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2017年12月

2017年12月20日 (水)

2017年12月15日 聴覚障害学(2年生)

今回、リオン株式会社さんから講師をお招きししました。補聴器に関しての講義に加えて、実際の補聴器を見せていただいたり、その聞こえを体験させて頂いたり、音を調整して聞こえの変化をみたり…など体験型の授業をしていただきました。


耳型を採ることも体験しました。どのように作るのか確認できたとともに、耳型採取の際の患者さんの気持ちも分かりましたね。それぞれの耳の型を比べると、形がことなることも、興味深かったことと思います。


授業の感想には、聞こえや補聴に関して興味が持てたという感想が多かったですね。リオンさんに教えていただいたことをもとに、さらに授業で学んでいきましょうね。



 

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2017年12月19日 (火)

2017年12月12日 定期勉強会(1年生)

 

秋セメスターから始めた定期勉強会も12回目になりました。この勉強会では、各授業では取り扱わないものの、学生として、そして臨床家、社会人になるものとして、大事な考え方や行動のスキルを少しずつ学んでいます。1年生では、難しいことではありますが、9月に開始した時に比べ、随分と皆さんが変わってきているように思います。

 

さて、今回は、来月に定期試験があるため、「勉強の仕方」を取り上げました。まずは、それぞれがしている勉強の仕方を話し、お互いのやり方の良い所を共有しました。その後、臨床実習の準備を進めている先輩を例に、勉強する上で大事なことを話しました。自身が「すべきこと」「確認すべきこと」をリスト化すること、リストの全体をみて1週間の予定を組むこと、1日の中でも「やること」と「予定時間」を決めて予定を立てること・・・等を話しました。

 

これから皆さんは、大学においてだけでなく、実習や臨床で働きはじめてから、たくさんのこと同時に進め、解決することが求められます。そのためには、することをリストとして視覚化して、予定を立て優先順位をたて、効率的に進めていくことが必要です。定期試験の勉強にむけても、少しずつ、このようなやり方をしていって欲しいと思います。

 

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今回の勉強会の紹介は、竹内さんと大平さんです。

 

** 竹内さん *********************

今回の勉強会では、勉強の仕方、今後に向けてのスケージュール管理について学びました。定期試験が1か月後に迫り、もっと勉強の効率を上げる為に、今までやってきた勉強方法を共有しました。勉強方法を共有し合うことで、自分の糧になり、同じ仲間を尊敬できる機会にもなりました。一人一人勉強方法が違った為、自分にあった新しい勉強方法が見つかる良いきっかけとなりました。

 

そのあと、先生方から「TO DO LIST」についてお話がありました。後のことを見据えて、予定、時間、場所を決め実行することが、どれだけ今後の為になっていくか知ることが出来ました。「TO DO LIST」を作るだけではなく、優先順位を決めることも大切であるとわかりました。これらをバランス良く行うことで、効率良く自分のスケージュールが進んでいきます。

 

学校生活だけでなく、日常生活、臨床実習、社会に出たときにも大切なことをたくさん学ぶことができ、とても良い勉強会になりました。

 

今回の勉強会で、定期テストに向けて、今後に向けてのモチベーションが上がりました!

 

自分の為に、未来の為に、頑張りたいと思います!

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** 大平さん *********************

今回は勉強がテーマでした。小グループに別れ、各自の勉強の仕方やスケジュールの組み方などを出し合いました。その後、各グループで出た話を発表しました。

 

私は、教科書などを読み上げながら歩いたり柔軟した後、15分の仮眠を取って問題を解くという方法で勉強していたのですが、ほかの人の勉強方法では、ノートにまとめてみることや赤シートを使った反復練習だったり、読み上げながら書くなどの意見がありました。私には無かった発想の勉強方法などがあったので、試して自分にあった勉強方法を見つけていきたいと思いました。

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2017年12月18日 (月)

国家試験対策:模擬試験


12月15日に3年生と4年生合同の国家試験模擬試験を行いました。


3年生は今年度2回目、4年生は今年度14回目の模擬試験でした。

4年生は国家試験まで残り2ヶ月です。体調に気をつけながら、頑張って勉強しましょう。


3年生は、1月15日から評価実習が始まります。実習準備のなか、国家試験対策の準備も大変だと思います。ただ、国家試験と臨床実習の知識は重複しています。


4年生とともに頑張りましょう。


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2017年12月15日 (金)

4年生の就職活動

 

教員の谷です。

学生の就職活動を支援する就職委員を務めております。

 

医療職の就職活動は8~10月がピークですが、病院・施設からの求人票は年間を通して数多く大学に届いております。本学言語聴覚学科への求人は毎年、件数で500件以上、人数で1200人以上であり静岡県内外から高い評価を得ております。

 

12月14日時点で、4年生18名のうち、14名が既に採用内定を頂いております。12月から来年2月の国家試験受験までは、国家試験対策を優先していただきますが、学生が希望する病院・施設から求人があれば、挑戦することを勧めます。

 

なお、国家試験後でも求人票は届きますし、募集期間中の病院・施設も多いので、就職活動に関しては心配ご無用です。

 

就職活動には、学生みなさんが自己分析し就職に関する自分の希望を明確にする過程が必要です。自分を見つめ、そして夢を描いて就職ができるよう支援していきます。

 

