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2018年7月

2018年7月20日 (金)

【No.361】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修報告 Vol.2

 

こんにちは。理学療法学科9期生の池田圭介です。

2018年度聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会の運営をしています。

 

7月12日に開催した、第2回卒業生研修会の報告をさせていただきます。

聖隷クリストファー大学卒業生、聖隷福祉事業団の1~3年目を中心にたくさんのセラピストに参加していただけました。

 

今回は「足関節の触診」というテーマで、聖隷クリストファー大学3期生の鈴木章紘さんに講義をしていただきました。

 

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講義では触診をする時に、筋の形状を3D(3次元)に捉えながら「丁寧に触れていく」ことの重要性について話をしていただけました。

 

「丁寧に触れていく」ということを踏まえた上で、実技では腓腹筋、ヒラメ筋の触診を行いました。

 

始めは解剖学書を手にして、被験者の下腿に各筋をマジックで書きこんでいきました。

 

実際に触診していく際には、卒業生を中心としたファシリテーターの方々と解剖学的ポイントについて確認しながら進めていくことができました。

 

スタッフも触診に夢中になってしまい、写真を撮ることを忘れてしまいました…(笑)

 

次はヒラメ筋を丁寧に触れることで筋収縮を促しました。

 

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「どのような強さで触れたら良いの?」「力を加える方向はこれでいいの?」と実技を通して多くの疑問がでてきて、参加者同士でもディスカッションをしている場面が多く見られました!

 

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実際に講師の鈴木さんに参加者一人一人の筋を触れていただきました。

 

触れ方については被験者にフィードバックをもらうことで感覚的な面についても共有することができました。

 

今回の研修を通して、参加者の皆さんはじめ、スタッフも臨床で1つの筋を「丁寧に触れていく」ことの重要性について改めて確認することができたと思います!

 

勉強会終了後も時間が許す限り、実技の確認を行っていました!!

 

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講師の鈴木章紘さん、ファシリテーターの皆さん、参加者の皆さん、勉強会に集まっていただきありがとうございました。

 

今後も、皆さんと一緒に実技やディスカッションを通して、臨床へ活かせるような勉強会を楽しく作っていきたいと思います!

 

次回は

8月9日(木)19:30~21:00

聖隷クリストファー大学3期生の石井裕也さんによる

「膝関節の触診」をテーマに勉強会を行う予定です。

 

次回も多くの方の参加をスタッフ一同お待ちしております。

2018年7月18日 (水)

【No.360】3年生レポート No.2 ~アスリハ塾勉強会~

長かった梅雨も明け、いよいよ夏本番となりました。

体調管理には十分ご注意ください。

 

こんにちは!

理学療法学科3年の山中 翔太郎です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、理学療法学科のサークルであるアスリハ塾の勉強会について紹介していきます。

アスリハ塾では、毎週火曜日と木曜日に勉強会を行なっており、参加者は1年生から3年生です。

 

 

火曜日は自主勉強を行います。

各自で授業の復習や課題を進めていきます。

1年生は特に分からないことを先輩に質問して理解を深められるよう、3年生がサポートしています。

解剖学などの専門的な内容を楽しんで勉強する雰囲気作りを心がけています。

 

木曜日は筋肉を触る練習を行います。

現在1年生は筋肉の名前を必死に勉強しています。筋肉は量がとても多く、ただ覚えるだけでは身に付きません。

 

そこで、実際に筋肉を触ってイメージしながら覚えてもらおうと考え、この学習方法を始めました。

 

まずは、筋肉がどこにどうやって付着しているかイメージしながら確認します。

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筋肉の形や動きを確認している様子

 

 

イメージができたら実際に筋肉を触ってみます。

はじめは難しいですが、徐々に慣れてきたら触れるようになっていきます。

 

その後、筋肉のストレッチを行うこともあり、応用的なことにつなげています。

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ストレッチの方法を確認している様子

 

 

この活動を通じて、知識が深まることで他の学生と差をつけられると考えています。

また、学年間の縦のつながりがさらに強くなればいいなと思います。

 

今後もアスリハ塾が発展するような新しい活動を行っていきたいです。

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記念に1枚パシャリ

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

2018年7月17日 (火)

【No.359】学内レポート No.6 ~オープンキャンパス開催します!~

 

こんにちは、教員の田中です。

入試広報からのお知らせです。

 

8月4・11・25日(土)オープンキャンパス開催します!!

