2014年9月 5日 (金)

研究指導(卒業生)

卒業生の山本さんが9月6日に東京で開催される日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会でポスター発表することになり、その相談とポスターの印刷のために大学に来てくれました。


ちょうど夏期休暇で大分の就職先から実家に帰ってきて大学に立ち寄ってくれた同級生の中根さんと一緒の写真です。中根さんも大分県士会で発表する予定だそうです。「お互いにがんばろうね」


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初めての学会発表を先生方も応援しています。「がんばってね」
これだけの先生方の応援があればもう大丈夫!


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指導教官の小島先生と簡単な予演会。こうやって卒業後も大学の先生を頼って顔を見せてくれることはとてもうれしいことです。学会発表は大変だけれど、研究成果を世の中に発信していくことは言語聴覚療法の普及にも、さらには自己啓発にもつながります。さらに多くの卒業生が挑戦することを望みます。​
9月1日 (2 日前)


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2014年9月 4日 (木)

リフレッシュ休暇(卒業生)

8/30(土)の学会終了後のお疲れ様会(岩槻)を早めに切り上げ、卒業生と大宮で飲みました。
大分に就職した卒業生と関東勤務の彼(PT)との遠距離カップル、互いに一人前に近づくように応援しています。

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焼酎を飲みながら、職場を移動した卒業生が来月に控えた県内症例発表会で報告する抄録を見たり、
在宅に移り、頑張って(戸惑って)いる彼への助言をしたり、2人の今後についても...

月曜には大学に寄り、研究室を巡り教員に近況報告や少林寺サークルにも顔を出していました。

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おみやげを頂きました。

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中味は、焼酎とつまみでした。
時々2人に渇を入れて欲しいらしい...

今日は、高校の先生に会いに行き、夜は同級生と食事会で、互いに大変さを分かち合うそうです。
充実したリフレッシュ休暇になったことでしょう。

次は、11/1(土)のホームカミングデーに来られるといいですね。

2014年9月 3日 (水)

研究活動(教員)

8/29~31に目白大学岩槻キャンパス(埼玉)で開催された「日本吃音・流暢性障害学会第2回大会」に足立先生と池田が参加しました。
吃音学の外部講師としてお世話になっている目白大学の都筑澄夫先生が学会長。
 
担当している患者さんが進展段階4層から2層に改善したので「年表方式のメンタルリハーサル法による訓練を受けている成人吃音者が回避・工夫をやめるまでの心理的過程」というタイトルで発表。


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訓練場面のビデオも使って発表したので患者さんの苦悩が軽減する様子が伝わったのではないかと思います。
昨年、年表方式のメンタルリハーサル研究会を立ち上げ、事務局を担当しています。学会終了後に運営委員で都筑先生のお疲れ様会を開催。
一人ずつ握手をして学会の成功をお祝いしました。
200名近く参加したそうで、都筑先生の笑顔から学会が盛り上がったことが伝わってきます。


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2014年9月 2日 (火)

地域貢献(教員)

静岡県立浜松特別支援学校から特別支援教育講座の講師依頼を受け
8/27に「ST(言語聴覚士)からみた支援」というタイトルでお話してきました。

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受講者は50名前後で、多くは特別支援学校の先生。
言語・コミュニケーションの発達支援は幅広く、奥深いので今回はアセスメント(評価・状態把握)の部分を中心に講義。
皆さん熱心に耳を傾けてくださったのでとても話しやすい研修会でした。
ゼミ生を3名連れていき、講演アシスタントやカメラマンを担当してもらいました。
積極的に会場準備や片付けのお手伝いをしていたようで、学校の先生方からお褒めのことばをいただきました。教員として嬉しかったです。
感想文を読むとそれぞれ勉強になったようですので一部紹介します

【ゼミ生の感想の一部】
「先生のお話を真剣に聞いている姿を見たり、初めての講演ということから、言語聴覚士が病院や養成校だけではなく、もっと色々なところで必要とされていることがわかりました。」

「講演後に質問をする先生がいらっしゃった。それだけ言語聴覚に関する問題が身近にあるということも感じました。」

「特別支援学校の先生方の頷く様子や講演会後の質問の多さに、STの必要性を改めて感じました。」

「海外や地域によっては、STが常に教育現場に加わり活動するという制度があるため、もっと多くの地域にてその制度が広まるとよいな思いました。」

「STが教育現場に加わることにより、早期からのアプローチが可能となり、よりよい支援が出来るため、一人でも多くの方にSTという職種について知って頂きたいなと今回の講演会に参加し、より強く感じました。今後も日々精進していく必要があると思いました。」

特別支援学校でのSTの必要性を今まで以上に感じることができました。講演会を聞く先生方の頷きの多さや、講演会後も池田先生に相談や質問をする先生方がとても多かったです。その様子を見て、学校の中でお子さんとの関わりに困っている先生方が多いことを知り、STの専門性が学校領域に必要であることを感じました。そして、STが学校に関わり、専門的にアプローチができる連携の大切さを知りました。」


「STは訓練をするだけではなく、今の現状を踏まえ、母子関係やその子や家族にあった訓練方法や関わり方を考えることもSTの大切な仕事だと学びました。小児領域のSTになりたいと思う私にとって、とても貴重なお話をお聞きすることができました。」

2014年8月29日 (金)

聖隷言窓会(卒業生)

聖隷言窓会は言語聴覚学科卒業生が主催している会です。
オープンキャンパスの開催日に言窓会の研修会が開催されました。
今回は卒業生による事例紹介と退職された立石先生の講演。

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オープンキャンパスに卒業生が顔を出してくれたので自己紹介をしてもらい記念撮影。

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元気に頑張っている卒業生の顔を見るとパワーが湧いてきます。
また顔を出してくださいね。

