« 2018年9月 | メイン | 2018年11月 »

2018年10月

2018年10月31日 (水)

摂食嚥下障害学(3年生)

秋セメスターが始まり、1ヶ月が経ちました。

3年生は、1月から臨床実習が始まりますので、忙しい日々を過ごしています。

さて、本日は3年生の「摂食嚥下障害学」という講義を紹介します。

「摂食嚥下障害学って何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

摂食嚥下とは、水分や食物を口に取り込み、咽頭と食道を経て胃へ送り込む運動をいいます。この一連の運動に異常が生じることを摂食嚥下障害といいます。

摂食嚥下障害になると十分な水分、栄養が摂取できず、脱水や低栄養の原因となり、さらに誤嚥性肺炎や窒息を起こす危険性があります。

言語聴覚士は、摂食嚥下障害の方が誤嚥性肺炎や窒息などを起こさないように、リハビリテーションを行います。

リハビリテーションを行う上で、評価が大事になってきます。

今回は、嚥下造影検査という画像を見て、飲み込みの評価を行っています。

Image1

一人1台ipadを使用し、嚥下造影検査の画像を閲覧しています。

嚥下造影検査の評価シートに沿い、一つずつ評価して、問題点を考えています。

12月には、聖隷三方原病院、浜松市リハビリテーション病院で、嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査の見学を行う予定です。

2018年10月29日 (月)

浜松市との連携事業(1年・3年)

 

 10月26日(金)、浜松市と大学との連携事業で「摂食嚥下障害」についての講義に3年生2名と1年生2名で熊ふれあいセンターに伺いました。少し緊張していましたが、参加者の皆さまがとても優しく声をかけてくださって、楽しく講義を終えることが出来ました。講義の後には、参加者の皆さまの舌圧測定を行いました。家で畑をやっていらっしゃる方が多く、とてもお元気で舌圧測定では皆さん好成績でした。

Image1

Image2

Image3

 

 

2018年10月26日 (金)

高次脳機能障害学(3年生)

 病気や事故などのさまざまな原因で脳が損傷された場合に、言語・思考・行為・学習・注意などの機能に障害が起ることがあり、これを高次脳機能障害といいます。言語聴覚士はこのような高次脳機能障害の評価や治療を行います。

 10月23日(木)に、高次脳機能障害の方に実施する検査である記憶検査と知能検査の演習が行われました。マニュアルを読み込んで理解した上で、学生同士が検査者と患者さん役になって検査を実施します。ちなみに、患者さん役は軽度~中等度の記憶障害の役を演じて回答しています。授業が終わった後も、演習室に残って実施した検査の実施方法や採点方法の確認をしていました。

Image1_9

 

Image2_8

Image3_6

   

2018年10月25日 (木)

浜松市との連携事業(嚥下障害)

 浜松市と大学の連携事業として、地域住民の方々に学生が大学で学んだ内容を講義するという事業が行われています。食事を食べたり飲み込んだりすることに障害がある「摂食嚥下障害」の講義を行う予定になっています。講義では、安全な食事のとり方について説明したり、実際に自分の飲み込みの機能を測定したりする予定になっています。今日は本番最後の打ち合わせで、全体を通してリハーサルを行いました。人の前で講義することに緊張している様子でしたが、地域の方に楽しんでもらえるように頑張って練習しました。

Image1_8

Image2_7

Image3_5

 

2018年10月18日 (木)

総合演習(3年)

 3年生は来年の1月から病院に評価実習に行くために、様々な準備を行っています。そのうちのひとつに、今まで学修した知識を整理して臨床場面を想定して学修していく総合演習という授業があります。今日は高次脳機能障害の授業でした。臨床場面で心理検査をしているビデオを見ながら、実際に心理検査の結果を記録したり評価をしました。評価実習に向けて、このような多くの学修や準備をしていきます。

Image1_4

Image3

Image2_3

 

言語聴覚障害診断学(3年・4年)

 本日は4年生の言語聴覚障害診断学の授業についてご紹介します。実習が終わった4年生が就職して臨床に出る前の最後の総まとめの授業になります。それぞれが実習先で担当した症例について発表し、他の学生の質問に答えながら症例をより深く学ぶということを行います。今日は来年の1月に評価実習に行く3年生も症例発表を聴講しました。4年生だけではなく3年生からも多くの質問が出て、活発な討議が行われました。

Image1_3

Image2_2

浜松市連携事業(1年・3年)

 大学での学びを深めるとともに、地域住民の方への生涯学習のお手伝いをする目的で地域住民の皆さまへ言語聴覚学科の学生が講義を行っています。今回は「軽度認知障害(MCI)を知って認知症を予防しよう」というテーマで本学科の3年生と1年生の4名が90分の講義を行いました。24名の地域の方々が参加してくださいました。講義は軽度認知障害についての説明の後で簡単な脳機能チェックを行い、最後に認知症予防の体操を行いました。

 来ていただいた方も「楽しかった」とおっしゃってくださいました。一生懸命準備や事前練習をしたかいがあって、地域の方々に喜んで頂いて良かったです。また、これらの講義を通して学生の学びへの理解も深まりました。

Image2

Image1_3

Image3

 

2018年10月11日 (木)

個別面談(1年)

 秋セメスターが始まって2週間が経過しました。1年生は秋セメスターからは、神経系の機能・構造・病態や発声発語系の機能・構造病態、音声学など言語聴覚士に関する専門基礎科目が多くなってきました。そこで、大学生活や勉強で困っていることがないか等、1年生全員に個別面談を実施しています。個別面談では勉強方法や日常生活の過ごし方など、日ごろの様子も聞きながらアドバイスをしています。みんなクラスメイトとも仲良く、楽しく大学生活を送っているとのことで安心しています。

11_2