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2020年11月

2020年11月27日 (金)

【No.504】4年生レポート No.24 2020 ~卒業研究発表会を終えて③~

こんにちは

理学療法学科4年の山本です。

 

今回は、卒業研究を経験して思ったことと今後の目標、これから卒業研究を始める後輩へのメッセージをお伝えします。

 

【卒業研究を経験して思ったことと今後の目標】

 私は、卒業研究を通して研究を行う難しさや自身の知識不足を改めて感じたとともに、今後も研究を行い自身のスキルアップと患者さんのために医療専門職者として尽くしていきたいと強く思いました。

 研究を行うにあたって、呼吸器に興味があったため呼吸器の知識を深めるため、テーマに挙げた呼吸筋ストレッチの論文を読むことから始めました。論文を読むことは苦手ではなかったのですが、論文を読み、どのような研究か自分でまとめ、まだ明らかにされていないことを明確にしなければならないため、授業や実習で読む時とは違った視点をもつ必要があり、最初は戸惑いました。

研究テーマが決まったあとも、仮説や方法をなぜそう思うのかを根拠をもって説明していく必要があるため、文献的な根拠だけでなく、解剖、生理学的な視点から述べてかなければなりません。普段の授業や実習以上に教科書を開いて勉強して、わからないところはゼミの先生に聞き追及していきました。

データ測定も思った以上に時間がかかり大変でした。結果は思うように出ませんでしたが、出ないことも新たな発見だったので、なぜ仮説通りの結果が出なかったのかをさらに考えました。

 研究は大変だったけれど、自分の知識が積みあがっていくことがわかり、研究テーマの内容ならクラスで一番だと自負できました。それはみんな一緒だと思います。

今後も臨床現場などの様々なフィールドで研究を行っていくと思います。その中で、この分野なら日本一、世界一の理学療法士になるように自分を磨いていきます。そして、目の前の患者さんはもちろん、世界の患者さんのためになるような有益な情報をどんどん発信できるような理学療法士になりたいです。

 

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【後輩へのメッセージ】

3年生、卒業研究発表会お疲れ様でした。

4年生の発表を聞いて来年自分達もこのようなことをやるのかと不安になった人もいるかと思います。正直卒業研究は大変です。

実習、就活、国試勉強などやることが多い中で、測定や解析をしていかなければならないので心が折れてしまうこともあると思います。そんな時は、測定を手伝ってくれるゼミの仲間や、被験者の同級生や後輩、たくさんアドバイスをしてくれるゼミの先生などをどんどん頼ってください!そもそも研究は一人では絶対できません。様々なサポートがあって成り立ちます。協力し合って、支えあっていけば良い研究ができ、今後も研究やってみようかなと思えるはずです。

4年生はもう少しで卒業してしまうので、その前にゼミの先輩や親しい先輩にどんどん聞いてください。3年生は仲も良く、向上心もあるので、絶対良い研究ができると思います。頑張ってください。応援しています。

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指導教員の俵先生とゼミメンバーと一緒に記念撮影

2020年11月21日 (土)

【No.503】4年生レポート No.23 2020 ~卒業研究発表会を終えて②~

こんにちは

理学療法学科4年の大野です。

 

今回は卒業研究について報告させていただきます。

卒業研究は、3年の秋セメスターから計画し、約一年修正を繰り返しながら、研究してきました。

 

その集大成として、4年生だけでなく、3年生を前にして、それぞれが行った研究について発表しました。

 

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発表会の最後に4年生を代表して、挨拶をさせていただきましたので、その内容を以下に紹介します。

 

 

今年はコロナの影響があり、感染リスクが高くなる研究などやりたくてもできない研究があったり、また、実習の期間がずれてしまったりしたことで、測定や解析等の期間が短い中での実施だったため、例年に比べると大変だったのではないかと思います。

 

そんな中でも今日は頑張ってこないとできない発表ができたと思います。

一人一人が結果は出なくても、意義のある研究ができ、自信のある発表、また、質の高い質疑応答ができていたのではないでしょうか。

 

しかし、今日の発表で終わりではなく、今後論文完成をもって、卒業研究が終わりになります。一つ大きな壁を乗り越えましたが、もうひと頑張りして仕上げていきたいと思います。

 

