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2015年10月

2015年10月30日 (金)

Asia Pacific Society of Speech Language and Hearing

今回は、教員の国際活動を紹介します。

先日、中国広州で9th Asia Pacific Congress of Speech Language and Hearing (APCSLH2015) が開催されました。言語聴覚障害のリハビリテーションに関わるアジア環太平洋諸国の専門家が一堂に会して行われる学術大会です。アジア環太平洋地域は全世界人口の40%を占めますので、多くの言語聴覚障害者がおられ、そのサポートのけん引役として重要な学会です。総会にて、本学会次期理事長に本学の柴本勇教授が選出されました。

本学としては大変名誉なことと感謝すると同時に、本学を挙げてアジア環太平洋地域の皆様の為に活動していく所存です。なお、次回第10回学術集会は、2017年に成田市で国際医療福祉大学 城間将江教授を大会長に行われる予定です。

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2015年10月29日 (木)

総合演習(3年次生)

本日は3年生の「総合演習」という講義を紹介します。
総合演習は、3年間学修した知識や技術を整理、統合して臨床実習に備えることを目的に行っています。
本日はトランスファー、バイタルチェックについて、理学療法学科の先生に講義していただきました。

教員から血圧測定の際の注意点を説明しています。
血圧計の巻く位置、聴診器を当てる位置、収縮期血圧と拡張期血圧の判断の仕方などを説明していました。

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実際に実技を行いました。

しかし…、
血圧を測ろうとすると、「聴診器を当てる位置はここでいいのかな…。音が聞こえないな…」と試行錯誤していました。
というのも、初めて血圧を測定する学生が多かったので、皆さん苦労していました。

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血圧を測定しながら、患者さんの様子を観察することも大事ですね。

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徐々に聴診器をあてる位置が分かってきたようです。

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教員から「30秒で測定しましょう」と言われ、皆さん手際よく測定していました。

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3年生は2016年1月から臨床実習が始まります。
患者さんに血圧を測定することがあるので、ぜひ測定の仕方をマスターして欲しいと思います。

2015年10月26日 (月)

卒業論文最終提出(4年生)

10月23日の17:00に卒業論文の最終提出日を迎えました。
余裕を持って提出した人もいれば、ぎりぎりまで頑張って走って提出しに向かった人もいましたが、無事に全員提出することができました。4年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
卒業論文の最終提出が終わると、いよいよ2月の国家試験に向けての勉強に専念することになります。まだまだ忙しい日々が続きますが、頑張りましょうね!


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2015年10月22日 (木)

2期生の内山美保さん、学会発表

10月15,16日に名古屋のウインクあいちで開催された第60回日本音声言語医学会で2期生の内山美保さん(聖隷三方原病院勤務)が講演しました。内山さんはこの3月に大学院修士課程を卒業しましたが、今回は修士論文の一部を発表しました。演題は「健常者における発話速度の調整に伴う構音運動の変化についてーエレクトロパラトグラフィを用いた分析ー」です。詳細な分析に基づく良い報告であったと好評でした。雑誌「音声言語医学」に論文を投稿する準備を進めています。全国区で活躍する卒業生が増えると良いですね。


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内山さん、堂々と発表しました


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二期生の山口さんと一緒に

2015年10月21日 (水)

卒業論文発表会(4年生)

10月13日に卒業論文の初稿を提出し、10月20日に卒業論文発表会が開催されました。
2年間かけて研究してきた成果を発表する貴重な機会となりました。
発表は緊張したと思いますが、皆さん立派にやり遂げました。本当にお疲れ様でした。


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2015年10月19日 (月)

水餃子作りました!

9月29日に郷土料理研究サークルで、顧先生直伝の水餃子を教えていただきました。
この水餃子は皮から顧先生が作ってくださり、1年生と2年生がせっせと皮を伸ばし、具を包みます。今年度は学生50名、教員7名が参加し、約200個の餃子を作りました。


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普段1人暮らしで自炊している学生や、趣味で料理やお菓子作りをしている学生は他の学生にコツを伝えるなど大活躍でした。


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みんなで作った水餃子は皮もモチモチです。ニンニクの香りが食欲をそそる特製ダレでいただきます。この特製ダレは大好評で、ご飯にかけて食べるのが通だとか。


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顧先生も「これだけの人数分を一緒に作って食べるのは始めての経験です。」と、とても嬉しそうでした。是非、来年も開催したいですね。

