国際バカロレア教員養成プログラム(IBEC PYP)を開始しました。
2021年4月に国際バカロレア機構から認定を受けた本学の国際バカロレア教員養成プログラムは、秋セメスターから3年次生を対象に開始しました。
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秋セメスターの2つの科目では、概念的理解、探究型学習、初等教育プログラム(PYP)のカリキュラムの枠組みを学びながら、学生自身がリサーチスキルや批判的思考力、異文化理解力、国際的視野などを高めるとともに、協働するという「文化」やクリエイティブな教育を体験することが目標です。そこで重要なのが、さまざまな課題を通じて自己との対峙、葛藤、挑戦、仲間との協力、成功体験、達成感などについて振り返る機会を持つことです。
以下は授業の様子の一部です。
↓①毎回の授業のはじめは、前回の振り返りを行います。
↓②概念的理解のラウンドロビンです。それぞれのテーブルには、写真にあるように「概念」に沿った絵が描かれています。学生は、自分の解釈とその概念が絵とどのように関連していると思うかを書き出します。1つずつ学生がまわって歩きながら概念的理解を積み重ねていくPYP認定校の小学校高学年の児童がよく行うアクティビティーです。
↓③国際バカロレア教育は構成主義の理論に基づいています。この理論を学ぶために学生は自らの知識を積極的に構築し、現実の経験によって決定されるとする学習へのアプローチを体験します。
↓④学生が「評価尺度活用のための自己評価用」ルーブリックを作成しています。
↓⑤「IBの使命を表現する」姿と、それに関連するコンセプトマップをデジタルホワイトボードで作る様子です。
また学生の授業の様子をお届けします!