実習が終わってからも大変ですが、みんなで力を合わせて頑張りましょう。


1_3


2018年7月18日 (水)

4年生ブログ(臨床実習 藤田保健衛生大学七栗記念病院)

6月11日から始まった臨床実習Ⅲもいよいよ終盤になりました。

三重県の藤田保健衛生大学七栗記念病院では、4年生の女子学生2名が寮に宿泊して実習に通っています。

 

こちらの病院では、多くの療法士が回復期リハビリテーション病棟で働いています。そこでは、画期的なリハシステムThe FIT (Full-time Integrated Treatment) programが実践されています。FIT programは我国で初の「統合的高密度リハ病棟」を実現するシステムです。

 

周りは田園風景が広がる環境の病院で、先進的なリハビリテーションが実践されています。

 

聖隷の卒業生が2名勤務しており、ケースバイザーとして親切に丁寧に指導してくれています。先輩が勤務している病院は実習生も安心のようです。ちょうど卒業して3年目の卒業生とも会うことができました。毎日遅くまで、他の職種の方々とディスカッションしながら学んでいると生き生きした表情で話されている姿が印象的でした。

 

1

3年目の先輩(左男性)と一緒に

 

2

それぞれ実習指導者は違いますが、2名一緒だと心強いです。

週末は一緒に買い物に行って、ランチをするのが唯一の気分転換です。

 

2018年7月17日 (火)

4年生ブログ(臨床実習 国立長寿医療センター)

6月11日から始まった臨床実習も中盤になりました。

愛知県にある国立長寿医療センターで実習を行っている学生を訪問してきました。

今年の2月に新病院がオープンして真新しい病棟で、言語室も10部屋あり、とても恵まれた環境です。

病院のすぐ隣には、研修棟があり、こちらをお借りして宿泊しております。

 

体験型実習ということで、実習生は臨床現場で多くのことを実践させていただいていました。すでに全ての病棟を見学させていただき、症例の方も決まり、これからが実習の本番です。

 

また、こちらの病院には、3年連続で卒業生が就職しております。卒業生が多く就職していて実習生も心強いと思います。ちょうど、2年前に就職したゼミ生と昨年4月に就職した学生にも会うことができました。最初に就職した男性は長男、そして次が長女、次女と先生方にも呼ばれていました。教育体制も整っており、フレンドリーな雰囲気の職場です。

 

 

先輩と研修棟の前で        実習生と4月に就職した先輩(次女)

1

2018年6月11日 (月)

臨床実習Ⅲが開始しました

6月6日に4年生が実習前の挨拶に来てくれました。
実習Ⅱの事後指導や実習Ⅲの事前指導への御礼、そして意気込みを語ってくれました。


1_2


2


6月11日から6週間の総合実習が始まります。3年生の1月に2週間の評価実習、4年生の4月に6~7週間の総合実習、そしてこれが学生生活最後の総合実習です。


総合実習では、言語聴覚障害の評価、問題点抽出、訓練プログラムの立案、訓練の実施を行っていきます。


4年生の皆さん、頑張ってきてください。

2018年5月21日 (月)

実習地訪問

教員の谷哲夫です。


4月27日~5月2日にかけて、浜松市、御殿場市、甲府市、前橋市の実習を受け入れてくださっている病院に実習地訪問をしました。


学生からは定期的に電話やメールでの報告を受けておりましたが、直接会ってお話をしてみると、表情からも実習が充実している様子がうかがえました。

実習Ⅱ期以降は実習先が静岡県外になることが多いのですが、実習先の施設職員の方たちとの交流により、知り合いがいない寂しさも紛らわすことができるようです。


実習指導の先生方は学生にとても配慮し、指導に様々な工夫をされており、頭が下がる思いでした。


実習指導者の先生方から丁寧な指導をうけ、周りの人たちからも支えられながら実習に取り組んでいる学生たちに、成長の一端を見た思いがしました。


1_3

JA静岡厚生連遠州病院

実習生の平崎さんと指導者の鈴木先生(左)、古橋先生(右)



2_2

フジ虎ノ門整形外科病院

実習生の前野さんと指導者の林先生