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2015年2月

2015年2月26日 (木)

【No.137】国試がんばって会

花粉が気になる季節がやってきましたが、元気にお過ごしでしょうか。
こんにちは、田中です。

今週末は、いよいよ第50回理学療法士・作業療法士国家試験があります。
4年生にとっては、理学療法士になるための重要な試験です。
その4年生を激励するため、3年生が中心となり1~3年生が「国試がんばって会」を開きました。

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4年生が入場します。

13734年生が揃ったところでプログラムが始まりました。

1~3年生のお笑いや手作りのお守り贈呈などなど
4年生を励ます企画が盛りだくさんでした。

そのあとは、

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アドバイザーの矢倉先生から4年生へ励ましのお言葉

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4年生代表、清水さん、吉田さんの決意表明!

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1~3年生からエールと歌の合唱で4年生を激励しました。

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みんなで合格するぞー!「オー!!!

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1年生から4年生の「結束力」が4年生の力となり、国家試験も乗り越えられますね!

教員一同も心より応援しております。

【No.136】サミュエルメリット大学を訪問しました!

徐々に暖かさを感じ始めた今日この頃,いかがお過ごしでしょうか。
理学療法学科の根地嶋です。

2月の上旬,OT学科の鈴木先生とサミュエルメリット大学へ研修に行って参りました。
(鈴木先生によりOT学科ブログでも報告されていますので,そちらもご覧ください。)

この大学は,カルフォルニア州のほぼ中央の西側に位置する,オークランド市にあります
Bachelor of Science in Nursing(看護),Master of Occupational Therapy(作業療法),Master Physician Assistant(准医師),Doctor of Physical Therapy(理学療法),Doctor of Podiatric Medicine(足病医)などのプラグラムを持つ医療系の大学です。

主な研修内容は,授業見学,施設見学,教員との意見交換といったところです。
ホストしていただいたOT学科の先生方には,本当によくしていただき,英語がさっぱりな私にいやな顔一つせず接してくださいました。ただただ感謝です。

Img_0612(左端は米国OTの岡島さん。研修のサポートいただきました。)
(右から3人目,ケイト先生はOT学部長。研修のコーディネートをしていただきました。)

PT学科の授業には1コマ参加できました。
その授業は片麻痺患者の移乗動作介助方法。最初に教員がデモンストレーションをし,その後,学生同士で練習するスタイルは日本と同じでした。

特徴ある授業の一つに,シミュレーション演習があります。
模擬患者に対し学生が評価・治療を行うわけですが,サミュエルメリット大学では,模擬患者を役者さんが演じていました。よりリアルな状況を作り出しているわけです。

Img_0560(さすが役者さん,本当の患者さんのようです)


施設見学において私の興味が引かれたもののひとつに,Motion Analysis Research Centerがあります。2013年に完成したその施設は,本学の3~4倍ほどの広さがあり,三次元動作解析装置や足圧分布計,歩行解析装置,バランス解析装置などが設置されていました。

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(実際の実験場面を見てみたかったです)

サミュエルメリット大学との交流は,これからさらなる発展をしていく予定です。
どのように発展していくか,とても楽しみです。
ただ英語の勉強が必要ですね。がんばります。

2015年2月19日 (木)

【No.135】大学院報告!

立春を迎え、草木の花もほころび始めている今日この頃、
元気にお過ごしでしょうか。

こんにちは、田中です。

大学院リハビリテーション科学研究科では、修士論文審査、
博士論文審査が終わり、卒業式前に論文発表会が行われます。
この発表会では、専門分野以外の聴衆にも理解してもらえるよう、
専門用語をわかりやすく、内容を噛み砕いて、
プレゼンすることが求められます。


西田教授の生体機能理学療法解析学研究室では、
この発表会に備えて例年合宿を行っています。
(今年は2月7-8日に御前崎の民宿「かけ家」で開催しました)


発表者(M2、D3)以外の院生(M1、D1、D2)も含め、
研究室全員参加の合宿です。

合宿テーマは、「論文発表会の予演会」。
特に試行錯誤を重ねてきたM2の発表を誰もがわかるプレゼンテーションへと磨きあげることに重きを置いてスケジュールを組んでいます。

今年は、各自の発表後にグループでディスカッションをし、より一層良くするためのアドバイスを行いました。
発表の流れ、結果の提示の仕方、用語の説明方法、
大枠から細部まで活発に意見を交わしました。


そのあとは、「新鮮なお魚たっぷり!!の美味しい夕食」と
「熱い!?お風呂」で一息。

(食欲に負けて写真を撮り忘れました、スミマセン。料理とお風呂のイメージはかけ家さんのホームページを参考にしてください)

そして、就寝・・・・・

と言いたいところですが、ここからが本番です!
グループワークが始まり、さらに議論を重ね、
具体的な修正が行われます。

いかに聴衆の心を引き付け、わかりやすく伝えるか、そのための戦略を練っていきます。
各グループ、M2各自が夜を徹して修正を進めることで、
どんどん磨きがかかります。

夜が明けるころにはゴールが見え、一時の休息時間が流れます。
Zzz…


翌早朝の発表では、それぞれの一番伝えたいことがわかりやすい
内容にまとめられていました。
西田教授からの最後の指導を受け来たる論文発表会が楽しみです。


M2が中心の合宿ですが、D3にとっては最後の合宿であり、
論文発表会は3年間の集大成であります。
さすが!
貫禄のあるプレゼンであり、その後のグループディスカッションで出てきた質問にも、堂々と答える言葉のひとつひとつに自信が
溢れていました。


研究は孤独なものというイメージが先行しますが、研究室ではM1からD3までの誰もが学年の垣根を越えて、
意見交換・議論する場があります。
西田教授をはじめ、仲間との関わりにより、より良い研究へと発展させることができるのが、研究室の強みです。

興味のある方は、研究室のホームページをぜひご覧ください!

135発表会に向けての準備ができ、満面の笑顔!(^^)!で記念撮影。
リハビリテーション科学研究科
生体機能理学療法解析学領域
http://www.seitai-pt.com/