教員 Feed

2018年3月22日 (木)

アメリカ言語聴覚学実習

言語聴覚学科では、8名の学生がハワイ大学医学部(John A. Burns School of Medicine)言語病理学専攻で研修を行ないました(3月11〜20日)。


研修の様子をお伝えします。最初の写真は、アメリカの学生と代替的コミュニケーション手段(AAC)の演習を行なっている場面です。AACは、言葉が喋れなかったり、上手く表現できない方が用いるコミュニケーションツールです。双方、英語とスマートフォンを駆使して、AACを用いてコミュニケーションを取りました。


2枚目の写真は、地元の公立学校(アイナハイナ小学校)を訪問した折のものです。アメリカでは、公立小学校にSTが配置されており、生徒は、必要に応じて、訓練やコーディネートを受けることができます。一緒に写っている方は、校長のBurnsさんです。校長先生は、ハワイ大学医学部の創立に関わった、ハワイ州知事(1962-1974)John A. Burnsの孫にあたります。

St2

St2_2

St1

2017年12月13日 (水)

言語発達障害研修会のお知らせ


聖隷クリストファー大学 言語聴覚学科では、コミュニケーション障害を抱える方々の支援を目的に専門研修会を開催します。


今回は、言語発達障害についての内容です。関心ある皆様のご参加をお待ちしています。参加くださる方は、資料準備の関係でscust.learning@gmail.com に人数をお知らせください。


1

2017年11月27日 (月)

嚥下障害神経筋電気刺激治療研究会講習

 

こんにちは。教員の柴本です。

 

11/23(祝)に日本嚥下障害神経筋電気刺激治療研究会主催の第3回技術講習会が、浜松市リハビリテーション病院で開催されました。海外講師のレクチャーがありましたので、私は逐次通訳でお手伝いをしました。

 

1

 

摂食嚥下障害の治療もどんどんと発展していて、現在は神経筋電気刺激治療を行う時代となりました。

 

講習会では、神経筋電気刺激治療は新生児から実施でき、従来の治療よりも治療効果が高いことなどが発表されました。

 

本学卒業生3名が受講していました。 どんどんと新しい治療法を習得しようとする姿勢に感心しました。

 

2

 

有効な治療効果を得るためには、電気刺激用電極を正確に貼らなければなりません。骨と筋の位置関係など解剖学の知識をフル活用して正確な位置に電極を貼ります。

 

3

 

機器は、電気刺激と同時に表面筋電を計測できます。科学を結集させた機器を用いて、多くの患者さんを治療するのが今後のリハビリテーションの一手法ですね。

 

4

 

浜松市リハビリテーション病院に勤務している多くの本学卒業生は、講師のアシスタント等教える側として活躍しています。

 

6

 

受講した本学卒業生3名には、研究会から終了証が発行されました。

 

7

 

新しい治療法を活用して多くの患者さんを治療して欲しいと願っています。技術講習会お疲れ様でした。今後もがんばってください。

2017年2月16日 (木)

国試壮行会

2月18日の言語聴覚士国家試験に向けて、3年生・教員からエールが送られました!

1_2

2

3_2

12月から3年生が力を合わせて準備を進めていました。

司会は、3年生の早川君と高垣くんです。

4_2

柴本学科長から激励のことばをいただきました。

5_3

1年生~3年生の1つ目のプレゼントは、昨年ドラマでブレークしたあの曲です…。

6

7

このポーズはどこかで見たことありますね。

前在日アメリカ合衆国大使も踊っていたそうですね。

 

8

1~3年生のプレゼントは、『恋 言語聴覚学科バージョン』でした。

 

途中、体育祭のような出し物もありました。

3年生、体を張ってますね(笑)

9

2つ目のプレゼントは、五社神社への合格祈願の映像でした。

10

3年生全員で祈願に行ったようです。

 

11

12

そして合格祈願のお守りとキットカットがプレゼントされました。

 

13

14_2

15

16

4年生にも笑顔がみられていました。

 

4年生のアドバイザーからは、今までの学生生活を振り返りつつ、国家試験に向けてのエールが送られました。

谷先生が話すだけで笑いが起きていましたね。

17

谷先生の笑顔には癒されますね。

 

 

教員から4年生へのプレゼントは、合格へのメッセージが書かれた「TOPPA」です。

各教員が合格を願い学生さんの名前を書き入れた、世界で1つの「TOPPA」です!!

19

満面の笑みですね。いい笑顔!

20

21

22

4年生全員で「はい、チーズ」

25

3年生、4年生、教員全員で「はい、チーズ」

26

講義、演習、臨床実習と忙しい4年間でしたが、大学生活を振り返ると1年ごとに確実に成長した姿を思い起こすことが出来ます。

全員で合格を掴み取りましょう!

