2014年12月 5日 (金)

実習先の発表(3年生)

3年生は1/19~2/1までの2週間、外部実習(臨床実習Ⅰ)に行く予定です。

12/2、待ちに待っていた実習先の発表。
大学病院、総合病院、リハビリテーション病院、小児施設等様々な施設で実習させていただきます。

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実習先が発表されると本格的な実習準備の開始となります。
まずは実習先に送付する個人調書を12/9までに完成させます。
自分が言いたいことを相手がわかるように書く、丁寧に書く等実習前指導の一環として施設担当教員が丁寧に指導を行います。

観察室で原田先生が指導をしていましたので撮影させてもらいました。

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2014年12月 3日 (水)

実習事前訪問

実習依頼施設を訪問してきました。
大分東部病院と大分赤十字病院です。

大分東部病院は、今年度から回復期リハビリテーションを立ち上げて、
来年4月に新病棟が開設されるホカホカの施設です。

部長以下、リハスタッフが一丸となって新たなものを作り上げていく過程を伺い、
新体制に向けていろいろ工夫をしている様子を垣間見ました。
地域包括医療を超えた新たな取り組みを始めています。

つられてウキウキして、あんなことこんなことできる!して下さい!と言いたいことを言って来ました。
来年の実習生は、新病棟・新体制の中で、自分も一員となって作り上げているという感覚になるのではないかと思います。
卒業生がお散歩しているところを写真に撮らせてもらいました。

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大分赤十字病院は急性期で、「ICUからも呼ばれます。」と領域も幅広く、忙しい所でした。
夕方からは、大分県士会のワーキンググループの会合があり、
両病院のスタッフも集まるとのことで、地域での連携もよく、
和気あいあいとした雰囲気でした。

両病院とも楽しく充実した実習ができそうです。

 

言語発達障害学Ⅱ②(2年生)

次は視覚障がい者の体験ができるゴーグルをつけての演習です。
ゴーグルをつけていない人がつけている人に太極拳の動画通り動けるよう指示をだします。
演習を重ねているので指示の出し方がうまくなってきています。
太極拳の動きになってきますね。

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次はゴーグルをつけて、表情が読み取れるかを体験しました。

Photo読み取るのが難しいようでした。

次はipadを使った演習です。
お題は、「学内からマクドナルドへ買い物に行くために、話せず、車椅子に乗っている場合、どんなヘルプが必要か?」
DCellというアプリを使って、ipadに必要なものを入力し、音声変換しました。
1枠に1要素が入ります。

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Photo_3「ハンバーガーを下さい」「1つ、2つ」など買い物をするのに必要なことは入力できましたが、
連れてってもらうにはどうしたらいい?との先生からの問いかけに、はっとして「マックへ行きたい」を連呼してみたり、「はい、いいえ」でいろいろ対応できると気がつきました。
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2_2その後、教員がマックの店員になり、実際にやり取りをしてみました。

コミュニケーションは、
意味の伝達のみではないという事を体験できたようです。

2014年12月 1日 (月)

言語発達障害学Ⅱ①(2年生)

言語発達障害学Ⅱでは慶応義塾大学の中野泰志先生を外部講師としてお招きしました

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ご専門は「実験心理学」「障害児(者)心理学」「ヒューマンインタフェース」、
本校の講義では「AAC(補助代替コミュニケーション)とバリアフリー」について講義していただきました。
毎年たくさんの演習用の機材を持参してくださいます。
体験を通して、楽しみながら学ぶことのできる授業で、学生さんにとっては印象に残る授業の1つのようです。

最初に行った演習は目隠しした人にスライドに写っている絵を説明する演習。

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伝え終わった後に目隠しした人は聞いた情報をもとにノートに再現
「そのように伝わってしまうんだ」「確かにそう伝えたかも」等という声が挙がっていました。
視覚情報を共有していない人に状況を正確に伝える難しさを体験するとともに伝える際のポイントを教えていただきました。

次の演習は皆で目隠しして聴覚情報の指示のみで体操をしました。
最初は皆合っていました。

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途中からバラバラな動きに。

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その後、目隠しをとってどんな体操であったのか正解を確認。

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あまりに自分の動きと違っていたので皆大笑い。

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自分にとって見えていることは当たり前のことですが、見えていない人、
見えにくい人の立場になって考えることがいかに重要であるかを学びました。

これは視覚障がいだけではなく、あらゆる障がいについても同じことですね。

2014年11月28日 (金)

構音障害学Ⅱ(2年生)

構音障害とは、脳卒中等でことばを話す際に発音がうまくできなくなることです。
この評価を実際の症例をとおして学ぶために、対象者の方に大学まで来ていただき、評価にご協力いただいています。
対象者様は一人でも多くの言語聴覚士育成に役立つならばと、検査にご協力くださっています。
本当にありがたいことです。

Ⅰ.フリートーク
大学に到着後フリートークをさせていただきました。
緊張を解いていただくためのものですが、逆に学生は話題を見つけてお話しすることにも緊張の面持ちです。

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2.開始前
その間、検査室ではグループで作ってきた企画書を見直し、検査の手順を再確認しています。
練習通りにしっかりとやれるかなー。

