« 2016年11月 | メイン | 2017年1月 »

2016年12月

2016年12月27日 (火)

卒業研究

大原ゼミでは、小児期に獲得する様々な能力の発達特性と個人差について研究しています。


12月19日〜12月22日、3年生3名が大学附属のクリストファーこども園において、卒業研究のデータを採集させて頂きました。
今年度は、構音能力、音韻能力、口腔運動能力について、3つの実験を行いました。


対象となるお子さんの能力を最大限に活かせるように、数ヶ月にわたり、ゼミで討議して、実験材料と教示方法を工夫しました。

   

1_2

ご協力頂いたお子さんや先生方に心より感謝申し上げます。
今後も、クリストファーこども園の先生方と手を携えて、小児発達の解明と支援法の開発に取り組んでいきたいと考えています。

2016年12月26日 (月)

クリスマス礼拝

12月も残すところ1週間となりました。

 

言語聴覚学科では1・2年生は1月下旬の定期試験に向けて勉強のまとめを

3年生は1月から始まる実習準備、4年生は国家試験の勉強に精を出しています。

 

聖隷クリストファー大学では厳粛な雰囲気の中、クリスマス礼拝が行われました。

大学のクリスマス礼拝では毎年、ハンドベルの演奏や聖歌隊の「ハレルヤ」コーラス、

そして説教や聖書の朗読があります。今年は言語聴覚学科1年の小野さんが聖書の朗読を

担当しました。少し緊張している様子でしたが、落ち着いて丁寧に読んでいました。

小野さんはキリスト教の授業でも司会を務めたことがあり、永井宗教主任も「良く

やってくれています」と、褒めてくださるほど!ハンドベルでも3年生の石川さんが

演奏していました。学科の学生が活躍しているところを見ると嬉しくなりますね。

 

夜には学友会主催のクリスマス祝会もあるそうで、今年は豪華な景品(ユニ●ーサル

●タディオのペアチケット?!)も用意されているとか・・・。楽しみですねー! 

 

冬休みが終わったら、あっと言う間に定期試験がやってきます。

もう一息、頑張りましょう!!

 

 

 

Image002

 

 

小児ことばの勉強会(12月6日、22日)

教員の木原です。

 

12月から月2回の小児ことばの勉強会がスタートしました!

 

授業以外にも小児分野について広く学べる機会があれば良いな・・・と思い、

1~3年生に声を掛けたところ13名の学生が興味を持ち参加してくれることに

なりました。5、6人位集まれば・・と思っていたので驚きです。

 

さて、今月の勉強会のメインテーマは「就学までに身につけたい基礎概念」、

ミニレクチャーは「感覚過敏・鈍麻、脱感作」についてでした。

 

そして、スペシャルゲスト!!

追分小学校「幼児ことばの教室」から中山先生、野末先生、同じく追分小学校

「ことばの教室」から杉山先生が参加して下さいました。

 

先生方から、「幼児ことばの教室」と「ことばの教室」の違いは何?教室に来る

子ども達はどんなことに困っているの? 教室ではどのような取り組みを

しているの?など、資料を使いながら丁寧に教えてもらいました。

1

現場の先生方の声を聴く姿勢は真剣そのもの、学生もとてもよい表情をしていました。

先生方から聞いた話を必死にメモしています。まだ学んでいない内容もあり、

少し難しかったかもしれませんが、積極的に質問や教材のアイディアを出す

姿もみられました。(そのアイディアは即採用され、実際に先生が子ども達の指導に

使用しているとのことです!)

 

最初は緊張していた学生も、最後は仲君の小顔に見えるポーズで写真を撮るなど

リラックスしていました。(よく見るとムンクになっている学生が1人・・・)

 

私もことばの教室の先生方に講演などで会う機会がありますが、小児に携わる

先生方は皆元気!チャーミング!そして、何より目の前の子ども達の「困った」に

真剣に向き合っている姿がみられます。色々工夫して「困った」から「できた」に

変わった瞬間はやりがいを感じられる瞬間でもあります。

 

この瞬間を少しでも学生に体験してもらえる機会があれば・・・と色々模索中です。

 

次回は、1月。 定期試験もあるので、1回になるかも知れませんが、その時は

またお知らせします。

2016年12月17日 (土)

嚥下造影検査の見学

3年次生の「摂食嚥下障害学」の授業の一環として、

隣接する聖隷三方原病院で嚥下造影検査の見学をさせていただきました。

嚥下造影検査とは、Ⅹ線の透視下で患者様に食物を食べてもらい、摂食嚥下の状態をみる検査です。

 

事前に嚥下造影の画像をみて、所見の取り方を確認していきました。

見学前の3年次生の様子です。

1

嚥下造影検査室では、検査で使用する機器や食品、他職種の関わり方などを学ぶことができました。

実際の画像をみて、評価しています。

2

ゴクンという嚥下は0.5~1秒程度で起きます。あっという間に咽頭を通過していきますので、

学生さんからは「全然分からなかった」との声が聞かれました。

1月からの実習にむけて、少しずつ練習をしていきましょう。

 

今回このような場を提供してくださった聖隷三方原病院の先生方には大変感謝しております。

この場をお借りして御礼申し上げます。

2016年12月 8日 (木)

卒業研究中間発表会

12月5日に卒業研究中間発表会がありました。

3年生が1年間かけて実施してきた研究について報告する場です。

研究に至る背景、目的、方法など、指導教員とともに行ってきた内容が発表されており、

非常にたくましく感じました。

臨床実習の準備、定期試験などと重なり忙しい時期でしたが、皆さんよく頑張ったと思います。

1

2

発表後、指導教員と談話している場面です。

3

発表や質疑応答によって、新たな疑問点が浮かんだと思います。

今後の研究に活かして欲しいと思います。

 

3年生は11月30日、12月1日に秋セメスターの定期試験が終わりました。

これからは、1月中旬から始まる臨床実習の準備期間になります。

体調を崩さず、事前準備を進めていきましょう。

 

 

2016年12月 7日 (水)

アメリカ言語聴覚学研修の準備が始まりました

2017年3月12日(日)~20(月)にアメリカ合衆国ハワイ州にある

ハワイ大学で研修することが決まりました。 

日本の言語聴覚士数は、アメリカに次いで世界第2位。

これまでは、日本の方々の為に活動してきました。

これから国際社会で求められるのは、今まで蓄積してきた技能や理論を世界の人々の為に広めること。

私たち、聖隷クリストファー大学は国際的に活躍する言語聴覚士の育成にも力を入れて、

よりグローバルな人材育成を目指しています。

 

アメリカ言語聴覚学研修は、米国における言語聴覚士の養成や職業人としての活躍を知ること

及び多文化交流を通して、より広い視野を持った言語聴覚士を育成することを目的に行っています。

 

11月から全15回の研修を行います。研修の内容は、言語聴覚領域の専門学修、英語学習、

海外旅行保険、入国手続き、事前の申請書類など様々なことを行います。

1_2

2_2

3_2

今回参加される皆さんです。

海外の言語聴覚療法を見ることは、皆さんの視野を広げると思います。

ぜひ良い研修にして欲しいと思います。

 

こちらは昨年度の研修の様子です。

4

5

6

レクチャーだけでなく、交流も楽しんでいます。

7

8

9

ハワイの料理も満喫しています。

10

11

ハワイといったら、ワイキキビーチやフラダンスですね。

研修だけでなく、異文化に触れることも大事ですね。

12

13

 

研修の様子は随時掲載します。