2022年12月14日 (水)

拡大代替コミュニケーション演習(4年生)

12月1日の講義は、外部の先生にお越しいただきました。

講師は北斗わかば病院の伊藤ちあき先生です。

北斗わかば病院は本学の実習先でもありますし、卒業生が多数働いています。

実習でお世話になった学生が伊藤先生にご挨拶をしていました。

 

内容は「神経変性疾患に対する拡大代替コミュニケーション訓練の実際」です。

拡大代替コミュニケーション (Augmentative and Alternative Communication ; AAC )とは、「口頭コミュニケーションが困難な人のコミュニケーションを援助、促進、代替するあらゆるアプローチ」のことです。

コミュニケーション手段を喪失した人は、動作能力も制限されることが多く、介護を一方的に受けるだけの非人間的な生活になります。

神経変性疾患のなかには、徐々に進行していく疾患があります。

コミュニケーションが徐々に取れなくなる方がいます。

言語聴覚士はそのような方に対し、コミュニケーション手段を確立する支援を行っています。

 

講義では、実際に症例に対して、どのようにAACを選択したか、どういう点に苦労したかについてお話しいただきました。

AACには、①補助器具を必要としないものと、②補助器具を必要とするものがあります。

さらに、②補助器具は、機器を用いないもの(ローテク)と用いるもの(ハイテク)に分類されます。

こちらは透明文字盤(ローテク)を行っている場面です。

目のみ動く方に用いる器具です。

言語聴覚士は目線を頼りに患者さんの伝えたいことを理解します。

1


 

実際に現場で使用している、意思伝達装置を持ってきていただきました。

学生さんも実際に体験してみました。

2

3



 

伊藤先生が「今思っていることを教えてください」と学生さんに質問をすると‥

4

「おなかがすきました」と伝えていました。

本講義はお昼前でしたので、素直な気持ちですね。

やはり意思を伝えるというのは大切ですね。

 

学生からは、「実際の現場の様子を学ぶことができ、勉強になった。」、「意思伝達装置は難しかった。患者さんに導入する際は、患者さんの認知機能や運動能力に合わせて指導する必要がある。」などのコメントが聞かれました。

ぜひ、就職したときに役立てて欲しいなと思っています。

 

5

 

2022年12月 6日 (火)

面談

12月に入り急に寒くなりましたね。

これからもっと寒くなると思うと、「この先の寒さに本当に耐えられるのか?」と毎年心配になります。

耐えられるように頑張りましょう。

 

さて、ST学科二年生は先日アドバイザーの先生と面談を行いました。

大学生になって先生と1対1で話すことはあまりないと思っていたので最初は少し驚きました。

大学生活で悩んでいること、普段の生活、通学のことなど何でも気軽に相談できます。

同時に前のセメスターの学習の振り返りや、今後の目標などを立てるきっかけにもなるので、面談はとても大切なことだなと思っています。

悩んでいることを気軽に相談できる環境は過ごしやすくて良いですよね!

 

もうすぐクリスマスですね。

今年も立派なツリーが出ていました。

私はこの、もうすぐクリスマス!という空気感が大好きです。

わくわくしますよね。

この先さらに寒くなってきますね。

体調にはお気をつけください!!

1

2022年11月 4日 (金)

聴覚機能評価演習(2年生)

2年次の聴覚機能評価演習という科目で聴覚検査の演習を行いました。

今回は、ことばの聞き取りの検査である「語音弁別検査」と「語音了解閾値検査」の演習でした。

講義資料などを参照しながら、ひとつひとつ確認して検査を行っていました。

グループに分かれて検査をする側、検査を受ける側それぞれを経験することで、学生たちからも「実際にやってみて、理解が深まった」という声がありました。

これから、様々な検査が出てくるので、ぜひ学生同士練習したり教員に聞いたりしながら学んでいってほしいと思います。

1_2

2_2

3_2

4_2

2022年9月13日 (火)

第2回産学連携事業(2年生)

杏林堂新所原駅南店と湖西市(BaaS 事業実証実験)の活動に、本学の学生が参加して共同的に活動を行いました。

本イベントは2021年度に引き続き(ブログはこちら)、2回目の開催となりました。

本学からは2 年生4名、教員2名が参加しました。

内容は「測定」を中心とした体験型のイベントにしました。

学生たちは4ヶ所に分かれ、言語聴覚士が関わる検査を行いました。

その後、学生は標準値と比較して、低下している項目があれば家で実施できる予防法を伝えていました。

参加者からは、「孫と話しているようで楽しい。元気をもらえる。」という声をいただきました。

学生たちは堂々と参加者に接しており、とても頼もしく感じました。

1

2

3

4

5

2022年6月17日 (金)

イベント開催のお知らせ

こんにちは

 

つい先日、この地方でも梅雨入りが発表されましたね。

新年度が始まって2ヶ月経ちましたが、3月に開催された春のオープンキャンパスの様子と直近のイベントのお知らせをします。

 

3月26日(土)に春のオープンキャンパスが開催されました。

 

この日は悪天候だったにもかかわらず、多くの高校生やご家族の皆様に参加頂きました。

オープンキャンパスにお越し下さった皆様、誠にありがとうございました。

 

今回のオープンキャンパスのウェルカムイベントではプラバン作りと患者様に行う検査を体験して頂きました。

プラバン作りでは皆様、思い思いの作品を作ってらっしゃって大変素敵でした!

 

実習室の見学では、学生や先生方の説明に耳を傾けて頂いたり、舌圧測定や聴力検査を体験して頂いたりしました。

 

さて、今週の土曜日(6月18日)はオープンキャンパスです。

また、6月21日(火)からはオープンカレッジというイベントも始まります!

皆様のご参加お待ちしています!

 

1

2年 K.Y.

