摂食嚥下障害学(3年生)
秋セメスターが始まり、1ヶ月が経ちました。
3年生は、1月から臨床実習が始まりますので、忙しい日々を過ごしています。
さて、本日は3年生の「摂食嚥下障害学」という講義を紹介します。
「摂食嚥下障害学って何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
摂食嚥下とは、水分や食物を口に取り込み、咽頭と食道を経て胃へ送り込む運動をいいます。この一連の運動に異常が生じることを摂食嚥下障害といいます。
摂食嚥下障害になると十分な水分、栄養が摂取できず、脱水や低栄養の原因となり、さらに誤嚥性肺炎や窒息を起こす危険性があります。
言語聴覚士は、摂食嚥下障害の方が誤嚥性肺炎や窒息などを起こさないように、リハビリテーションを行います。
リハビリテーションを行う上で、評価が大事になってきます。
今回は、嚥下造影検査という画像を見て、飲み込みの評価を行っています。
一人1台ipadを使用し、嚥下造影検査の画像を閲覧しています。
嚥下造影検査の評価シートに沿い、一つずつ評価して、問題点を考えています。
12月には、聖隷三方原病院、浜松市リハビリテーション病院で、嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査の見学を行う予定です。
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