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2018年10月

2018年10月29日 (月)

「実践から学ぶソーシャルワーカーという仕事~実践家が語る社会福祉課題のリアル~」10/27(土) 社会福祉学科公開講座を開催しました。

「実践から学ぶソーシャルワーカーという仕事~実践家が語る社会福祉課題のリアル~」10/27(土)

社会福祉学科公開講座を開催しました。

 

著しい少子化、高齢化が進む中、社会保障の拡充と財源の確保が、

わが国が直面する大きな課題となっています。

その一方で、私たちの生活のごく身近なところでは、

一人暮らしの中高年の孤立死、育児不安やこどもの虐待、いじめ、不登校、

ひきこもりや子育て家庭の貧困など、こども・若者、女性に関わる問題が

深刻化しています。

こうした問題に対して、いま、「ソーシャルワーカー」とよばれる

社会福祉専門職の活躍に対して大きな期待が寄せられています。

当日は、この講演会では、地域で活動している以下の4名の

ソーシャルワーカーの皆さんからお話を伺いました。

1笹ヶ瀬 容子 氏(聖隷三方原病院 医療相談室室長)

 

1_2濱埜 剛 氏 (浜松市児童相談所 ソーシャルワーカー)

 

Photo岸 直樹 氏 (浜松市障がい者基幹相談支援センター PSW)

 

Photo_2永井 紀子 氏 (浜松市社会福祉協議会 CSW)

 

Photo_3また、後半では会場からの質問に講師の先生方が答えてくれました。

大学生、高校生からも質問や感想が多数寄せられました。

 

今回の講座は、参加された皆さまと共に身近にある社会福祉課題を

共有する機会にもなり、またソーシャルワーカーという専門職の機能を

理解いただく機会にもなったものと思います。

今後、優れた社会福祉人材が必要とされる中で、将来の進路を検討される高校生、

進路担当教員、地域の皆さまに、ソーシャルワーカーの役割と意義を、

講座等を通して発信していきます。

なお、スクールソーシャルワークに関しては、

8月22日公開講座を行いましたので関心のある方は以下のURLをご確認願います。

https://blg.seirei.ac.jp/ss/2018/08/2018822-2eb1.html

 

                                  (社会福祉学科教員)

学生ボランティア(2ぴーす)の活動紹介 「いっぷく」

昨年から始まりました精神保健福祉系のボランティアサークル2ぴーすの活動を時々紹介していますが、

「2ぴーす」が協力している「いっぷく」の紹介をします。

「いっぷく」は社会福祉法人みどりの樹さんが運営する地域活動支援センターの交流活動の名称です。

なゆた浜北内の「なないろカフェ」にて、毎週水曜日15:00~17:00 にて行っています。

本学の卒業生も職員として多数関わっていますので、2ぴーすの学生ボランティアも安心して

活動しているようです。

 

以下に、活動に参加した学生さんの感想を紹介します。

Photo_4

いっぷくでは、趣味の話や人生について話したりと色々な話をさせて頂きました。

興味を持って話を聞いて下さったり、悩みについて一緒に考えてくださったりして、

皆さんの素敵な人柄に触れることができました。

また、いっぷくに参加していらっしゃる利用者さんから声を掛けて下さってとても嬉しかったですし、

人と関わることが好きというのが伝わってきました。

さらに、いっぷくに参加することを通じて、人と関わるなかで安心感を得ることが

出来るのではないかと感じました。

 

始まる前はとても緊張しましたが、一度話し始めると自然体に話すことができました。

しかし、

利用者さんによっては話しかけるタイミングがわからずに沈黙が続いてしまった場面も

ありました。

また、職員さんが利用者さんの気分の波に合わせて話している姿が印象に残りました。

 

今後も、学生さんたちのボランティア活動等をブログにて紹介していきます。

                                  (社会福祉学科 教員)

2018年10月 9日 (火)

学生ボランティア(2ぴーす)の活動紹介 みどりの樹収穫祭(10月6日)

昨年から始まりました精神保健福祉系のボランティア活動は、

「2ぴーす」としてサークル化する予定です。

今年も「静岡大学田中ゼミ」と「2ぴーす」が協力して、

10月6日のみどりの樹収穫祭に参加しました。

交流の経緯や昨年の取り組み ⇒ https://blg.seirei.ac.jp/ss/2017/10/3-e7e0.html 

https://blg.seirei.ac.jp/ss/2017/11/post-18bd.html

 

Photo

当日は関連している複数の福祉事業所の模擬店を出し

「クッキー」や「フランクフルト」、「自主製品」等の販売を行いました。

また、地域ボランティアの方々の演奏等でステージも賑やかでした。

Photo_2おいしそうなお菓子が並んでいます

 

学生さん達は、静大生さん達と模擬店の運営を手伝ったり、

学生企画を行ったりしました。

以下に、参加しました学生さんからの感想を紹介します。

  

ステージ発表では、お絵描き伝言ゲームと紙飛行機飛ばしをさせていただきました。

参加者の方の笑顔がとても印象に残っています。

そして、企画の発案から実施までの流れを体感できたことは

自分にとって良い経験になったと思います。

Photo_3

今回も学内の学生同士のつながりだけでなく、他領域の学生がつながりあう「学学連携」を

推進していくことが出来ればと思います。

                        

(社会福祉学科 教員)

2018年10月 4日 (木)

9/22(土)社会福祉学研究科公開講座を開催しました。

9月22日(土)に、大学院社会福祉学研究科公開講座を開催し、

児童福祉施設や病院にお勤めの方や学生等24名にご参加いただきました。

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*詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ https://www.seirei.ac.jp/news/detail.php?CN=253771

 

 今回は「転換期の社会福祉-こども・若者の未来に向けて」と題し、

私からは「不登校、引きこもり、若者の自殺の予防と支援」をテーマに、

浜松市における取組を紹介しながら、地域における連携の大切さを紹介しました。

現社会福祉学科の4年生や卒業生の中で、調査の補助員として

協力してくれた方もおり、研究の進捗状況等に関心を持って

聞いてもらえたのではないかと思います。

 

今後も様々な取り組みを発信していきたいと思いますので、

よろしくお願いします。

                             (教員)