第1回FD学生スタッフ会議
5月30日のお昼休みに第1回FD学生スタッフ会議が開催されました。全学で76名、言語聴覚学科からは各学年2名の委員が出席しました。学科の代表は2年生の二人に決まりました。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
昨年から発足した学生FD委員会ですが、今年度もFDサロンやベストティーチャー賞などの行事に主体的に取り組んでいただきたいと思っております。
教員と学生と共に大学での学びや生活がより良くなるように考えていきます。
5月30日のお昼休みに第1回FD学生スタッフ会議が開催されました。全学で76名、言語聴覚学科からは各学年2名の委員が出席しました。学科の代表は2年生の二人に決まりました。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
昨年から発足した学生FD委員会ですが、今年度もFDサロンやベストティーチャー賞などの行事に主体的に取り組んでいただきたいと思っております。
教員と学生と共に大学での学びや生活がより良くなるように考えていきます。
来週の土曜日、平成30年6月16日(土)にオープンキャンパスが行われます。
オープンキャンパスでは、2年前に卒業して、現在病院で働いている卒業生に大学に来て話をしてもらいます。実際に働いてみてどう思った?、聖隷で勉強して良かったことはなに?、国家試験は大変だった?・・・など、いろいろな話をしてもらう予定です。
他にも、嚥下食の試食や知能検査の体験、人工喉頭で話をしてみようなど、言語聴覚士の仕事に関するいろいろな体験が出来ます。本学科の学生がみなさんと一緒にブースを回って説明します。浜松駅から無料バスもありますので、是非来てくださいね。
☆申込みはこちらから ↓
https://www.bousai.seirei.ac.jp/opencampus/oc/form.php?CN=241166
言語聴覚学科では、3年生になると、障害のある子どもや患者さんに協力してもらって、実際の臨床に即した演習を行います。
小児の聴覚障害演習もその一つです。難聴のある幼稚園児や小学生に来てもらい、聴力検査や言葉の検査を実施させてもらいます。
現在、6月後半の演習に備えて、小グループに別れて、検査練習やプログラムの企画などの様々な準備をしています。
写真は、オージオメータ(聴力検査をする器械)を設定して、CD音源から音を出すように、取り組んでいるところです。
子ども達と楽しく豊かな時間を過ごせるよう、学生達も頑張っています。
今年、兵庫県に就職した卒業生が大学に挨拶に来てくれました。浜松で新人研修会があったとのことです。
「大学の授業や実習も大変だったけど、就職してからの方がもっと大変だった」といいながらも、「職場の先輩にも恵まれて、働き始めてからのほうが楽しい」とも言っていました。
今担当している患者さんのことで調べたいことがあるので、大学の図書館に寄って帰るとのことでした。たった2ヶ月しか経っていませんが、大きく成長した姿をみて、教員一同とても嬉しく思いました。
5月30日にアメリカ言語聴覚研修の報告会を行いました。
ST学科の8名の学生が2018年3月11日(日)〜3月20日(火)に、ハワイ大学マノア校医学部大学院言語病理学専攻(John A. Burns School of Medicine, JABSOM)で研修を受けてきました。
アメリカの言語聴覚士の臨床や教育、ハワイ大学の学生との交流について、それぞれが学んだこと、体験したことを報告しました。
報告会後、小グループに別れて、研修の詳細について話し合いの時間を取りました。
活発な意見交換がなされました。
今年度も多くの学生が参加することを期待しています。
5月26日(土)に学科交流会を行いました。
今回は幹事の鈴木さん、曽根さん、大東さんにブログを書いてもらいました。
この交流会は言語聴覚学科の2年生と3年生の役員が企画して新入生を迎える学科行事です。
写真と共に当日の様子をお伝えしたいと思います。
【じゃんけん列車】
じゃんけんをして負けた人が勝った人の後ろに列車になって繋がります。
【イントロどん!】
2年生考案競技です。
話題の曲から歌謡曲まで様々な曲で盛り上がりました。
