【No.388】1年生レポート8 ~浜松市との連携事業:高齢者対象講座の実践報告1~
皆さんこんにちは!
理学療法学科1年の夏目大輝です。
10月26日に浜松市の連携事業として、蒲協働センターで高齢者の方を対象とした転倒予防、認知症予防の講座を担当させていただきました。
自分たちが講座を開くということはとてもよい経験でした!
今回の講座は「高齢者の方の健康寿命を延ばす」というテーマで転倒予防と認知予防について、私たち1年生が中心となって計画しました。
講義の内容について紹介します。
最初に全員の自己紹介、私たちが学んでいること、楽しんでいることについての説明をしました。
そのあとに高齢者の方たちとの仲を深めるために自己紹介ゲームと似顔絵リレーを行いました。
そしてお互いに仲が深まったところで転倒の要因、認知症についての説明を行いました。
説明のあとは転倒予防の運動、認知症予防の運動という順に行っていきました。
転倒予防運動は、
- 肩の上げ下げ運動
- 肩回し運動
- かかとの上げ下げ運動
- 腿上げ運動
- 足上げ運動(膝伸ばし)
- 立ち上がり運動
- 足上げ運動(足を横に上げる、写真の運動)
- つま先立ち
の順に行いました。
これら運動では関節の動きの改善、筋力の向上を目的に行いました。
次に認知症予防の運動は、
- カテゴリー書字
- 倍数拍手
- 後出しじゃんけん
の順に行いました。
これらの運動では記憶、認知機能、遂行力を向上させることを目的に行いました。
参加者の感想では、「楽しかった、家でもできることだからやってみたい」という声を頂きました。
今回の講座を開催するに当たり、参加が楽しむためにはどういう運動が良いのか見つけることやその運動もどの程度までやるのが丁度良いか考えることは大変でした。しかし、先生、先輩方からアドバイスを頂くことで、考えやすくなりました。
そして、良い講座にすることができました!
高齢化が進んでいることもあり、理学療法士は高齢者の方を対象とすることが多いので、今回の講座で高齢者の方と関わることができたことはとてもいい経験になりました。
またこのような講座をやらせていただける機会があれば、今回の反省点を生かしてよりよい講座にしたいです。