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2015年10月16日 (金)

摂食嚥下障害学

秋セメスターが始まり、早2週間が経ちました。
秋セメスターが始まった頃は、夏休み明けで講義に集中できないという学生もいました。
2週間が経ち、徐々に生活のリズムを取り戻しているようです。
さて、本日は3年生の「摂食嚥下障害学」という講義を紹介します。

「摂食嚥下障害学って何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
摂食嚥下とは,水分や食物を口に取り込み,咽頭と食道を経て胃へ送り込む運動をいいます。この一連の運動に異常が生じることを摂食嚥下障害といいます。
摂食嚥下障害になると十分な水分,栄養が摂取できず,脱水や低栄養の原因となり,さらに誤嚥性肺炎や窒息を起こす危険性があります。
言語聴覚士は、摂食嚥下障害の方が誤嚥性肺炎や窒息などを起こさないように、リハビリテーションを行います。
リハビリテーションを行う上で、評価が大事になってきます。
今回は、嚥下造影検査という画像を見て、飲み込みの評価を行っています。


St1



こちらのグループは、「舌の動きはどうかな。食物が咽頭に残っているね。何が問題なんだろう」と皆で議論していました。


St2



こちらのグループは、嚥下造影検査の評価シートに沿い、一つずつ評価して、問題点を考えています。
講義の終わりにレポートが出され、皆さん頑張ってレポートに取り組んでいました。

次回は、郷土料理研究会を紹介します。水餃子を作りました。