【しっぽ取り】
学年の壁を越え、みんな全力で行っていました。
【障害物】
グループの団結力が試される最後の競技、ラストスパートに向けて力も入りました。
この他にも誕生日順に並んだり、人間知恵の輪をしました。
3年生全員でお揃いのTシャツを作りました。
最後に皆で写真を撮りました。
今回の交流会を通して先輩、後輩との関係が深まったのではないでしょうか。
言語聴覚学科3年
鈴木伶実、曽根美由、大東咲希
本日は、『語彙獲得を目的とした治療プログラム立案』でした。
人は言語を獲得してコミュニケーションに活用するのですが、その根幹の1つが語彙の獲得です。語彙とは単純に言えば、「単語」です。名詞・形容詞・動詞さまざまなものがありますが、ことばを獲得する基礎が出来上がると急速に語彙を獲得していきます。
一説には、語彙を獲得する時期は、1日に6語~10語獲得するといわれています。語彙には、理解語彙(理解できることば)と表出語彙(話すことば)の2つがあり、言語聴覚士はこのバランスも大切にしています。
ある研究では、男児の理解語彙は生後12ヶ月で18語、18ヶ月で184語と言われ、表出語彙は12ヶ月で1語、18ヶ月で28語と言われています。人は、まずことばを理解しその後そのことばを話すようになることがわかります。
その差はだいたい6ヶ月くらいでしょうか。時々お母さん方から、「うちの子色々わかっているのに全然話さないんです…」とご相談を受けますが、こんな特徴がありますから考慮しながらアドバイスをさせて頂いています。
そんな特徴を考慮しつつ、今回は語彙獲得のためのプログラムを立案しました。
具体的なプログラム立案はなかなか大変ですが、3年生は目的・方法・ステップ・教示・回数などしっかり考えて立案しました。
日常生活で必要な語彙獲得を目的としたプログラム
カテゴリー化も含めたプログラム
同一カテゴリーでさまざまな語彙獲得を検討
名詞を多く獲得することを目指したプログラム
家族と共同したプログラム(家庭でのプログラム)
語彙の獲得に欠かせない絵本を用いたプログラム
個々の事例の問題点を整理し、目標を明確にしたプログラムを立案することも大切ですが、用いる教材の選択や使用方法も大切です。今回はその点も十分に検討しました。
今回プログラムに使用した教材一覧です。同じ教材でも目線によっても見え方が違いますね。私たち言語聴覚士は、一緒に練習をするお子さんの立場で一番効率的で効果的な方法も考慮してプログラムとその方法を立案しています。
大人にはこのように見えますが…。
お子さんには恐らくこんな感じで見えているはずですね。教材の置き方や置く位置なども大切なことですね。
私たち言語聴覚士は、語彙獲得に問題を抱えるお子さんの言語治療を行うことが少なくありません。3年生は将来のことを見据えて日々しっかり学習しています。
次回は、『幼児期前期の言語治療プログラム』です。各グループの事例に合わせてどんなプログラムを考案し発表されるか、楽しみにしています。
1年生の基礎演習の授業の紹介をします。
基礎演習とは、大学生活で必要な勉強の仕方などを学ぶ授業になります。今日は図書館の利用方法について行いました。図書館の司書の方から、図書館の利用の仕方やPCでの文献の探し方について教えて頂きました。
言語聴覚学科では、課題や自分の疑問に思ったことを調べるという授業内容も多くあります。そのため、授業や課題で図書館を利用することが多くなります。
本学科ではマックリーン先生が“English Language Program Assessment”というタイトルで発表されました。
本学学生の英語学習におけるモチベーションや興味の所在について調査され、学生に合わせた有効な講義の方法について検討されていました。
多くの聴衆がマックリーン先生の発表を興味深く聴いておられました。
1年生の専門基礎科目として開講されている「言語聴覚障害学概論」の授業についてご紹介します。
この授業では、言語聴覚障害の対象とする障害の概要を学ぶとともに、言語聴覚障害の歴史や現状について学びます。現在、グループごとにテーマが与えられ、それぞれ図書館の資料や教科書などを使って調べてまとめているところです。
6月8日に発表会がありますので、発表会に向けて頑張って資料を作成しています。