2月13日に小島学科長を25年ぶりに訪ねて来てくれた人がありました。
5歳から10歳まで聖隷三方原病院で小島STの言語訓練を受けた亮子さんです。
脳性まひで発音の障害に対し、言語訓練をしていました。
この日はお母さまもご一緒に来てくださり、楽しく懐かしいひと時を過ごしました。
「発音の宿題もあり、厳しかったけれど、こうして話もでき、
ワープロやメールもできるようになったのは先生のおかげだと思っています」と言っていただき、
STとして大変うれしく思いました。
亮子さんはヘルパーさんとともに、静岡に行ってお寿司を食べたり、
名古屋に買い物に出かけたりと、行動範囲も広く、
友達も多く楽しく毎日を過ごしているとのことですが、
これも先生の生き方に学んだことだとおっしゃっていました。
この大学で学んでいる学生も、患者さまとこういった人間関係を築いてほしいものです。
そのための力になるならばと、ブログにこの記事を載せることを快諾してくださいました。
私はお礼に嚥下障害の人が使いやすいように開発したK-スプーンをプレゼントしました。

亮子さん、これからもイキイキと生活していってね。
今度は一緒においしいものを食べに行きましょう。