2017年12月14日 (木)

国家試験勉強(4年生)


4年生は秋セメスターの授業も終わり、今は国家試験の勉強に専念しています。毎日、全員が朝早くから大学に来て勉強をしています。今のところ、インフルエンザに罹ったり、体調を崩すこともなく順調に勉強しています。


次は12月15日に模擬試験が行われますので、その模擬試験に向けて猛勉強中です。


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2017年12月13日 (水)

言語発達障害研修会のお知らせ


聖隷クリストファー大学 言語聴覚学科では、コミュニケーション障害を抱える方々の支援を目的に専門研修会を開催します。


今回は、言語発達障害についての内容です。関心ある皆様のご参加をお待ちしています。参加くださる方は、資料準備の関係でscust.learning@gmail.com に人数をお知らせください。


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2017年12月12日 (火)

2017年12月5日 定期勉強会(1年生)

 

Today, 5 December, we had our weekly ST 1st year Study Seminar.  It was the final session on Meta-Cognition.  The groups first studied Meta-Cognition, or the process of reflective learning.  They then spent time in small groups discussing the proposed learning scenario.  Today, the groups made "Poster Fair" presentations to the rest of the class on their thinking, opinions, and conclusions.  Once again, it was exciting to see these students tackle difficult cultural and philosophical questions.  Many of the ST faculty have also been very impressed the the quality of work and Critical Thinking skills of these students.  

 

To summarize, meta-cognition is the basis of Active Learning and the underlying principles of Critical Thinking.  If our students can understand and begin to master these topics, they will become not only excellent students and scholars, but also some of the best Speech and Language therapist Seirei can produce.  

 

Professor Ishizu has been an excellent leader of these Study Seminars and the students who participate have shown great interest in her leadership.  The students have shown very high cognitive skills and are becoming mature adults.  

 

 

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今回の勉強会の紹介は、伊賀さんと後藤さん、山中さんにお願いをしました。

 

** 伊賀さん *********************

今回は、メタ認知について2回目でした。実際にあった実習中の課題について、答えのない問題を話し合いました。自分の考えを伝え、グループで意見をまとめるのはとても難しかったです。

 

しかし、同じグループの子の意見や他のグループの意見を聞くことで、様々な視点から問題について考えることができ、とても面白かったです。また、自分のグループの意見を他のグループの人達にわかりやすく伝えることも難しく、今後の勉強会で身につけていきたい課題が見つかりました。

 

 

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** 後藤さん *********************

12月5日(火)は、なぜ、実習指導者は1年目の言語聴覚士と実習生に対して、フィードバックの対応を変えたのかという内容の元、他のグループに発表をしました。

 

私達のグループは、「実習指導者は実習生に対して、威厳を示したかった」という意見でした。しかし、他のグループの発表を聞くと、大きく違いがあり、驚くことや、感心することなど多くのことを感じました。他のグループは、実習生の立場に立って意見を述べたり、また他のグループは1年目の言語聴覚士の立場に立って述べたり、多くの視点がありました。

 

今回の勉強会で学んだことは、1つの側面に執着し物事を見るのではなく、広い視野を持った客観的な視点を持つことが大切だということを学びました。勉強会を通じて、自分自身のスキルを高めていきたいです。

 

 

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** 山中さん *********************

今回の勉強会では、メタ認知について学び、グループごとでまとめた内容を発表した。

 

メタ認知と聞いて具体的なイメージがすぐに浮かぶ人は何人いるだろうか?少なくとも私が初めて聞いた時に浮かんできたのは、漫画の登場人物が作者や地の文にツッコミを入れるメタ発言のことだった。

 

メタとは、「高次な**」「超**」等の意味を持つ接頭語だ。そのため、メタ発言であれば、発言した内容が、本来ならば発言したものが知るはずのない範囲まで言及している発言になる。

 

では、メタ認知とは何なのか?簡単に言ってしまえば、それは自分の認知を認知すること、自分自身を認識し、自分の思考や行動そのものを対象にして客観的に把握、認識することだ。

 

勉強会の発表の題材は、実習生がいる状態で、一年目STに対して先輩STが怒る原因は何かというものだった。これに対し、私のグループの回答は、実習生への間接的な指導ではないか、というものになった。メリットとしては、実習生に気を引き締めてこれからの勉強や、訓練に真剣になってもらえるかもしれないこと。デメリットとしては、実習生、一年目STどちらも嫌な気持ちになってしまうことなどが考えられた。

 

その後の、他の班との意見交換では様々な意見が出たが、多くの班に共通して見られたのは、先輩STが怒ることには理由があり、正しいはずだというものだ。

 

しかし、最後のまとめの中で、担当の先生がリーダーシップに必要なものについて私たちの教えてくれたことは、怒ることが、リーダーには必要ないものということだった。怒るという行為は、親と子供の上下関係に見られるものであり、リーダーに求められるのは、協調などの対等な関係なのだという。私たちは議論の中で怒ることのデメリットには気づいても、目上の人が正しいのかということには、疑問を持っていなかった。

 

全体を俯瞰して疑問点に気づくメタ認知の技術。これからの私たちの仕事に重要な技術になるだろう。

 

 

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