 

お申し込み受付中です! 

↓こちらから

https://www.bousai.seirei.ac.jp/opencampus/oc/form.php?CN=241166

 

 

4日は午前中に小中学生対象体験学習会も開催します!!

(定員に達したため、申し込み受付を締め切りました)

体験学習は吉本准教授による「覗いてみよう理学療法の世界―胸の音編」です。

 

オープンキャンパスの体験授業は根地嶋准教授による「理学療法士の役割、スポーツとの関わり」です。

 

11日のオープンキャンパス実践講座は俵准教授による「息切れを軽くする方法について考えよう」です。

 

25日のオープンキャンパス実践講座は有薗教授による「命を助けるリハビリテーション―集中治療室と理学療法士―」です。

 

毎回異なる教授陣による体験授業と実践講座を行います!

この機会にぜひ、聴講してみてくださいね。

 

 

ここからは、6月16日に開催したオープンキャンパスの様子をご覧ください!

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運動中の呼吸を測定する方法を説明しました。

 

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筋肉の反応を診る検査を体験してもらいました。

 

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高校生から学生生活や入試のことなど相談を受けました。

 

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高校生のみなさんの参加をスタッフ一同待っています!!

 

 

【お知らせ】

「リハビリテーション専門職体験」申し込み受付は残りわずかです

案内ページとお申込みは↓こちらから。

https://www.seirei.ac.jp/event/detail.php?CN=245893

7月24日(火)、8月24日(金)浜松市リハビリテーション病院にて、

リハビリテーションに興味のある高校生を対象に、リハビリテーション専門職体験を開催します。 

(7月24日は定員に達したため、申し込み受付を締め切りました)

 

「理学療法士になる夢を叶えたい」高校生のみなさんの参加を待っています!

2018年7月 6日 (金)

【No.358】卒業生レポート No.2 ~聖隷リハビリテーションセミナー報告~

 

 

こんにちは。理学療法学科7期生の佐久間俊輔です。

今回は、第9回聖隷リハビリテーションセミナーの報告をさせていただきます。

 

 

今回は、東京工科大学の菅原 仁先生と本学の金原 一宏先生を講師としてお招きして、『脊柱の治療』について講義と実技指導を行っていただきました。

 

聖隷リハビリテーションセミナーは、聖隷クリストファー大学 リハビリテーション学部が主催しており、卒後教育の一環としてこのようなセミナーが定期的に開催されています。

 

 

『脊柱の治療』について、筋の痛みと脊柱周囲の筋の触診と実技を中心に進めていただきました。

 

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菅原先生(画面右側)は、筋肉をしっかり触れるように皮膚の上から骨指標を丁寧に教えてくださいました。

 

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また、筋肉の走行や触れ方、感じ方についても詳しく説明してくださいました。

 

 

参加者の皆様からは・・・

 

『筋肉硬くない??…筋間はここでいいのかな??』

 

『今まで細かく触れられていませんでした。』

 

『丁寧に触診するって大事ですね。』

 

と、様々なお声をいただきました。

 

なかには、筋肉に硬結(硬くなって圧迫を加えると痛い部分)があり、「痛い!痛い!!」と言いながらも、しっかり触られて確認し合っていました。翌日大丈夫だったのでしょうか?(笑)

 

 

今回、多くの卒業生、近隣の施設、聖隷関連の理学療法士、作業療法士の方にご参加いただきました。

参加者同士でも交流ができて、とても貴重な時間を過ごせました。

 

このようなセミナーは卒業生同士のつながりや協力があってこそ、実現できていると思います。いつもありがとうございます。

 

今回、講師を引き受けてくださった、菅原先生・金原先生には敬意を表し、感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

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参加者の皆様、一日お疲れ様でした。

 

次回の聖隷リハセミナーは10月14日(日)開催します。

テーマは「実践!呼吸・心臓リハビリテーション!」です。

こちらも、講義だけでなく、実技も行いますので、実践的に学びたい方はぜひご参加ください!

お申し込み期間は8月1日(水)から9月30日(日)になります。