2021年11月 2日 (火)

「令和3年度 第31回 永井隆平和賞」への出品

社会福祉学部こども教育福祉学科2年次生、平松葉純さんが「令和3年度 第31回 永井隆平和賞」に題目「小さな愛」を出品しました。全国から1,064編もの作品が寄せられた中、一般の部の最終選考まで残りましたが、おしくも四席となって入賞は逃してしまいました。

「コトバつむぎ」活動の一環として、平松さんは今回初めての応募です。「コトバつむぎ」を主宰する社会福祉学部こども教育福祉学科福重浩之准教授は、「永井博士は、『長崎の鐘』などの作品を通して、平和への願いを訴え続けた方です。その名を冠するコンクールですので、一般の部では平松さんの年齢からして厳しいかなと考えていました。内容は良かったのですが、そこに差が出たのかもしれません。」と、今回の平松さんの作品を評価しています。

入賞は逃しましたが、平松さんはこれからも良い作品を書き、いろいろなコンクールに応募したいと語っています。

 

「コトバつむぎ」の過去の活動はこちら

 

▼下記、本人による出品作品の要約です。

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小さな愛      平松 葉純


 「自分を愛する」ということは簡単ではない。さらに他人を愛するとき、その愛は無条件に否定される場合がある。歳の差の愛や、同性愛がその例だ。自分の愛が否定されているのに、どうやって関係のない人まで愛することができるというのか。 
 私は、小さな愛から始めたい。まずは自分を愛すること。ここでの愛するとは、精神的にも肉体的にも健康にいられるようにすること。次に、自分にとって大切な人を愛すること。最後に、余裕のある人が他の人を愛すること。ここでの愛するとは、仕事。自分の仕事で、直接的に間接的に大勢の人の生活を支え、幸せにできれば、それは立派な愛だと考える。
 私は、世界が平和になり、愛で満ち溢れることは不可能だと思う。多くの人がそれに気づいているはずなのだ。誰かの幸せは、誰かの不幸せになることがあるから。それでもこうして、永遠のテーマとして取り上げられるたび、色々な考えは出てくる。私たちが未来を担う若者として、明るい未来を作らなければならないのなら、小さな愛から始めてみよう。私は、行動する人でいたい。

2021年7月12日 (月)

サマーフェスタのボランティア!

大学附属クリストファーこども園のサマーフェスタ(7月9日・10日)に2年生の学生がボランティアとして参加しました。

遊びのコーナーを担当し、子どもたち一人ひとりと笑顔で丁寧に関わっていました。

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2021年4月16日 (金)

シアトルパシフィック大学(SPU)とのオンラインによる国際交流会

お互いに教育について専門的に学んでいる、こども教育福祉学科の3年生30名とシアトルパシフィック大学の4年生20名が、オンラインによる国際交流会を実施しました。

 

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当日は、以下の流れにより1時間程のプログラムを実施しました。


 ①開会のあいさつ
 ②グループセッション
 ③交流のまとめと報告

 

グループセッションでは学生たちが、米・日混合の5グループに分かれ、''Discussion Topics''を準備して話し合いました。
(トピックスは、教育、COVID-19、日常生活、趣味・興味、旅行)

こども教育福祉学科の学生たちは、事前学習してきた英語のメモを手元に置き、相手に届けようとする姿勢を持続しながらコミュニケーションを図っていました。
また、SPUの学生さんたちは非常にまじめで、教育に熱い気持ちをもっている方々ばかり
だという事が会話を通して伝わってきました。

 

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最後のまとめで印象的だったことは、
シアトルが航空産業、飲食産業(スターバックスコーヒー発祥)、IT関連ビジネスが盛んであり、産業の街「浜松」と共通点がある、ということです。

交流による心の繋がり、街と街の繋がり、いずれも大切にしていけたら良いですね!!
またお会いしましょう。

 

〈今回の関係者に感謝をこめて〉
・シアトルパシフィック大学4年生のみなさん
・Prof. Mvududu, Prof. Renn, Prof. Baliram, Prof. Norton, Prof. Bishop, Prof. Preciado, Prof. Jalalian-Chursky
・こども教育福祉学科3年生のみなさん
・本学教員、グローバル教育推進センター

  

太田、Patterson、二宮

2021年4月 9日 (金)

子育てひろば たっくん 再開

新年度スタートと共に

子育てひろば たっくん も再開しました!

 

さっそく、新4年生もボランティア参加して、

手遊びや絵本を実践してくれました。

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原則毎週火曜日に開催されます。

子育てひろば たっくんのページ↓

https://blg.seirei.ac.jp/hirobatakkun/

新年度がスタートしました

4月1日より、在学生ガイダンス、

4月2日 入学式、

4月5日、6日 新入生オリエンテーション、

そして 7日から授業と

2021年度がスタートしました。

 

1年前と違って、対面でのスタートです。

環境が整い、にぎやかなキャンパスで

学びをすすめられることに感謝します。

Img_1532今年は桜が満開になるのがはやく、

1週間ですっかり若葉の美しい季節に。

つつじが咲き出しています。

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   こども教育福祉学科 和久田佳代

2021年4月 1日 (木)

国際バカロレア初等教育プログラム(IB PYP)勉強会を開催しました。

2021年度からこども教育福祉学科で国際バカロレア教員養成プログラム(PYP)が始まります。

それに先駆けて、3月24日(水)にこども教育福祉学科の教員を対象としてIB PYP勉強会を開催しました。

クリストファーこども園や聖隷クリストファー小学校の教員も含め40名が参加しました。

グループワークを通して、IBのフレームワークや学習者像、国際的な視野、エージェンシーについて理解を深めました。

※PYP(Primary Years Programme)は、国際バカロレア機構(IBO)が提供する3歳から12歳を対象とした初等教育プログラムです。

 

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※写真撮影時のみマスクを外しています。

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On March 24th, we had our very first IB PYP Professional Development Workshop with professors from SCU and teachers from Christopher Kodomoen and Seirei Christopher Elementary School. The purpose of the workshop was to strengthen our community and to start building a culture of inclusion, belonging, ownership, openness, respect, understanding, and trust.

