2017年11月13日 (月)

2017年11月9日 定期勉強会(1年生)

 

On Thursday the 9th of November the Speech Therapy 1st year students met for one of their weekly study group sessions.  The theme was a continuation of Critical Thinking Skills and structure in academic activities (e.g. writing, presentations, therapy).  Prof. Ishizu started the session by summarizing our work to date.  We then talked again about the essentials of Critical Thinking:

  1. Skeptisism
  2. Curiosity
  3. Humility

and how these are demonstrated through five (5) essential skills:

  1. Reasoned Judgement
  2. Logical thinking
  3. Well-Thought out arguments
  4. Reluctance to accept any argument of conclusions
  5. Demanding evidence

The students then took on the task in small groups of discussing what seemed like a simple idea.  What should we be calling patients in a Japanese setting?  This seemingly simple question leads to a clear need to first clarify the underlying question, and then discussion possible answers in a well-structured manner.  Next week, using a poster-tour, the students will make short presentation hopefully using all these skills.  It will be an exciting event.

 

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今回の勉強会のテーマは、クリティカル・シンキング!様々な事柄(情報、他者の意見など)を、そのまま受け入れるのではなく、「どうして?」「本当にそうなの?」と疑問をもって、自分で根拠をもって判断することをいいます。今回、皆で考えたテーマは、「結論」や「答え」が無いものです。それに対して疑問を持つこと、友人の意見について、そうかな?と思うこと、論理的に考えること・・・できたでしょうか?その紹介を、市川さんと白井さんにお願いしました。

 

********* 市川さん *********

第7回言語聴覚学科1年の勉強会が、11月9日(木)に行われました。今回は、前々回に学んだcritical thinkingを基に、「患者様」と「患者さん」の呼び方の違いについて、小グループでディスカッションをしました。

 

私たちのグループでは、始めに、「患者様」と「患者さん」という呼び方から受ける印象について話し合いました。しかし、先生方からのご指導を受け、なぜこの2つの呼び方が区別されているのかということに疑問を持ちました。そもそも、「患者」という単語自体に敬意がないと感じたため、様とつけるのも不自然なように感じました。

 

今まで、患者様と患者さんの違いについて深く考えたことはありませんでしたが、考え始めてみると、すごく難しい問題なのだとわかりました。今回のように、何事にも好奇心、懐疑心を持ち考えることが大切だと思いました。来週の勉強会では、今回の話し合いをもとに、それぞれのグループの意見を発表します。意見をまとめ、構造化することを心がけながら発表ができるようにしたいです。

 

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********* 白井さん *********

11月9日の勉強会では、患者様と患者さんの違いについてグループに分かれてディスカッションしました。グループディスカッションを行い、一見簡単そうに見えるこの課題が、複雑で奥深いことが分かりました。

 

また、グループのみんなと話し合うことで、自分には出てこなかった意見を知ることができ、とても勉強になりました。そして、なぜこの課題が上がるのか、遡ってみることが大切だと教わりました。この課題に答えがあるのか分かりませんが、自分の納得するまで追求したいです。

 

私はこの勉強会を通して、常に疑問を持って考えることを頑張っていきたいと思いました。

 

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2017年11月10日 (金)

3年生の「総合演習」


教員の谷です。


今3年生は、来年1月からの臨床実習に向けて準備をしています。


「総合演習」の授業では、実習に必要な知識、臨床態度、臨床の考え方を学修しています。


授業6回分に相当する「実技チェック」で患者様との挨拶、会話、失語症検査に関して実習を終えた4年生や教員から指導を受け、自分の弱点を整理し、改善すべく練習してきました。


そして今度は、客観的臨床能力試験(OSCE:Objective Structured Clinical Examination)に臨みます。患者情報を把握し、(教員が扮する)患者様と会い、挨拶や会話をして検査を実施する、という一連の流れを評価します。