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3.検査
いよいよ検査が始まりました。緊張で手が震えたり、手順を忘れたり、行っていただきたい検査をわかりやすく伝えられなかったり…。
観察室からそれを見ている教員の方がヒヤヒヤしてしまいます。皆さんそれなりにできていましたよ。

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4.終了後、一人一人、検査を実際に行ってみての反省を報告し、その後、教員から細かい指摘を受けました。

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今回の演習を踏まえて、次回に反省を活かせるようにがんばりましょう。

今日の評価結果をグループでまとめて、タイプ分類を行い、訓練プログラムを立案することが次回までの課題です。​

2014年11月26日 (水)

総合演習(3年生)

3年生は1月から病院や施設など学外へ臨床実習に行きます。
臨床実習に行くにあたって、今までの専門科目の復習、実習地でのマナー、記録の取り方など
実習に向けて必要な知識や技術を学ぶ授業が総合演習になります。
今日は発音が上手く出来なくなった患者さまの評価方法について復習をしました。
ペアになってお互いに構音検査の実施手順の確認をしています。
実際に患者さまに検査させて頂くときに慌てることがないよう、何度も練習して実習に臨みます。

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2014年11月25日 (火)

職場紹介(卒業生)

老年病研究所附属病院で言語聴覚士(ST)として勤務している眞下智子(1期生)です。

当院は、群馬県前橋市にある急性期病棟、回復期病棟、療養型病棟を持つ病院です。STは11人勤務しています。
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病院は急性期から回復期、さらには在宅医療までサポートするということを目標としているので訪問リハビリにもSTが出ています。
対象としている患者様は、脳梗塞や事故などで脳に損傷を受け、失語症(言葉がうまく話せなかったり)、
高次脳機能障害(注意機能や記憶力が低下してしまった方)や嚥下障害(口からお食事を食べることが難しくなった方)が多いです。

聖隷クリストファー大学では就職後のことも考えられた授業だったため、実践場面を想像しやすく、
就職後にすぐに活用できる知識や技術とともにリハビリテーションに関わる者としての基本となる考え方を学ぶことができました。
また少人数だったからこそ先生方や周囲の友人との結びつきが強く、些細な分からないことや困ったことも相談させて頂いていました。
今でも先生方とも連絡を取らせて頂き悩んでいる患者様についての相談にのって頂いたりしています。
また一緒に大学時代を過ごした友人とは連絡をとったり旅行に行ったり、学会などで会うことも楽しみとなっています。

言語聴覚士という仕事は楽な仕事ではないと思います。次々と新たなことが分かっていくリハビリテーションの分野の中で学び続けることが必要になってきます。
しかし患者様から「先生が担当で良かった」と言葉を頂いたり、笑顔で退院されていく姿を見るとこの仕事をしていてよかったなと感じることが何度もありました。
これからも大変なことも多くあると思いますが学生時代の友人とも切磋琢磨し支えあいながら頑張っていきたいと思います。

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2014年11月20日 (木)

卒業研究Ⅰ(3年生)

卒業研究Ⅰでは卒業論文の研究計画書を作成しています。
研究計画書の提出が11月25日(17時)ですので各ゼミ最後の追い込みです。
本日は多くのゼミが活動していました。

3号館3階の演習室では原田ゼミ。
楽しそうな雰囲気でした。

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3号館4階の観察室では石津ゼミ。
集中して取り組んでいました。

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3号館4階の音声室では足立ゼミ。
足立ゼミの卒業生も参加。写真撮影に協力してくれました。

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研究室では池田ゼミ。
前回は皆でお菓子をボリボリ食べましたが今回は食べる余裕があり
ませんでした。

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あともうひと踏ん張り。頑張ろう。

基礎ゼミⅡ(2年生)

藤原ゼミは他のゼミより進行が早く、本日はフリートーク演習を行っていました。

記録法演習でフリートークの際に気をつけることを学びましたので
フリートーク演習では学んだことを活かして教員と5分間フリートークを行い、ビデオ分析を行います。

藤原研究室を訪問すると、5分間のフリートーク撮影が終わって教員からフィードバックを受けているところでした。
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学生さんも教員も無事終了したことにホッとしたのか笑顔が見られました。
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次の学生さんの番です。
入室時から撮影しています
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身振り等ことばではないコミュニケーションも駆使して話をしています。
緊張していると思いますがとても良い表情ですね。
B3話が盛り上がっています。

藤原先生の表情を撮影するために移動。

藤原先生も楽しそうな表情でした。
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4名の撮影を終え、次はビデオ分析です。
自分の姿を見るのは「恥ずかしい」等の声が挙がったようですが、
自分自身を客観的に見るトレーニングですのでここは踏ん張って乗り越えましょう。

2014年11月18日 (火)

呼吸発声発語系の構造・機能・病態(1年生)

11月6日は発声に関わる喉頭の構造と機能を学びました。

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内喉頭筋の働きによって有声・無声を出し分けたり、
声の高低を調節することができます。

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23日には浜松医大で解剖演習に参加しましたが、
喉頭を観察できるところにST学科の1年生が集まっていたと聞き嬉しかったです。