 

The professors and teachers were divided into groups. The facilitators employed active learning strategies to increase the participants’ motivation and improve their collaborative learning skills. Also, participants were encouraged to be involved in higher-order thinking to get a deeper understanding of the IB framework and topics such as transdisciplinary, the IB learner profiles, international mindedness, and agency in action.

 

This workshop was a start of the journey for Seirei Gakuen. Hopefully, this experience had contributed to a shared sense of purpose across schools, brought across new ideas regarding educational standards and practices, and aligned us behind a set of shared educational values and a new vision to be considered in the light of global education.

2021年3月30日 (火)

インマヌエルカレッジとの国際交流

こども教育福祉学科とオーストラリアにあるインマヌエルカレッジがオンラインによる国際交流を行っています。こども教育福祉学科では、日々、保育・教育に関する様々な学修を行っています。今回は、保育内容「ことば」と「こどもと音楽」の講義をコラボレーションして日本の昔話である「おむすびころりん」を英語で発表しました。
 
※Youtubeの動画が開きます。
 
この動画は、大学の保育、教育に関する講義の中で、日本の昔話を元に、布や各種素材を使いエプロンシアターを作成し、そこに音楽をつけた創造的な学修の一事例です。
 
こども教育福祉学科の学生たちは、フェルトなどの生地を用いて場面に応じたアイテムを作成してエプロンの土台の上でこどもたちに物語を展開しています。またそこに、効果音として音楽(木琴、鉄琴、鈴など)を加える事により、物語が立体的に伝わっています。
 
また、この物語を英語に翻訳して学生がナレーションすることで、オーストラリアに日本の昔話、日本の保育の一場面を伝えています。
 
ご視聴いただければ幸いです。

2021年3月10日 (水)

「国際支援アクティブラーニング」インド聖隷希望の家プロジェクト

こども教育福祉学科の学生が、「国際支援アクティブラーニング」の講義を履修しており、聖隷希望の家プロジェクトの一環として、「手作りマスクの作り方」を動画で作成しました。

その動画をインドにあるインド聖隷希望の家の施設長や関係者の方々とシェアし、英語による交流を行いました。

動画の作成の後、インド聖隷希望の家の施設長であるアブラハムさんから以下のお礼のメールが届きましたので、掲載させていただきます。

 

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フェイスマスクの作り方の素敵な動画をありがとうございました。

安価で簡単に作れるため、より多くの地域の方々のためになり嬉しく思います。

皆様の研究と技術には本当に感謝しております。

私たちを助けるために貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

聖隷クリストファー大学の皆さん、本当にありがとうございました。

聖隷Asha Bhavanの地域とスタッフのみんなより、愛と感謝の気持ちを送ります。

皆様のご勉学と今後のご活躍をお祈りしております。

 

聖隷インド希望の家 施設長

Varghese Abraham

 

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また、マスクの作り方については、以下のURLをクリックしご視聴いただければ幸いです。

インド聖隷希望の家インスタグラム

2021年3月 9日 (火)

アダプテッド・スポーツ(2)

アダプテッド・スポーツの授業の続きです。

車いすツインバスケットボール

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Img_0983ナイスシュート!

ゴールが2つあるので、ツインバスケ。

パラリンピック種目である車いすバスケよりも

より重度な障がいの方たちが参加できる種目です。

ゴールやバスケ用車いすは

「静岡バリアーズ」からお借りしています。

 

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アイマスクをしてドリブル

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視覚に障がいのある方のサッカーです。

ボールの大きさはフットサルボールと同じで、

内部に金属のプレートが取り付けられており、

転がると音がします。

日本ブラインドサッカー協会から

ボールをレンタルして行っています。

ブラインドサッカーもパラリンピック種目です。

 

様々な種目を体験すると同時に

種目や障がいについて探求し、

プレゼンテーションもしました。

 

学生はこの授業での学びに加えて、

「地域実践アクティブラーニング」で

実際に地域のアダプテッド・スポーツ活動に

参加しています。

 

希望する学生は「初級障がい者スポーツ指導員」資格を

取得することができます。

         こども教育福祉学科 和久田佳代

2021年3月 2日 (火)

アダプテッド・スポーツ(1)

3月になり、卒業式が近づいてきました。

2月中には、2年生は保育実習ⅠA、

3年生は保育実習Ⅱ・Ⅲを順調に実施しています。

 

2020年度は授業がオンラインになったり、

実習が延期になったり、様々な制約がありましたが、

そのような中でも学びを止めずに来られたことを

実習現場のみなさまや環境を整えてくださったみなさまに

感謝します。

 

今日は秋セメスターの授業を振り返って、

1年生選択科目「アダプテッド・スポーツ」の様子を

お伝えします。

ボッチャImg_1156

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Img_1161白いジャックボールに、赤・青6球ずつのボールを

投げて近づけます。

何回か練習していると最後にはこんなに近づけることが

できるようになりました。

シッティング・バレーボールImg_0914

Img_0919どちらもパラリンピック種目です。

車いすバスケやブラインドサッカーも体験しました。

また次回紹介します。

          こども教育福祉学科 和久田佳代