盲ろう体験をしました(3年生)
3年次にある成人聴覚障害学の1コマです。
目をつぶり耳栓をして、見えづらい・聞こえづらい世界を体験しました。
支援者側と交代しながら、どう伝えたら良いのか、危険を避けるためにはどうしたらよいのかなどを試行錯誤しながら頑張っていました。
当事者の方の気持ちに寄り添える言語聴覚士に成長してくれることを願っています!
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3年次にある成人聴覚障害学の1コマです。
目をつぶり耳栓をして、見えづらい・聞こえづらい世界を体験しました。
支援者側と交代しながら、どう伝えたら良いのか、危険を避けるためにはどうしたらよいのかなどを試行錯誤しながら頑張っていました。
当事者の方の気持ちに寄り添える言語聴覚士に成長してくれることを願っています!
11月10日に業者さんに来ていただき、意思伝達装置の講義をしていただきました。
講義では、意思伝達装置「eeyes」の機能やスイッチ・センサ、公的給付制度、現場での取り組みなどについてご説明いただきました。とても勉強になりました。
学生さんも意思伝達装置を体験しました。こちらは視線入力で操作しています。思ったところに視線がいかない、という学生さんもいました。
こちらはスイッチ入力による操作方法です。
その他、空気圧を利用したセンサやタッチセンサなどを体験しました。
皆興味深そうに演習を行っていました。
今回、ご協力くださったアシストシステムの方々、誠にありがとうございました。
秋セメスターが始まり、1ヶ月半が経ちました。今回は4年生の講義場面を紹介します。
拡大代替コミュニケーション演習(AAC)とは、話すこと・聞くこと・読むこと・書くことなどのコミュニケーションに障害のある人が、残存能力(言語・非言語問わず)とテクノロジーの活用によって、自分の意思を相手に伝える技法のことです。
実習を終えた4年生を対象として開講しています。
AACは道具を使わない方法と道具を使う方法に分かれます。
前者には視線やジェスチャーなどが含まれます。
後者に透明文字盤や筆談、意思伝達装置などが含まれます。
今回は透明文字盤を使って演習しているところです。
四肢の機能が障害されており、眼球運動が保たれている方に有効なコミュニケーション方法です。
対象者が伝えたい文字を見つめて、ST役が文字盤を動かしています。
9月11日~14日に病院での見学実習がありました。
初めての実習ということもあり、皆緊張していました。
6月から事前オリエンテーションを5回行い、本実習の目的や目標、流れ、注意点、服装、個人資料の書き方など、多くのことを確認してきました。
10月3日に実習で学んできたことを共有する目的で報告会を開催しました。
報告会では、患者さんへの接し方、言語聴覚士の役割、訓練方針、患者さんへの説明、報連相の大切さ、他職種連携、専門用語の使い方など、実習で学んできたことが発表されていました。
患者さんへの接し方では、「患者さんの思いをくみ取ること、障害がもたらす困難さを理解すること、目線や笑顔、傾聴、相槌、前向きな声掛け、言語化、声の大きさや速さ」など、多くの大切なことが報告されていました。