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2019年2月

2019年2月26日 (火)

【No.408】1年生レポート ~浜松市との連携事業:高齢者対象講座の実践報告3~

こんにちは!

理学療法学科1年の伊藤蒼馬です。

 

12月10日に浜松市の連携事業として、浜松市北部協働センターで高齢者の方々を対象とした認知症予防・転倒予防の講座の開催をさせていただきました。

 

講座のテーマは「健康寿命を延ばすには」ということで、

参加者の皆さんに末永く健康に生活していただくことを目的として開催しました。

 

講座の流れや講座で何を行うのかということなど、自分たちで考えて講座を開催することは初めてだったので、すごくいい経験になりました。

 

また、今回は講座の開催日に私たち1年生は授業があるため、3年生に講師の代役をお願いし、私たちに代わって講座を行っていただきました。

そのため、私たち1年生が3年生に向けて講座の内容を実施しました。

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私たちが考えた講座の内容について、簡単にご説明します。

 

最初の導入では、私たちの大学の紹介や普段何を学んでいるのか、最終的に何の職業になるのか、などの自己紹介をさせていただきました。

 

続いて認知症予防について、認知症の原因や症状などを説明したあとに、認知症予防として脳トレを行いました。

この脳トレは前頭葉・前頭前野を活発化させることを目的に行いました。

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行った脳トレの内容

①デュアルタスク

②カテゴリー書字

③ストループテスト

④計算問題

 

休憩を挟んで、転倒予防の体操として椅子に座って行う簡単な運動を行いました。

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行った体操の内容

①首をゆっくり回す

②手を肩につけて肩甲骨を回す

③胸の前で手を組みひっぱる

④おへそを突き出すようにゆっくり腰と背中を伸ばす

⑤シーテッド・ニートゥーエルボー

 

私達にとっては簡単な運動でも、高齢者の方々には辛い運動となる場合が多いと聞いて、簡単な体操にしたのですが、

皆さんとても真剣に取り組んでくださり、簡単にできてしまい、あまり効果を上げることができませんでした。

 

最後に、アンケートに回答していただき、講座を終了しました。

 

 

今回の講座で、自分たちで一つのものを作り上げる大変さと楽しさ、実際に講座が開催されたあとの達成感など、さまざまな経験をすることができました。

 

思うように行かない場面も、先輩方や先生方、何より仲間たちが手を貸してくれて、講座を成功させることができました!

 

今回の経験を、今後に生かしていきたいです。

2019年2月19日 (火)

【No.407】教員レポート ~静岡県理学療法士会 研究開発支援部会講座~

こんにちは、教員の田中です。

 

先日、静岡県理学療法士会の研究開発支援講座を静岡市内の会場で開催しました。

 

本学准教授の金原一宏先生、俵祐一先生が講師となり、「研究脳の作り方」-身近な臨床の「?」はコレで解決!- をテーマに講義を行いました。

 

 

第一部は金原先生の「研究総論」でした。

参加者同士のディスカッションを交えながら、研究の意義、量的研究、文献収集、研究疑問の設定などについて解説し、参加者の方々の臨床疑問を深めて研究疑問へと発展させる手がかりをくださいました。

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第二部は俵先生の「実践総論」でした。

統計解析に必要な指標の尺度、Excelを使用したデータの解析方法など例題を提示して解説し、最後には先生が実際に指導された学会発表の抄録について、書き方の要点や修正ポイントをなどレクチャーしてくださいました。

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臨床現場での実践や研究をされている先生方からの

「臨床を豊かにするために研究がある」

というメッセージが参加者の皆様に伝わったと信じています!

 

興味を持った方は、静岡県理学療法士会HP http://www.shizuoka-pt.com/ をご覧ください!