2014年8月28日 (木)

オープンキャンパス(1~3年生)

言語聴覚学科のオープンキャンパスに大勢の方が参加してくださいました。
心より御礼申し上げます。

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受付は1年生が担当しました。
皆さんに合格していただきたく、合格祈願グッズをプレゼントしました。
  

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嚥下食の試食、小児用知能検査の体験、聴力検査、失語症の検査体験、教員立ち入り禁止の学生さんによる相談部屋を用意いたしましたが、皆さん楽しんでくださったようです。

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と無事終了し、午後の部もみんなで記念撮影。笑顔が素敵ですね。

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お疲れ様でした。

2014年8月26日 (火)

小中学生対象の体験教室(小学生・中学生、3年生)

8/23に小中学生対象の体験教室が開催され、25名の小学生・中学生が参加してくれました。
言語聴覚学科では原田先生が「脳を操ってもっと賢くなろう!」というタイトルで脳のこと、言語聴覚士の仕事についてを講義しました。皆さん、とても真剣に聞いてくれていました。

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講義の後は3年生7名が担当している失語症、小児、嚥下、聴力のブースをまわってもらい、小中学生に検査・嚥下食の試食体験をしてもらいました。


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写真からも伝わってきますが、参加者も3年生もとても楽しそうな様子でした。
3年生は準備も小中学生とのやりとりもチームワークよく、手際もよく頑張ってくれました。
終了後、記念撮影。


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気分が盛り上がっていたのもあり、ノリノリ版も撮りました。

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お疲れさまでした。

オープンキャンパス準備(3年生)

昨日は失語症ブース担当学生さんがオープンキャンパスの準備をしていましたが、本日は嚥下ブース担当の学生さんが演習室で準備をしてくれています。
「身近な食べ物と嚥下食」という資料を作っていました。

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嚥下食にはいくつか段階があって、スーパーなどで売っている食品がどの段階の食物であるかがわかる資料とのこと。
今日はピラミッド(段階)と説明書きまで。明日この資料に食品を貼りつけるとのことで完成版は実物をご覧ください。
合格祈願のプレゼントを用意していますのでぜひ見学にいらしてください。

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学生、教員一同、皆さんのお越しを心よりお待ちしております。

2014年8月22日 (金)

オープンキャンパス準備(3年生)

明後日のオープンキャンパス、失語症ブース担当の二人が、休み返上で、
検査練習をしていました。
言語聴覚士が、どんな仕事をしているのかを高校生にわかりやすく伝えようと、
二人で奮闘してくれていました。
合格祈願のプレゼントも用意しています。ぜひ、遊びに来てください。

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1.検査をする人、説明をする人の役割分担

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2.「それでは、高校生にわかりにくいのではないか…」と相談中。

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3.前から写真を撮ろうとすると、「緊張するなぁ」と言いながら、二人とも自然な笑顔を見せてくれました。

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4.明後日は、きっときっと、うまくできると思います。

2014年8月21日 (木)

藤原ゼミ、小島ゼミ合同研修会・合宿

8月9日・10日に恒例の合同ゼミ研修会と合宿が開催されました。今回は最終ゼミ合宿ということで、この日は在学生に加え、ゼミの卒業生も多数参加してくれました。みんな大きく成長し、各地で臨床家として立派に活躍してくれており、胸が熱くなりました。卒業生の中から5名が幹事としてプログラム企画から当日の運営をしてくれ、盛大な会になり、大成功でした。


以下、写真とともにご紹介します。


★9日の10時~17時は3307教室で研修会が開かれました。昼食を食べながらの在学生と卒業生の交流会では大いに話が盛り上がりました。

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1枚目:卒業生の野口さんが「脳腫瘍術後摂食嚥下障害、構音障害を呈した一例」と題して症例を提示し、それを基に検討会を行いました。症状を正しく分析し、根拠に基づいたアプローチを行うことの大切さを学びました。

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2枚目:小島が「私の歩みとSTへの熱い思い」と題して講演をしました。リハビリの大切さを身をもって実感した者として、STをめざすようになったいきさつや、就職してからどのようにSTとして働いてきたかなぜ大学の教員になろうと思ったか、、そして現在STの後輩となるみんなに何を望むかを語りました。

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3枚目:昼食を食べながら卒業生と在学生が交流をしました。大学時代に何をしておけばよかったか、卒論はどのように進めたか、臨床現場のことなどを熱心に質問していました。

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4、5枚目:7期生の高口さん、5期生の成瀬さんが在学生に向けて「卒論の進め方、学生時代の思い出、社会人について」と題して講演をしてくれました。二人に共通して語っていただいたことは、「学生時代は勉強がつらいを思ったこともあったけれど、そのおかげで今STとして現場に立てていると思う。この大学で学んで本当に良かった」ということでした。教員冥利に尽きます。

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6枚目:2期生の内山さんが「外国人様のアクセントになった症例の改善に影響する要因」と題して症例を提示し、訓練経過と音響的な分析で改善を示したという発表をしてくれました。秋の高次脳機能学会に発表予定だそうです。教員からは論文にすることも勧められていました。このように学会等で発表する卒業生も増えています。

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7枚目:藤原先生が「ヘッドライト、テールライト、旅はまだ終わらない」と題して講演をしました。英語の先生からなぜSTになったのか、子育てをしながら学び、学位を取り、教員となったこれまでの歴史を語ってくれました。そして、STの素晴らしさを伝えてくださいました。

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8枚目:40名の集合写真です。

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9枚目:夜は卒業生と浜名湖ロイヤルホテルにて大宴会を開催しました。仕事の都合で昼の研修会に参加できなかったけれどこの会に駆けつけてくれた卒業生もいました。みんな大人になったねえ。ご活躍を祈ります。