 

 

そして、今回企画してくれた3年生、お疲れ様でした。

27

28

終わって笑顔がみられます。一安心ですね。

 

29

30

最後に記念に「はい、チーズ」

2016年10月31日 (月)

浜松言友会にテレビ局が取材に来ました

教員の谷哲夫です。

10月30日(日)の浜松言友会例会(アイミティ浜松)に静岡第一テレビの取材班が訪れました。

10月9日(日)に静岡市で開催した吃音講座がきっかけで、事前に取材の申し入れがあったため、

私は例会開始1時間前に会場に到着して取材を受けました。

カメラを向けられながら吃音に関する様々なことを質問され(質問内容については事前の打ち合わせなし!)、

少し緊張しながら説明しました。取材班のスタッフに、

吃音のことを真剣に理解しようとする姿勢が観られたことには大変うれしく感じました。

例会の様子も撮りましたので、出席した会員は若干緊張気味でしたが、

次第にいつものように和やかな雰囲気で会話ができてきました。

・・・と、ここで事件が起きました。

休憩中に私が外から会場に戻ったら、取材班が出席していた谷ゼミの学生にインタビューを始めていたのです。

私はこれに驚いて、思わずとった行動は、この状況をスマートフォンで撮ることでした。

吃音の啓蒙活動は浜松言友会の活動のひとつであり、また、教員としての私の役目でもあります。

浜松言友会の活動に、メディアに携わる方が関心を持っていただいたことは大きな効果だと考えます。

放送予定についてはまだわかりませんが、わかり次第報告させていただきます。

1_4

佐藤さんが真剣に答えています。左の豊田さんと赤堀さんは恥ずかしそうです。

2_2

真剣に答える佐藤さん(ちょっと逆光ですみません)。

2016年10月17日 (月)

第4回青少年のための吃音講座 in 静岡市

教員の谷哲夫です。

「青少年のための吃音講座」は8月に地元浜松で開催しました。

10月9日には、今年2度目の吃音講座をはじめて静岡市で開催しました。

会場は静岡県総合社会福祉会館(シズウェル)で

駿府城のすぐ隣、繁華街に近いところでした。

会員と合わせて37名(浜松開催よりも多数)の吃音当事者や

教育関係者に参加いただき、静岡地域での関心の高さを

うかがい知ることができました。

当事者には大学生や社会人の方もおり、

吃音の問題を一人で抱えている実態がわかりました。

1

 

吃音講座では、浜松言友会会員による体験談

(吃音とどのように向き合ってきたか)の発表、専門家

(医師、言語聴覚士など)による講話、

グループディスカッションなどを行いました。

参加者からは活発に意見が交わされました。

吃音の問題を相談する場所がなかったので、

このような催しは続けてほしいとの要望が挙がるなど、

静岡県唯一の吃音者自助団体として、今後の活動の幅を

広げていくきっかけとなるであろう貴重な経験でした。

 

2

少し写真がブレていてすみません。

2016年10月 7日 (金)

学会参加記

9月22日(木)~24日(土)に新潟市で第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会が開催されました。

1_3

学会に先立ち、9月22日午後には日韓ジョイントセッションが開催されました。

日本と韓国のみならず、摂食嚥下リハビリテーションを推進するアジア諸国の先生方が参集するシンポジウムでした。

こちらは講演された先生方の写真です。

2_3

9月23日、24日は、特別講演、教育講演、セミナーなど多数のイベントが行われました。

その中で本学科長の柴本勇教授が座長を勤めていました。

3_3

柴本学科長が座長を勤めたのは下記のセッションです。

①English Session

②教育講演3 「評価の意義と実際」

③訓練5 口頭発表

 

年1回行われる学会は大変興味深いです。

多くの先生方から最新の知見を聞くことができますし、そのような先生方と情報交換できる貴重な機会でもあります。

また、卒業生とも会える機会です。成長した姿がみれるのは、とても楽しみです。

学部生の皆さん、ぜひ学会にご参加ください。

 

2015年3月 9日 (月)

教員会議(教員)

週1回、STセミナー室でST学科教員会議を行っています。

Cimg2451
ST学科の会議は職位や年齢に関係なく意見を言いあえる雰囲気です。

教員全員が学生さんの成長を願って建設的な意見を言い合える場は
(現メンバーの中では)若手の立場からすると、とても素晴らしいと感じています。

2015年2月20日 (金)

25年ぶりの再会

2月13日に小島学科長を25年ぶりに訪ねて来てくれた人がありました。
5歳から10歳まで聖隷三方原病院で小島STの言語訓練を受けた亮子さんです。
脳性まひで発音の障害に対し、言語訓練をしていました。

この日はお母さまもご一緒に来てくださり、楽しく懐かしいひと時を過ごしました。

「発音の宿題もあり、厳しかったけれど、こうして話もでき、
ワープロやメールもできるようになったのは先生のおかげだと思っています」と言っていただき、
STとして大変うれしく思いました。
亮子さんはヘルパーさんとともに、静岡に行ってお寿司を食べたり、
名古屋に買い物に出かけたりと、
行動範囲も広く、
友達も多く楽しく毎日を過ごしているとのことですが、
これも先生の生き方に学んだことだとおっしゃっていました。

この大学で学んでいる学生も、患者さまとこういった人間関係を築いてほしいものです。
そのための力になるならばと、ブログにこの記事を載せることを快諾してくださいました。
私はお礼に嚥下障害の人が使いやすいように開発したK-スプーンをプレゼントしました。

Img_2238


亮子さん、これからもイキイキと生活していってね。
今度は一緒においしいものを食べに行きましょう。

2015年2月12日 (木)

聴こえとことばの相談室(教員)

本日は足立先生の訓練場面にお邪魔しました。

お子さんは足立先生の姿をみつけるとニコニコ顔に。
訓練が楽しみなようです。素晴らしいことですね。

最初は数字パズルを使った課題

Photo集中して取り組んでいます。

Photo_2

完成

そして、課題終了後に手合わせを4回。

Photo_3
この手合わせにはいくつかのねらいがあります。

お子さんにとってこのやりとりも楽しみの1つとのことでした。