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2015年5月

2015年5月25日 (月)

【No.148】 学内報告vol.2 ~理学療法学科新歓ボーリング大会~


こんにちは、理学療法学科教員の田中です。
今度は、理学療法学科恒例の、新歓ボーリング大会の紹介です。

毎年、連休明けの時期に3年生が企画して、新入生歓迎のボーリング大会が開催されます。
教員も参加します。
チームは1、2、3年生と教員の混合で編成され、優勝目指して(?) 競います。

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とはいっても、和気あいあいとゲームを楽しんでいます。

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学年の垣根を越えて、縦のつながりができる、よい機会です。

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先輩の勇姿に後輩たちはうっとり~

企画してくれた3年生のみなさん、ありがとうございました!

学生同士、横のつながりだけでなく、縦のつながりも大切にしているのが、本学理学療法学科の特徴であり、強みであります。
教員一同、温かく見守り、サポートしていきます。

1年生のみなさん、困った時にはいつでも、先輩、教員を頼ってくださいね。
そして、一緒に問題を解決していきましょう。


2015年5月20日 (水)

【No.147】 学内報告vol.1 ~リハビリテーション職種間連携~



気温がぐんぐん上昇しており、暑さ対策が必要な季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、理学療法学科教員の田中です。

連休が明け、入学式から1か月以上経ち、1年生も徐々に大学生活に慣れてきたのではないでしょうか。
リハビリテーション学部1年生は、専門職者を目指すにあたってのはじめの一歩として、

「リハビリテーション職種間連携の基礎」

という科目を履修します。

この科目では、理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科で混合のグループに分かれ、それぞれの専門職の連携について、KJ法を用いて意見交換をしながら学びます。
最終的には、1枚の模造紙にグループワークの中で出てきた意見を集約し、授業で発表します。
初めての発表に緊張している様子もありましたが、堂々と発表し、質疑応答も活発に行っている姿に感心しました。

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発表が無事に終わり、グループメンバーの仲も深まり、笑顔があふれています。
これから4年間の大学生活もこんな仲間達といっしょなら、充実した毎日を送れますね!
楽しいことも、辛いことも、みんなで力を合わせて乗り越えて行きましょう。
そして4年後のその先も、仲間とのつながりは続きます~


2015年5月18日 (月)

【No.146】WCPTに参加して



WCPTが5月1日から5日までの5日間シンガポールで開催されました。
本学からは大城先生、矢倉先生、吉本先生、根地嶋先生、坂本の5名がポスター発表に参加しました。

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根地嶋先生の研究に興味をもった台湾から参加しているPTが熱心に根地嶋先生に質問をしていました。

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私は、初めての国際学会だったのでとても緊張しましたが、みなさんがとても気さくに話しかけてくださり、素敵な出会いがたくさんありました。
素晴らしい経験になりました。

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今回は400名あまりの日本のPTがこの国際学会に参加し、熱い討論を繰り広げていました。
世界各国からPTが集い、研究の成果を発表している様子はとても刺激的でした。

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私はWomen’s Health の Pre-courseにも参加しました。 
約40名のPTが参加し、熱心にDr.Rosenbaum氏の話を聞いていました。
Rosenbaum氏はAmerica のPTでありながらSex Therapistとしても活躍されています。
女性の健康の問題に精神科的なアプローチも重要だと気付かされました。心と体は繋がっています。
特に女性は男性に比べ体も思考回路も複雑です。
でも大事なのはMindfulness でいること。そのままを受け入れ、今を生きていくこと。
自分の心と体に向き合うことからはじめてみる、それが重要な治療法だそうです。

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また、仕事としてPTの可能性をさらに広げることができた内容でもありました。
国によってPTの位置づけ、取り組む内容は少ずつ異なります。
良いものをそのまま受け入れるのではなく、母国の文化や人種を考慮した上で、それをどのように適応させていくか、考える必要があります。
国が違うと文化が異なります。
PTの治療や取組みの方法が異なり、意見や着目点の違いに新規性を感じ,自身の研究に活かすポイントに触れた時間でした。


シンガポールはマレーシア系、中国系、インド系の人種からなる国ですが、今世界で最も注目されている国なので多国の外国人が居住しています。
アジア料理やインド料理をはじめ様々な国の料理も楽しめました。

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2年後のWCPTは南アフリカで開催されます。
4年生の皆さんにも世界デビューのチャンスがあります。
みなさん、世界のPTと熱い討論ができるように共に、学びましょう!!
いつでも、大学にお越しください!!
教員皆、みなさんをお待ちしております。

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2015年5月13日 (水)

【No.145】学会報告~「Diffuse Lung Disease Meeting Nagoya Conference 2015」、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会東海地方会

こんにちは、教員の有薗です。
教員の研究活動のご紹介をします。
4月末に、2つの学会(研究会)に参加しました。

4月20日(月)に名古屋ルーセントタワーで行われた「Diffuse Lung Disease Meeting Nagoya Conference 2015」に参加しました。
イギリスのRoyal Brompton HospitalのElizabeth Renzoni先生が来日され、
Hot topics on Connective tissue disease related Intersitital lung disease」を講演されました。