既に1回目のOSCEを11月6日に実施しました。2回目は11月13日に実施予定です。3年生にとっては緊張する日々が続きますが、ここを乗り切ってほしいと思っています。


OSCEの実施の様子は次回で紹介します。

構音障害学Ⅱ

2年生は秋セメスターになり、専門的な科目が増えてきました。

構音障害学Ⅱでは、グループでのビデオ演習を取り入れています。

患者さんの発話を聴き、どのような発話特徴があるのかを皆で評価しています。

11月28日から実際の構音障害の方にご協力いただき、演習を行います。

皆さん、頑張って準備をしましょう。

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2017年11月 9日 (木)

4年生卒業研究報告会



10月27日(金)言語聴覚学科4年生による卒業研究報告会が行われました。



司会進行やマイク・照明係など、全ての運営を学生が担いました。学生達は、ゼミを通じて取り組んだ、研究の成果を発表しました。



4年生は勿論のこと、3年生からも多くの質問が出され、活発な議論を行いました。



これまでの学びの集大成として、また、今後の専門職としての働きにつながる充実した発表会となりました。



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リハビリテーション英語に挑戦

 

In 入門リハビリテーション英語the class progresses on a two-week cycle. Each two week cylcle includes, in week 1, an English language presentation from a university professor and in week 2, student interviews of a simulated patient.

 

Dr. Prof. Ko recently made his presentation in human hearing focused on two diseases, Otitis and Meineir’s disease.  The students prepare carefully for the lecture and then ask many questions.

 

They then prepare interview questions for the simulated patient, and must diagnose the disease.  It is VERY difficult and VERY exciting.  Seeing the students struggle to communicate in English is inspiring.

 

先日、昨年に続く2回目のリハビリテーション英語(マックリーン先生のご担当科目)1コマの授業を挑戦しました。学生たちはとっても興味を持って、積極的に参加しました。授業後、二十数名の学生は自発的に良い感想やコメントなどのメールを送ってくれました。

 

私にとって、英語が第二外国語となります。この授業に通じて、自分自身もよい勉強になりました。高い評価をしてくれた学生に感謝します。 

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授業用スライドの一部

 

 解剖学担当 顧 寿智

2017年11月 8日 (水)

保護者懇談会ご参加御礼

 

言語聴覚学科長の柴本です。

 

10月28日(土)に保護者懇談会を開催いたしました。10月に2度目の台風が静岡県に接近する足元の悪い中、60名を超える保護者の皆様にお集まりいただき深く御礼申し上げます。

 

言語聴覚学科では、本学理念である「生命の尊厳と隣人愛」を具現化できる言語聴覚士を輩出すべく、教育活動・研究活動・社会貢献活動を行っております。

 

特に教育活動は、教職員・本人・保護者の三者でコミュニケーションを図りながら、目標を定めて行うことがより成果を高めると考えています。保護者懇談会は大切なその場の1つです。本年度も、多くの情報共有や交換をすることが出来ました。

 

私どもは1人1人の学生さんを大切に、個性を重視し、その方らしい言語聴覚士像を持って欲しいと考えています。

 

次年度も多くの保護者の皆様にお会いし、よりよい教育活動・研究活動・社会貢献活動について一緒に考える時を持つことを楽しみにしています。

 

今後とも皆様と共に歩み続けます。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

聖隷クリストファー大学 言語聴覚学科長 柴本 勇

2017年11月 7日 (火)

2017年11月2日 定期勉強会(1年生)

 

今年度より、リハビリテーション学部では、入学学生にタブレット型2in1パソコンを配布しています。半年間、パソコンを使ってきて、随分と勉強やレポート、調べ物に活用できるようになって来ました。一方で、データの整理、セキュリティ管理、バックアップ・・・といったことは、なかなか難しい部分のようです。

 

そこで今日は、4年間の学習情報が整理・検索しやすいよう、パソコン上のデータをどう保存し、フォルダ整理をするとよいのかについて話をしました。また、セキュリティ管理や、データの保存・バックアップについても説明をしました。