理学療法士は静岡の皆様、全国の皆さまのご健康をお祈りし、また貢献できるよう研鑽を積んでおります。

2019年2月18日 (月)

【No.406】教員レポート ~長崎大学大学院との合同企画講演会の紹介~

こんにちは、教員の田中です。

 

立春が過ぎ、少しずつ春の訪れを感じますね。

さて、今日は大学院の特別講演について報告します。

 

今年度、本学大学院リハビリテーション科学研究科では、長崎大学大学院との合同企画を開催しています。

 

今回は、長崎大学の平瀬達哉助教を講師にお迎えし、

「理学療法士のための臨床と研究活動-介護予防領域における臨床研究の実際-」

について、研究データを基にご講義いただきました。

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平瀬先生は、「高齢者の転倒予防および高齢者の痛みに対する効果的な介入プログラムの開発に関する研究」を専門とされておりますが、地域(臨床)を豊かにし、「その人らしい生活」の再建に向けた臨床研究を実践することを大切にされています。

ご講演でもその熱意のこもったメッセージを本学の大学院生をはじめ、参加者に向けて余すところなく伝えてくださいました。

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また、大学院生や参加者からの質問にも丁寧に答えてくださいました。

 

 

講演後には、本学教員および大学院生と共同研究の打合せを行いました。

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地域(臨床)の特性を考えた新たな研究の方向性が見えました。

これからの発展が楽しみです!

2019年2月15日 (金)

【No.405】3年生レポート No.5 ~測定会に参加してきました~

こんにちは。

理学療法学科3年の松井です。

 

今日のブログは、先日神久呂中学校で行った測定会の話をしていきます。

 

そもそも測定会とはなんだ?と感じた方もいるかもしれませんね。

測定会とは、学生主体の中高生を対象にした、ケガ予防やパフォーマンス向上を目的に身体機能などを測定する活動です。

 

今回の測定会は、浜松市リハビリテーションセンターの理学療法士の方々と一緒に行わせていただきました。

 

中学生約60人に対して10項目程の評価を理学療法士の助手として行いました。

その後、いくつかのストレッチを中学生に指導しました。

 

今回の測定会では、評価のみ助手として行いましたが、

学科で行っている学生主体の部活動応援プログラムでは、

 

ケガ予防やパフォーマンス向上のために

①どんな評価を行ったらよいのか?

評価の結果から、どのようなことが分かるのか?

分かったことからこれからどのようなことを行うべきか?

 

を考えて行きます。

 

ただ先生に言われたことを行うだけでなく、意欲的に調べ考えていかなくてはならない分、自分たちの知識となるものを多く得られます。

 

測定会は、学内で学んだことを学外で生かしていくことの出来る機会です。

このような体験ができるのもこの大学の特徴ですね!

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 ↑1年生・3年生の参加メンバーと根地嶋先生

 

今日のブログはここらで終わりとさせていただきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2019年2月 7日 (木)

【No.404】3年生レポート No.4 ~国際理学療法実習に行ってきます!~

皆さん、こんにちは。

理学療法学科3年の山中と若林です。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

早くも1月が終わり、春の訪れを感じ始めました。

皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

 

私たち3年生は、来年度の卒業研究に向けて、ゼミごとに取り掛かっております。

どのようなテーマで研究を進めるのか、楽しみです。

 

さて、私たち2人は今年の2月17日から国際理学療法実習に参加させていただくことになりました。

実習地は中国で、2週間程滞在します。

 

そのため、実習前の事前研修として国際理学療法ゼミを開催しました。

現地でのコミュニケーションは、ほとんどが英語になるため事前の勉強が大切になります。

そこで、私たち理学療法学科が誇る英語のprofessional、坂本先生にご指導をいただきました。

坂本先生は、オーストラリアで理学療法士として働かれていた素晴らしい先生です。

 

また、中国語の簡単な構成や発音を大学院生のホンさんに教えていただきました。

ホンさんは中国出身で、私たちが実習に行く病院で勤務されていました。

 

坂本先生とホンさんのご指導により、外国語の難しさを痛感しましたが、勉強への意欲がさらに高まりました。

 

そんな坂本先生が、12月から産休に入られました。

そこで私たち3年生は寄せ書きを作成しました。

先生は涙を浮かべながら、大変喜んでくださいました。

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最後の授業で記念の1枚

 

何事にも熱心で、学生想いの坂本先生。

時にはお叱りをいただくこともありましたが、それ以上に良い思い出がたくさんあります。

先生とのしばしのお別れは寂しくなりますが、今回の実習を通じて一回り成長した姿をお見せできるよう精進していきます。

 

最後に、実習に挑む意気込みです!!

 

山中「この2週間で困ることが多々あるとは思いますが、乗り越えるようがんばります。」

 

若林「今回の実習では、積極的に会話をして英語のスキルを上達させたいです。」

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実習に向け、気合の入った3人

 

最後までお読みいただきありがとうございました。