【683】近隣施設と共同して作る花壇~先輩が後輩をサポート~
こんにちは。教員の藤田です。
今回は近隣の施設と協力して行っている園芸活動の報告です
梅雨の最中の6月15日の2年生の授業で、身体障害を持つ方々が主に入所されている
大学の近隣の聖隷厚生園 信生寮の利用者様と園芸活動を行いました。
2期生のころから行ってきたので、
今年で13回目になる恒例の行事です。
今回も39名という多くの利用者様がご参加いただきました
学生たちは事前に園芸についての知識、
園芸時の介助の仕方等をしっかり学んで臨みましたが、
それでも身体障害を持つ方々との園芸活動の実践は初めて・・・・
まずは信生寮さんにお迎えに行き、ご挨拶して、
大学まで車いすを誘導するまではよかったのですが、
いざ園芸活動を始めようとすると
緊張で固まってしまい
「どうしたらいいんだ!?」と戸惑う学生たちが続出でした
そんなとき今回は強い味方が参加してくれました。
同じ作業療法学科の3年生、34名
3年生は昨年同様の活動を行いましたので、経験済み。
それに加え、この1年で様々な技術・知識を身に着け、
また演習やボランティア等積極的に参加してきましたので
後輩指導は「さすが先輩」といった感じで
臨機応変に戸惑う後輩にアドバイスをしたり、
利用者に積極的に声かけるなど
参加した教員一同も、その動きと1年の成長にとても感心しました
利用者様39名、2年生32名、3年生34名、そして4人の教員という
100人を超える大規模な園芸活動の成果として
素敵な花壇が出来上がりました
その後、めぐみの雨のお陰で、よく育ち、
今では中庭を通る人たちの目を楽しませてくれています
よろしければ皆さんもぜひ見に来てくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。