2022年6月16日 (木)

オープンキャンパスで学科TシャツのQRコードを読み込んでくださった方へ

『何のページが開くのだろう?』

 

そんなわくわくした気持ちで言語聴覚学科の学科TシャツのQRコードを読み取ってくださった方、誠にありがとうございます!

 

こちらは言語聴覚学科のブログになります。

 

あなたは言語聴覚学科のブログをご存知でしたか。

このブログでは在学生や先生方が本学での学びや大学生活などを発信しています。

 

よろしければ多くの記事を読んで頂けると幸いです。

また、こんな内容を知りたいというリクエストがある方はオープンキャンパスのスタッフにお声かけください。

 

それでは引き続きオープンキャンパスをお楽しみください!

 

言語聴覚学科一同

2022年6月10日 (金)

空コマ

皆さんこんにちは。

ST学科2年です!

だんだんと日差しが強くなってきましたね。

服装に困る時期です・・・。

私は高校時代、大学生の“空コマ”に憧れていました。

友達とカフェでおしゃべりしている人やおいしいご飯を食べに行っている人。

私も大学生になったら空コマを充実させるぞ!と意気込んでいました。

3コマ空いた日、私は友人たちとおしゃれなカフェではなく浜松市動物園に行きました。

定番の動物から、珍しい動物までたくさんの動物がのんびりと暮らしていました。

1

ところで皆さんは、最後に動物園へ行ったのは何歳頃ですか?

私は小学校1年生以来行っていませんでした。

大学生になって動物園に行くとは思いませんでしたが、とても楽しくて、癒やされました。

動物園はいくつになっても楽しい場所です。

カフェにも行きたいですが、もう一度動物園に行きたいです。

大学から車で約15分、410円で端から端まで楽しめます。

勉強ももちろんですが、たまには息抜きでいかがですか?

皆さんも空コマ、空時間を楽しんでください!

2022年6月 6日 (月)

初物

みなさん、こんにちは!

初夏に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

先日、近所の方からとうもろこしの「甘々娘」を頂きました!

これは、静岡県の森町の名産品です。

 

1_2

2_2

 

  

 

我が家では、茹でていただきました。

フルーツのように甘くてとても美味しかったです。

甘々娘は、5月~7月に収穫が行われ、旬の時期が2ヶ月しかなく、この時期を逃してしまうと来年まで食べられないと言われている希少なとうもろこしです。

初物は縁起が良く、食べると寿命が75日延びると言われています。

皆さんも良かったら食べてみてください!!

 

 

2年 R.O

2022年2月 4日 (金)

定期試験を終えて

こんにちは。

 

今週末から来週の前半にかけて寒くなるみたいで「嫌だなぁ」と思っている1年 K.Y.です。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

私たちは先日定期試験を終え、約2ヶ月間の春休みに入りました。

 

今回の定期試験は、春セメスターと比べて内容が難しくなったうえに試験の数が倍以上になり、すごく勉強が大変でした。

また、1年生は試験最終日の6限(16:35~17:35)までテストがあり体力勝負な部分もありました。

 

私は体調を崩すことなく、5日間無事に試験が受けられたことにホッとしています。

 

また、私は今回の試験期間中のとある日に「試験中にシャーペンが壊れる」というハプニングがありました💦

壊れたときは正直びっくりしましたが、もう1本出しておいたので解答を続けることができました。

試験中にシャーペンが壊れることなんてそうそうないと思います。

ですが、皆さんもテストや模試を受けるときには2本以上筆記用具を出しておくことをオススメします。

 

2022年が始まってから1ヶ月以上が経ちましたが、このブログが2022年最初の言語聴覚ブログになるかと思います。

今年もよろしくお願い致します!

 

P.S.

これが試験中に壊れたシャーペンです(見た目は普通のシャーペンですよね?!)

1

画像では非常に分かりづらいと思いますが、
下の紫のシャーペンのように上の部分をノックしてもシャー芯が出てこなくなってしまいました・・・

 

2

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2021年12月28日 (火)

授業紹介~発表編~

皆さん、こんにちは

 

前回のブログで予告した通り「英語で診療の一場面をロールプレイ!」の発表の様子を紹介したいと思います。

 

最初に言ってしまいますが、2週間という時間をかけて準備をしただけあってどの班の発表もすごくおもしろかったです。

(担当の先生には発表終了後「笑い過ぎてお腹痛い」と言われていました。)

 

発表は、学校にある小道具(白衣等)を使わせて頂いたり、スライドを作成したり、効果音を入れたりとどの班もたくさんの工夫がされていました。

中には挿入歌なんかも入れちゃったりして1本のドラマのように仕上げていた班もありましたよ。

 

各班の発表の様子

・サブロー 

1

・モンブラン

 

2

・はじけるレモン

 

3

・○○○親衛隊

 

4

ロールプレイの様子は、いかがでしたでしょうか?

リハビリテーション学部にはこのようなユニークな授業もあります。

 

授業は終わっていませんが、私はこの科目を履修して良かったと感じています。

なので、聖隷のリハビリテーション学部に入学予定で興味のある人はぜひ、来年以降履修してみてください。

 

P.S.

リハビリテーション学部には「国際リハビリテーションコース」が設置されています。

現在、理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚学科の1~3年生、20人のコース生がいます。

今回の「英語で診療の一場面をロールプレイ!」の様子は、国際リハビリテーションコースのInstagramでも順次紹介しています。

英語で投稿をしているので、英語が得意な人、好きな人は投稿をチェックしてみてください。

いいね♡とフォローもお願いします!

 

Instagram:  seirei19post

 

5

 

 

 

今回の様子は下の写真のようなタイトルがついているので、分かりやすいと思います。

 

6

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

 

1年 K.Y.

 

※写真の掲載には履修者の許可を得ています