卒業研究発表会
11月26日(金)午後に
「卒業研究発表会」が行われました。
7つの会場に分かれて、4年生全員が発表しました。
4年生はそれぞれの実習等の体験から
生まれた課題をテーマとして、
3年次秋から1年かけて研究・考察してきました。
4年生の学びの集大成であり、3年生と1年生も参加し、
活発に質疑が行われ、学びを深め、充実した発表会となりました。
4年生のみなさん
お疲れ様でした!
こども教育福祉学科 和久田佳代
11月26日(金)午後に
「卒業研究発表会」が行われました。
7つの会場に分かれて、4年生全員が発表しました。
4年生はそれぞれの実習等の体験から
生まれた課題をテーマとして、
3年次秋から1年かけて研究・考察してきました。
4年生の学びの集大成であり、3年生と1年生も参加し、
活発に質疑が行われ、学びを深め、充実した発表会となりました。
4年生のみなさん
お疲れ様でした!
こども教育福祉学科 和久田佳代
2021年4月に国際バカロレア機構から認定を受けた本学の国際バカロレア教員養成プログラムは、秋セメスターから3年次生を対象に開始しました。
国際バカロレア教員養成プログラムの詳細はこちら↓
秋セメスターの2つの科目では、概念的理解、探究型学習、初等教育プログラム(PYP)のカリキュラムの枠組みを学びながら、学生自身がリサーチスキルや批判的思考力、異文化理解力、国際的視野などを高めるとともに、協働するという「文化」やクリエイティブな教育を体験することが目標です。そこで重要なのが、さまざまな課題を通じて自己との対峙、葛藤、挑戦、仲間との協力、成功体験、達成感などについて振り返る機会を持つことです。
以下は授業の様子の一部です。
↓①毎回の授業のはじめは、前回の振り返りを行います。
↓②概念的理解のラウンドロビンです。それぞれのテーブルには、写真にあるように「概念」に沿った絵が描かれています。学生は、自分の解釈とその概念が絵とどのように関連していると思うかを書き出します。1つずつ学生がまわって歩きながら概念的理解を積み重ねていくPYP認定校の小学校高学年の児童がよく行うアクティビティーです。
↓③国際バカロレア教育は構成主義の理論に基づいています。この理論を学ぶために学生は自らの知識を積極的に構築し、現実の経験によって決定されるとする学習へのアプローチを体験します。
↓④学生が「評価尺度活用のための自己評価用」ルーブリックを作成しています。
↓⑤「IBの使命を表現する」姿と、それに関連するコンセプトマップをデジタルホワイトボードで作る様子です。
また学生の授業の様子をお届けします!
社会福祉学部こども教育福祉学科2年次生、平松葉純さんが「令和3年度 第31回 永井隆平和賞」に題目「小さな愛」を出品しました。全国から1,064編もの作品が寄せられた中、一般の部の最終選考まで残りましたが、おしくも四席となって入賞は逃してしまいました。
「コトバつむぎ」活動の一環として、平松さんは今回初めての応募です。「コトバつむぎ」を主宰する社会福祉学部こども教育福祉学科福重浩之准教授は、「永井博士は、『長崎の鐘』などの作品を通して、平和への願いを訴え続けた方です。その名を冠するコンクールですので、一般の部では平松さんの年齢からして厳しいかなと考えていました。内容は良かったのですが、そこに差が出たのかもしれません。」と、今回の平松さんの作品を評価しています。
入賞は逃しましたが、平松さんはこれからも良い作品を書き、いろいろなコンクールに応募したいと語っています。
「コトバつむぎ」の過去の活動はこちら
▼下記、本人による出品作品の要約です。
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小さな愛 平松 葉純
「自分を愛する」ということは簡単ではない。さらに他人を愛するとき、その愛は無条件に否定される場合がある。歳の差の愛や、同性愛がその例だ。自分の愛が否定されているのに、どうやって関係のない人まで愛することができるというのか。
私は、小さな愛から始めたい。まずは自分を愛すること。ここでの愛するとは、精神的にも肉体的にも健康にいられるようにすること。次に、自分にとって大切な人を愛すること。最後に、余裕のある人が他の人を愛すること。ここでの愛するとは、仕事。自分の仕事で、直接的に間接的に大勢の人の生活を支え、幸せにできれば、それは立派な愛だと考える。
私は、世界が平和になり、愛で満ち溢れることは不可能だと思う。多くの人がそれに気づいているはずなのだ。誰かの幸せは、誰かの不幸せになることがあるから。それでもこうして、永遠のテーマとして取り上げられるたび、色々な考えは出てくる。私たちが未来を担う若者として、明るい未来を作らなければならないのなら、小さな愛から始めてみよう。私は、行動する人でいたい。