郷土料理研究サークルの活動は、先日の保護者会でももっと活動して欲しいとの意見を頂きました。学修も大切ですが、息抜きできる場として、また他学年との交流、教員との交流と学修以外の時間を一緒に過ごすことができる貴重な場でもあります。来年度はもう少し活動する回数を増やせたら良いですね。

そして、今回も大活躍してくれた2年生! 買出しから、下準備まで力を合わせて頑張ってくれました。


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今回の水餃子は11月7日(土)の聖灯祭で販売いたします! 毎年、大好評なので、早めのお求めを!! 郷土料理研究サークル一同、お待ちしています。

2015年10月16日 (金)

摂食嚥下障害学

秋セメスターが始まり、早2週間が経ちました。
秋セメスターが始まった頃は、夏休み明けで講義に集中できないという学生もいました。
2週間が経ち、徐々に生活のリズムを取り戻しているようです。
さて、本日は3年生の「摂食嚥下障害学」という講義を紹介します。

「摂食嚥下障害学って何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
摂食嚥下とは,水分や食物を口に取り込み,咽頭と食道を経て胃へ送り込む運動をいいます。この一連の運動に異常が生じることを摂食嚥下障害といいます。
摂食嚥下障害になると十分な水分,栄養が摂取できず,脱水や低栄養の原因となり,さらに誤嚥性肺炎や窒息を起こす危険性があります。
言語聴覚士は、摂食嚥下障害の方が誤嚥性肺炎や窒息などを起こさないように、リハビリテーションを行います。
リハビリテーションを行う上で、評価が大事になってきます。
今回は、嚥下造影検査という画像を見て、飲み込みの評価を行っています。


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こちらのグループは、「舌の動きはどうかな。食物が咽頭に残っているね。何が問題なんだろう」と皆で議論していました。


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こちらのグループは、嚥下造影検査の評価シートに沿い、一つずつ評価して、問題点を考えています。
講義の終わりにレポートが出され、皆さん頑張ってレポートに取り組んでいました。

次回は、郷土料理研究会を紹介します。水餃子を作りました。





2015年10月15日 (木)

保護者懇談会

10月10日(土)に保護者懇談会がありました。
お忙しいところ、大勢の方々にお越しいただき、誠にありがとうございました。
1年次生32名(27組)、2年次生6名(6組)、3年次生11名(9組)、4年次生20名(15組)、合計69名(57組)の保護者の方々にご参加いただきました。


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保護者懇談会は、保護者の方にお越しいただき、教育環境や教育の現状、目的、課題などについて話を聞いていただくとともに、学業や学生生活、就職、健康面などについて、教職員に直接相談していただくことを目的としております。

国家試験のことについて柴本教授から説明させていただきました。


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各年次でどのような実習を行うか、佐藤助教から説明させていただきました。


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国家試験、臨床実習の他に、教育課程・履修状況、就職状況、国際交流、大学院について説明させていただきました。
アンケートを見ますと、とても良かったという感想をいただいた一方、ご指摘をいただいた点もございました。ご指摘いただいた点を真摯に受け止め、改善していきたいと存じます。
大学のことで疑問なこと、確認したいこと、ご意見などございましたら、こちらにご連絡ください。

最後になりますが、教員一同、学生とともに歩んでいきたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

11月7日(土)に聖灯祭という学園祭があります。
学園祭でお会いできることを楽しみにしています。

2015年10月14日 (水)

5期生の同窓会

卒業して4年目の5期生が久しぶりに浜松に集まりました。
それぞれの職場で言語聴覚士として着実に歩んでいる姿を見て、とても嬉しかったです。
聖隷で学んだこと、一生付き合える仲間を得たことが財産になっているそうです。
先輩方の素晴らしい笑顔を目標に、在校生のみなさんも励んでください。


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2015年10月13日 (火)

卒業研究(藤原ゼミ)

今回は卒業研究を紹介します。
10月13日締切の卒業論文提出に向けて、毎週ゼミを行っています。
藤原ゼミでは、「効率の良い学習法」、「口蓋隆起が構音に及ぼす影響」、「聴覚障害者への医療情報保証の実態」など、テーマはそれぞれ違いますが、3年生からゼミ仲間としてともに励んできました。


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卒論を仕上げたら、国家試験に向けて頑張りましょう。