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世界の最先端の情報を講義されました。
膠原病を伴う間質性肺炎のトピックスを講義され、非常に興味深い講義でした。
ただ、英語の講義なので喋りについていくのが精一杯でした(笑)

また、4人の日本の医師も英語で講演されました。
4人とも私が良く知っている医師の先生方です。
テーマは以下です。

「Health related QOL in patients with IPF
「Acute exacerbation of IPF
「Unclassifiable IIP
「Therapy strategies for CTD-ILD and Lung dominant CTD

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理学療法士でも医師の最先端の研究に触れ、医師との情報交換は非常に大事です。
私は後で日本語で質問しました。英語で細かい質問は難しいですね。


4月25日(土曜日)には日本呼吸ケア・リハビリテーション学会東海地方会に参加しました。
名古屋大学医学部で行われました。
名古屋大学と聞くと、敷居が高く、少し恐れ多い感じがします(笑)
私は代議員なので、学会前に行われた代議員会にも参加しました。

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基礎医学研究棟で行われました。

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私が共同演者で参加した「睡眠時の酸素流量の設定に難渋したⅡ型呼吸不全患者」を発表している聖隷三方原病院の山本敦也先生の発表時の写真です。
さらっと発表しています。素敵ですね。

 
今回、教員が参加した学会を報告しました。
当大学の教員は色々な所に出没して、切磋琢磨しています。


2015年5月11日 (月)

【No.144】地域貢献活動報告vol.2 ~浜北健康づくり連絡会編~


天候に恵まれたGW、皆様はどのように過ごされましたでしょうか?
理学療法学科教員の田中です。

前回に引き続き、私が行った地域との連携事業について、報告します。

今回は、浜北区健康づくり課から、講師依頼を受け、2015年3月9日に「浜北健康づくり連絡会」で行った講演(講話)についてです。
本連絡会は、浜松市浜北区において、地域活動としてボランティアで健康づくり活動をされている方達を対象に浜北区健康づくり課が行っている事業です。
講話内容としては、「呼吸と筋力アップでイキイキ健康づくり」というテーマをいただき、講話と実技(呼吸機能向上のための呼吸方法・ストレッチ、活動維持のための下肢筋力強化トレーニングなど)指導をさせていただきました。

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健康寿命に関する情報提供と内部障害や運動機能障害などの疾患予防のための情報提供を同時に行い、実技の内容を日々の生活で継続してもらえるような構成を考えて進めました。

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50名近い参加者が来られるということで、ゼミ生(実習前の4年生)にボランティアでお手伝いしてもらいました。
皆さん熱心に聞いてくださり、実技も真剣に取り組んでくださいました。

アンケートの結果では、おかげさまで「良かった」、「非常に良かった」との回答をいただきました。参加者の方々からは、


「健康寿命を延ばす為には、呼吸と筋力アップを毎日生活の中で心がける大切さを学んだ」

「呼吸運動、筋力アップ、持久力など少しでも自分にとり入れてできることばかりで良かったと思います。」

「ちょっとした日常の動作で筋力アップにつながるので心掛けたいと思います。」

「具体的に、動きを取り入れていただき判りやすく、体で覚えたことは後で思い出して、再現(体を動かす)出来るので良かったです。」

「体を動かす事の大事さを知りました。」

「実際に体を動かしての説明だったのでとても分かりやすく、日々の中で運動を取り入れていきたい。」

「今日の呼吸、筋力アップの健康づくりよかったです。」


との多くのお声をいただきました。本当にありがとうございます。



今後も機会があれば、このような活動を継続的に行っていきたいと考えておりますので、興味のある方、企画したいという方は、本学の保健福祉実践開発研究センターへお問い合わせください。どこへでも出張いたします!



2015年5月 8日 (金)

【No.143】 臨床実習Ⅲの実習地訪問


こんにちは。教員の吉本です。

今回は、4年生の臨床実習について報告します。
現在、本学の4年生39名は7週間の臨床実習を送っています。


本学では、一部の臨床実習施設の先生方にご協力をいただき、クリニカルクラークシップを導入しております。
クリニカルクラークシップとは、学生が診療チームの一員(指導員の助手)として診療に一部参加するシステムで、学生は臨床現場のリアルな空気感を感じながら臨床実習を行っています。
本学では、2年生から4年生まで全ての臨床実習時期でクリニカルクラークシップを導入したいと考えており、いよいよ来年度は4年間の集大成になります。

今回は、クリニカルクラークシップに全面的にご協力いただいている臨床実習施設に実習地訪問に行ってまいりました。
卒業生の一之瀬先生によるリアルな指導は、田尾さん(学生)の理学療法を飛躍させていると感じました。(今回は、施設のため写真が撮影できず、すみません。)

 

臨床実習施設の先生方、いつもご指導・ご協力誠にありがとうございます。