また、今後は国試合格というもう一つの目標に向かっていきます。

今月末には論文提出とともに1回目の卒試があります。また、12月1月と模試も増えてきます。

一息つく暇がありませんが、全員合格というところを目標に、クラス一丸となって頑張っていきたいと思います。

 

また、3年生は今日の4年生の発表を聞いて、どう思いましたか。

来年はみなさんの番です。正直大変だと思います。なので、先生や先輩をどんどん頼っていいと思います。そして、ぜひ楽しく、また、自分の研究を世に発信するぞという気持ちで頑張ってください。期待しています。

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2020年11月20日 (金)

【No.502】4年生レポート No.22 2020 ~卒業研究発表会を終えて①~

皆さんこんにちは。

理学療法学科4年の飯田です。

 

11月16日に卒業研究発表会を行いました。

 

私たち4年生は、3年生の秋から約1年間それぞれが全力で研究に打ち込んでいました。

今年は新型コロナウイルスの影響を大きく受けたこともあり思うような結果が出ずに苦しんだ人も多くいる中、発表会当日は全員が自信を持って自分の研究について伝えることができたのではないかと感じています。

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(発表会を開始するにあたり全員で気合いを入れました!)

 

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研究をしていく中でお世話になった先生方、被験者として協力してくれた友達や後輩に感謝して、今後の卒業論文の作成や国家試験勉強に取り組んでいたいと思います!

 

最近になって再び新型コロナウイルスの波が押し寄せてきていますが、感染対策をしながらコロナに負けない強い気持ちを持って頑張ります!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

2020年11月 9日 (月)

【No.501】2年生レポート No.3 2020 ~物理療法学の実践 授業紹介~

こんにちは。理学療法学科2年の関宮です。

 

物理療法学の実践で伊藤超短波の安孫子先生にご講義いただきました。

 

日本の物理療法の現状や電気療法、超音波療法などの物理療法について学び、実際に機器を体験させていただきました。

 

体験するため、感染対策をしっかりして講義に臨みました。

これまで学んできたことを実際に最新の治療機器を用いて体験することによって、より興味が深まりました。

 

また、安孫子先生のデモンストレーションは、Webカメラで先生の手元や被験者の反応の様子をスクリーンやモニターで投影していただき、全員で見ることができました。

 

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現在、理学療法士の総数は15~16万人で年々増えていますが、

病院以外に就職する理学療法士は少なく、まだまだ可能性があると感じました。

 

日頃の講義とは違う、企業で働き、世界で活躍されている先生のお話を聞かせていただき、非常にためになりました。

この講義で学んだことをこれからの学習に活かしていきたいです。

安孫子先生、貴重な講義をありがとうございました。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

2020年11月 4日 (水)

【No.500】卒業生レポート No.1 2020 ~職場・大学院研究 紹介~

こんにちは。

理学療法学科12期生(2018年度卒業)の河合です。

 

2020年4月より、聖隷クリストファー大学大学院リハビリテーション科学研究科の理学療法科学領域に入学しました。

現在、寺田痛みのクリニックに勤務しながら大学院に通っています。

 

臨床では、慢性疼痛患者の治療に携わり、大学院では、慢性疼痛患者のQuality of life (QOL)について研究をしています。

 

最近では、寺田痛みのクリニックに運動療法室(HUB)が開設され、慢性疼痛患者の理学療法とパーソナルトレーニングについての勉強をしています。

 

慢性疼痛患者は、中枢神経系の可塑的変化をきたしているため、身体的な治療だけでは奏功せず、精神的な苦悩に関するアプローチ等の包括的なアプローチが必要です。

おひとりおひとりの痛みに影響している因子は、それぞれ異なるため、病態の把握及び、治療に難渋しています。

 

そのため、2019年度は、積極的に学会に参加し、知識や考え方について多くことを学びました。

しかし、2020年度は、COVID-19の影響で学会が中止や延期となり、学ぶ機会が減ったため、とても残念に思っています。

2021年度は、延期となった学会などで積極的に発表し、痛みの理解を深めていきたいと考えています。

 

さて、今週末(11/7)は聖隷クリストファー大学のHome coming dayです。

私もHome coming day の代議員として、5月より計画を立ててきました。

1年に1度、母校に集まり、お互いの近況を語り合う良い機会であると感じています。

卒業生の皆様のご参加を、お待ちしております。

 

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寺田痛みのクリニック 

河合