【No.361】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修報告 Vol.2
こんにちは。理学療法学科9期生の池田圭介です。
2018年度聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会の運営をしています。
7月12日に開催した、第2回卒業生研修会の報告をさせていただきます。
聖隷クリストファー大学卒業生、聖隷福祉事業団の1~3年目を中心にたくさんのセラピストに参加していただけました。
今回は「足関節の触診」というテーマで、聖隷クリストファー大学3期生の鈴木章紘さんに講義をしていただきました。
講義では触診をする時に、筋の形状を3D(3次元)に捉えながら「丁寧に触れていく」ことの重要性について話をしていただけました。
「丁寧に触れていく」ということを踏まえた上で、実技では腓腹筋、ヒラメ筋の触診を行いました。
始めは解剖学書を手にして、被験者の下腿に各筋をマジックで書きこんでいきました。
実際に触診していく際には、卒業生を中心としたファシリテーターの方々と解剖学的ポイントについて確認しながら進めていくことができました。
スタッフも触診に夢中になってしまい、写真を撮ることを忘れてしまいました…(笑)
次はヒラメ筋を丁寧に触れることで筋収縮を促しました。
「どのような強さで触れたら良いの?」「力を加える方向はこれでいいの?」と実技を通して多くの疑問がでてきて、参加者同士でもディスカッションをしている場面が多く見られました!
実際に講師の鈴木さんに参加者一人一人の筋を触れていただきました。
触れ方については被験者にフィードバックをもらうことで感覚的な面についても共有することができました。
今回の研修を通して、参加者の皆さんはじめ、スタッフも臨床で1つの筋を「丁寧に触れていく」ことの重要性について改めて確認することができたと思います!
勉強会終了後も時間が許す限り、実技の確認を行っていました!!
講師の鈴木章紘さん、ファシリテーターの皆さん、参加者の皆さん、勉強会に集まっていただきありがとうございました。
今後も、皆さんと一緒に実技やディスカッションを通して、臨床へ活かせるような勉強会を楽しく作っていきたいと思います!
次回は
8月9日(木)19:30~21:00
聖隷クリストファー大学3期生の石井裕也さんによる
「膝関節の触診」をテーマに勉強会を行う予定です。
次回も多くの方の参加をスタッフ一同お待ちしております。