 

USBやSDカードへの保存も有効ですが、今後は、クラウドやストレージの利用といった方法も上手く活用していけるといいですね。

 

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今回の勉強会の紹介は、里道さんと戸塚さんです。

 

********* 里道さん *********

第6回定期勉強会が、11月2日(木)に行われました。今回のテーマは、PCに関してのお話、フォルダ整理、小ワザ紹介、USB、iCloudについても教えていただきました。

 

私たちが大学から支給されたノートパソコンは、最初からウイルス対策ソフトや、授業で必要なアプリがインストールされています。4年間、快適に利用していくためには、違う媒体(USB、SBカード)にデータを入力しフォルダ整理をする必要があることを学びました。

 

特にフォルダ整理は、大学生としてとても大切なスキルです。もちろん、社会人になってもさらに求められる力だと思いました。

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********* 戸塚さん *********

11月2日の勉強会では、秋セメの目標をMaharaに書き込むこと、PCのフォルダ整理の仕方について行いました。

 

私はMaharaの目標を決めるとき、簡単なことでもいいから実行できることにしようと思い、目標を設定しました。

 

そこから、目標を達成しようという気持ちはとても大切だと感じました。PCでのフォルダ整理は、国家試験の時に役に立つなと思いました。

 

私は、今までフォルダ整理をしっかり行っていなかったので、ファイルの管理をしたいです。

 

また、整理したフォルダをドライブや、USB、SDカードに保存し、データ管理をきちんと行っていけるように心がけたいです。

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2017年11月 1日 (水)

2017年10月29日 保護者懇談会(1年生)

 

Last Saturday, the 29th of October, we had the parents of our first-year students visit the campus.  We have a general presentation of the ST curriculum, faculty and program.  We also spent time with the parents over lunch.  Finally, we had one-on-one discussions with the parents about their student’s progress. 

 

The participation of the parents is deeply appreciated by the faculty, because we are able to build a team to help each student succeed.  This is our deepest and abiding hope.  The time the parents took to participate is deeply appreciated and very important to each student.

 

先日、リハビリテーション学部の保護者懇談会が開催されました。1~4年生の全体会では、ST学科におけるカリキュラムや臨床実習、国家試験、就職などに関しての説明をしました。その後、各学年に分かれて、学年別の懇談会を実施しました。

 

1年生は29名在籍していますが、その半数以上の保護者の方にご参加いただきました。保護者の方々には、まず1年次の学年目標について説明をした後、今の1年生の将来を踏まえて、現時点の教育で大事にしていることについてもお伝えしました。学習のこと、実習のこと、ハワイ研修など、様々な質問も飛び交うなか、和やかな雰囲気で1年生の保護者の方々と懇談ができました。

 

今後は、保護者の方々とも協力させていただきながら、1年生の成長を支援していければと思います。お忙しい中、ご来校いただき、感謝いたします!

 

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2017年10月31日 (火)

2017年10月26日 定期勉強会(1年生)

 

今回は、普段の勉強や臨床において重要となる、クリティカル・シンキングについて考えました。マックリーン先生から、クリティカル・シンキングについての説明がありました。

 

皆さんが見聞きしたことが、本当であるか判断すること、論理的に考えること、議論の内容をそのまま信じず、確認し・議論し・分析することが必要だということ…これまでの皆さんの学び方とは大きくことなる姿勢ですね。ただ、これらの姿勢は、皆さんが深く言語聴覚療法を学び、患者さんを十分に理解し、臨床で臨機応変に適切な対応をしていくためには欠かせないことになります。これまで学んできた、話の構造化にも繋がる大事なポイントです。

 

クリティカル・シンキング…なかなか難しいことですが、これからの大学生活、勉強、様々な経験のなかで、少しずつこのような考え方を身につけていけるようにしてきたいですね。

 

