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2022年12月

2022年12月27日 (火)

国家試験の勉強①(家での勉強方法)

言語聴覚士の国家試験は、2月18日(土)にあります。

残り2ヶ月を切りました。

4年生は頑張って勉強をしています。

 

今回は個別的に指導している学生さんのことを紹介します。

家での学習状況を確認している時、学生さんが写真を見せてくれました。

 

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覚えることは好きなアイドルの横に貼っているようです。

理由を尋ねると、「必ず注意を向けるから」とのことです。

素晴らしいですね。

 

そして、何やら歌詞らしきものが貼っていますね。

知能・発達検査を歌詞にして覚えているようです。

覚え方は人それぞれですね。

とても興味深いです。

 

次回は学内での勉強の様子を紹介します。

 

2022年12月14日 (水)

拡大代替コミュニケーション演習(4年生)

12月1日の講義は、外部の先生にお越しいただきました。

講師は北斗わかば病院の伊藤ちあき先生です。

北斗わかば病院は本学の実習先でもありますし、卒業生が多数働いています。

実習でお世話になった学生が伊藤先生にご挨拶をしていました。

 

内容は「神経変性疾患に対する拡大代替コミュニケーション訓練の実際」です。

拡大代替コミュニケーション (Augmentative and Alternative Communication ; AAC )とは、「口頭コミュニケーションが困難な人のコミュニケーションを援助、促進、代替するあらゆるアプローチ」のことです。

コミュニケーション手段を喪失した人は、動作能力も制限されることが多く、介護を一方的に受けるだけの非人間的な生活になります。

神経変性疾患のなかには、徐々に進行していく疾患があります。

コミュニケーションが徐々に取れなくなる方がいます。

言語聴覚士はそのような方に対し、コミュニケーション手段を確立する支援を行っています。

 

講義では、実際に症例に対して、どのようにAACを選択したか、どういう点に苦労したかについてお話しいただきました。

AACには、①補助器具を必要としないものと、②補助器具を必要とするものがあります。

さらに、②補助器具は、機器を用いないもの(ローテク)と用いるもの(ハイテク)に分類されます。

こちらは透明文字盤(ローテク)を行っている場面です。

目のみ動く方に用いる器具です。

言語聴覚士は目線を頼りに患者さんの伝えたいことを理解します。

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実際に現場で使用している、意思伝達装置を持ってきていただきました。

学生さんも実際に体験してみました。

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伊藤先生が「今思っていることを教えてください」と学生さんに質問をすると‥

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「おなかがすきました」と伝えていました。

本講義はお昼前でしたので、素直な気持ちですね。

やはり意思を伝えるというのは大切ですね。

 

学生からは、「実際の現場の様子を学ぶことができ、勉強になった。」、「意思伝達装置は難しかった。患者さんに導入する際は、患者さんの認知機能や運動能力に合わせて指導する必要がある。」などのコメントが聞かれました。

ぜひ、就職したときに役立てて欲しいなと思っています。

 

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2022年12月 6日 (火)

面談

12月に入り急に寒くなりましたね。

これからもっと寒くなると思うと、「この先の寒さに本当に耐えられるのか?」と毎年心配になります。

耐えられるように頑張りましょう。

 

さて、ST学科二年生は先日アドバイザーの先生と面談を行いました。

大学生になって先生と1対1で話すことはあまりないと思っていたので最初は少し驚きました。

大学生活で悩んでいること、普段の生活、通学のことなど何でも気軽に相談できます。

同時に前のセメスターの学習の振り返りや、今後の目標などを立てるきっかけにもなるので、面談はとても大切なことだなと思っています。

悩んでいることを気軽に相談できる環境は過ごしやすくて良いですよね!

 

もうすぐクリスマスですね。

今年も立派なツリーが出ていました。

私はこの、もうすぐクリスマス!という空気感が大好きです。

わくわくしますよね。

この先さらに寒くなってきますね。

体調にはお気をつけください!!

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