【No.146】WCPTに参加して
WCPTが5月1日から5日までの5日間シンガポールで開催されました。
本学からは大城先生、矢倉先生、吉本先生、根地嶋先生、坂本の5名がポスター発表に参加しました。
根地嶋先生の研究に興味をもった台湾から参加しているPTが熱心に根地嶋先生に質問をしていました。
私は、初めての国際学会だったのでとても緊張しましたが、みなさんがとても気さくに話しかけてくださり、素敵な出会いがたくさんありました。
素晴らしい経験になりました。
今回は400名あまりの日本のPTがこの国際学会に参加し、熱い討論を繰り広げていました。
世界各国からPTが集い、研究の成果を発表している様子はとても刺激的でした。
私はWomen’s Health の Pre-courseにも参加しました。
約40名のPTが参加し、熱心にDr.Rosenbaum氏の話を聞いていました。
Rosenbaum氏はAmerica のPTでありながらSex Therapistとしても活躍されています。
女性の健康の問題に精神科的なアプローチも重要だと気付かされました。心と体は繋がっています。
特に女性は男性に比べ体も思考回路も複雑です。
でも大事なのはMindfulness でいること。そのままを受け入れ、今を生きていくこと。
自分の心と体に向き合うことからはじめてみる、それが重要な治療法だそうです。
また、仕事としてPTの可能性をさらに広げることができた内容でもありました。
国によってPTの位置づけ、取り組む内容は少ずつ異なります。
良いものをそのまま受け入れるのではなく、母国の文化や人種を考慮した上で、それをどのように適応させていくか、考える必要があります。
国が違うと文化が異なります。
PTの治療や取組みの方法が異なり、意見や着目点の違いに新規性を感じ,自身の研究に活かすポイントに触れた時間でした。
シンガポールはマレーシア系、中国系、インド系の人種からなる国ですが、今世界で最も注目されている国なので多国の外国人が居住しています。
アジア料理やインド料理をはじめ様々な国の料理も楽しめました。
2年後のWCPTは南アフリカで開催されます。
4年生の皆さんにも世界デビューのチャンスがあります。
みなさん、世界のPTと熱い討論ができるように共に、学びましょう!!
いつでも、大学にお越しください!!
教員皆、みなさんをお待ちしております。