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         What are the central goals of education, and what are our goals at Seirei Christopher University?  It should never be just to pass a national exam alone.  In fact, passing a high stakes national exam, while important, is really a distraction for the real goals of education.  Education is about growing to be the best person possible, within a specific academic discipline, or at least it should be.  Educationally, we seek to develop students with advanced and mature “Critical Thinking Skills.”  This means developing students with:

 

                1) Curiosity

                2) Skepticism

                3) Humility

                4) Reasoned Judgement

                5) Logical Thinking Abilities

 

These skills, when applied within any professional context, make any student the best professional among your peers.  Socially, Seirei Christopher University seeks to develop students with a deep, authentic, and lifetime commitment to others.  We seek graduates who will act as the foundational resource for helping others in need.  This is what we mean by Love Thy Neighbor.

MacLean

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今回の勉強会の紹介は、秋本さんと梅木田さんにお願いをしました。

 

** 秋本さん *********************

ST学科1年、第5回スキルアップ勉強会が行われました。 今回学んだことは「critical thinking」批判的な思考を持つということです。

 

批判的思考を行うためには3つの事柄が必要であると教えていただきました。

 

1つ目は「Curiosity」 好奇心
2つ目は「Skepticism」疑い
3つ目は「Humility」  謙虚

 

です。この事柄は仕事や討論・議論・学習の面において必要なスキルとなることも教えていただきました。

 

この3つの事柄をふまえて、普段の授業の内容や教科書でも疑問を持つことが大切だと感じ、また、その根拠となる証拠を自分で探すことの必要性も学ぶことができました。

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** 梅木田さん *********************

第5回定期勉強会が、10月26日(木)に開催されました。今回は、マックリーン先生、石津先生のご指導の下、クリティカル・シンキングについて学びました。

 

クリティカル・シンキングには、Curiosity(好奇心)・Skepticism(懐疑)・Humility(謙虚)が求められます。私は、Skepticismが求められることが、強く印象に残りました。相手の話が正しいのか、どうしてそう感じたのか、根拠はあるのか、などの疑いの目を向けることにより、思考がより強固なものとなる、ということを教わりました。

 

しかし、Skepticismは、決して簡単なことではない、と感じました。なぜなら、私は、人と話をする際には、その話が正しい、と思い込んでいるからです。特に、自分の知らないことについては、このような傾向が強くなります。

 

私は、ある物事について主体的に考えない限り、疑いの念を抱くことはできない、と思います。これからは、得た情報を鵜呑みにするのでなく、自ら疑問を持ち、自分が納得できたら、受け入れるように心がけます。

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2017年10月26日 (木)

学内でのバーベキュー②:学生さんのコメント


イベントの幹事の中村さんからコメントをもらいましたので、紹介します。


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今回の郷土料理サークルでは、バーベキューを行いました。天候に恵まれ、40名程の学生が参加してくれました。


焼きそば作りからはじまり、マックリーン先生のご指導のもと本格的なアメリカン式バーベキューを皆で行いました。


 食材は、先生方にコストコで買ってきていただき、普段は目にすることのないような大量のお肉で、初めは驚きましたが、皆で完食しました。


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マックリーン先生の味付けした野菜は様々な香辛料が混ぜられ、独特な匂いがしましたが、食べたらとてもおいしかったです。2年生で作った焼きそばも好評で完食していただきました。


主に、郷土料理サークルでは1、2年生が所属していますが、当日は、3年生、4年生が顔を出してくださいました。学年を超えて良い交流の場となったと思います。


また、先生方も来てくださり、普段の学校生活とは違う雰囲気の中、たくさんのお話をすることができました。


先生方のご協力をいただき、学校内でのバーベキューという、とても貴重な経験ができました。今回のバーベキューで、言語聴覚学科の親睦がより深まったと思います。


11月4日(土)の聖灯祭では、郷土料理サークルでタピオカドリンクを販売します。


また、1年生、2年生と協力してたくさん販売ができるよう、頑張りたいと思います。ぜひ、来てください。